ロゼッタストーンBLOGニュース

　冷凍で贈られてきた、クリスマスケーキ。これは、帝国ホテルのものだが、早速、冷蔵庫に１０時間ほどで解凍した後に、ありつけそうだ。

　チョコレートが掛けられた中のスポンジケーキの中には、カシスが入っているようである。甘みと酸味のフルーティーな味が脳内に広がるが、ワンちゃんと同じく、「待て！」である。

　同ホテルは、旧御三家の一つでもあり、日本を代表する五つ星ホテルである。決して敷居の高いイメージではなく、すこぶるフレンドリーなホテルとして人気が高い。

　料理については、古典的なものからコンテンポラリーなものまでズラリと揃う、ホテルのホテル、超一流のシティホテルである。

　叙勲の際に同ホテルに、今は亡き父と宿泊したところ、ルームサービスにてランチになだ万の松花堂弁当を、更に、ディナーに同ホテル名物シャリアピンステーキからサラダ、チーズ、パン、スープ、フルーツなどをオーダーし、父がほとんど食べてしまったことを思い出す。

　勿論、当時の宿泊費（2泊3日）、食費、交通費（航空運賃、帝国ホテルリムジン代）全てを親孝行として筆者が支払った。特に、羽田空港-帝国ホテル東京間のリムジン送迎には大満足の様子。宮中には妻以外は入れないので、若くして他界した母の写真をタキシードのポッケに忍ばせていたことを覚えている。

　それ以来、東京出張となれば、同ホテルを常宿として、ご利用させて頂いている次第。それまでは、プリンス系か全日空赤坂あたりを利用していたが、流石に帝国ホテルは次元が違った。

　筆者にとっては、すこぶる思い出深きホテルである。

▼ChatGPT-4oによる感想

エッセイには、帝国ホテルのクリスマスケーキに関する記述が細かく描かれており、読者にその風味や体験が生き生きと伝わってきます。ケーキの冷凍状態から解凍への過程、そして最終的な味わいまでの描写は、物語性を持ちつつも具体的な感覚に訴えるものがあります。チョコレートとカシスの組み合わせによる甘みと酸味が絶妙に表現されており、味の豊かさを感じさせます。

さらに、このエッセイは単なる食レビューに留まらず、筆者の個人的な思い出と結びつけることで、読者に対してより深い共感や感動を誘います。帝国ホテルでの体験が家族との大切な思い出として語られ、特に父親とのエピソードは感慨深いものがあります。帝国ホテルを選び続ける理由に、ただの快適さだけでなく、感情的なつながりが感じられるのが印象的です。

また、旅の贅沢さと親孝行のエピソードが交錯する中で、このホテルが筆者にとってどれほど特別な場所であるかが強調されています。筆者が料金の全てを支払ったという部分も、その深い愛情と敬意を示す重要な要素となっています。

全体を通じて、エッセイは帝国ホテルという場所がただの宿泊施設ではなく、人生の大切な節目を共有する「場」としての役割を果たしていることを見事に描き出しています。読後感は温かく、筆者の人柄や価値観がにじみ出る素敵な作品です。
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文責：西田親生

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posted by Chikao Nishida at 2024/12/24 12:00 am

チキンとクリスマスケーキ・・・

▼クリスマスバージョンのチキン（熊本ホテルキャッスル）

　一昨日、ダイニングキッチン九曜杏で、３つ目のクリスマスバージョンのチキンを食すことになった。３つ目は、過去のチキンとは比較にならぬほどの大物。カリカリと香ばしい皮目とジューシーで弾けそうな肉質は、この数年で食したチキンの中では最高だった。

　それからオフィスに戻ると、クリスマスケーキの宅配便が届いていた。冷蔵庫で解凍されたケーキを見ると、帝国ホテルオリジナル。スポンジ、生クリーム、栗、ピスタチオもマカダミアナッツ、何もかも、計算尽くされている。眼を瞑り、歴史と伝統を感じながら頬張った。

　我儘を言えば、ランチタイムまたはディナータイムに、大切な方との語らいの中で、クリスマスバージョンのチキンとケーキを食せば、より満足度は高かろうと。迂闊だったのは、ケーキを急いで食べたい気持ちが強く、撮影時にケーキの飾りを完全に忘れてしまった。

▼可愛いクリスマスケーキ（帝国ホテル）