▼雷魚

熊本市動植物園に足を運ぶ。現在、園内あちこちで工事が行われているので、行動範囲が制限されている中、レストラン棟の向かいにある動物資料館の横看板が目に入った。何と、中には麒麟の骨やら淡水魚などを展示しているところである。
動植物園なので、淡水魚がいても何も問題はないが、昔々の同園の前身である水前寺動物園を思い出した。数十年前のことなので、微かな記憶しか残っていないが、その昔も、確かに小魚が泳いでいる水槽を覗き込んでいたことを思い出す。
今回、熊本地震後に立ち入り禁止になっている施設が多々あったので、その存在に気づかぬまま、地震後十数回足を運んでいたことになる。とても不思議な空間であり、炎天下を避け、偶然に涼を取るために立ち寄れて幸運であった。
同施設には、多くの淡水魚が泳いでいるものの、水槽の外から撮影するのは、至難の業。水槽からレンズが離しすぎると外界が映り込んでしまう。かと言って、水槽にベタ付けで撮影すると、ちょろちょろ動く淡水魚へのフォーカスが難しい。
雷魚、オイカワ、フナなどの小さな眼球に照準を当てるので、オートフォーカスを切り、フォーカスリングを手で回し、動く先を予測しながら撮影して行った。水槽内は思ったほど明るくはないので、ISOを上げて、モノクロームで撮影することにした。
十数分間の撮影時間であったが、昔々の水前寺動物園を思い出しながら、集中力を使い果たし、マスクの中はサウナ状態で、汗が吹き出し溜まっている。撮影後の冷たい飲み物が欲しくなり、近々に冷え切ったウィルキンソンの炭酸をグビグビと・・・。
▼フナ

▼オイカワ

▼ムギック


▼水面スレスレにじっとしている魚

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