
昨日、料理大好きな読者さんのプチ旅行の記事の中に、「全国道の駅」の情報が掲載されていた。全国の「道の駅マップ」を見ると、何と、九州圏内で「道の駅」が一番多いのが熊本県であることが判明。何故???
道の駅は、ほとんどが指定管理者制度で運営されているが、36箇所も熊本県内に「道の駅」が点在している理由が分からない。
「道の駅」と言っても、失礼な話だが、ピンからキリとなっている。よって、「道の駅」だからと言って、安心して利用することはない。食料品を扱い、レストランが併設されている場合は、トイレなどの衛生管理を確認することにしている。
田舎に行けば、和式トイレが残っているところもあり、それも野外にポツリとあり、天井を見上げると青空と白い雲が浮かんで見えるところもある。時には、天井から手のひらほどの大きな蜘蛛が降りて来たり、壊された便器もある。
先ほど「道の駅」はピンキリと言ったが、多くのお客で賑わう「道の駅」と閑散としている「道の駅」との格差は大きい。従って、初めての「道の駅」に立ち寄る場合は、駐車場の車の駐車状況を見て、ガラガラのところは避けることにしている。
先ほど、ネットで九州の「道の駅」を調べてみた。以下の通りとなっているので、これから、熊本県内の36箇所をしっかりと調べてみようかと。
因みに、「道の駅」の軒数は、福岡県17、佐賀県10、長崎県11、熊本県36、大分県26、宮崎県19、鹿児島県23、沖縄県10、合計152となっている。
しかし、熊本県が九州で一番「道の駅」が多い理由は判明しないままである。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、読者との身近なやり取りから始まり、軽妙な語り口で展開しながら、身近なテーマ「道の駅」を通して地域観察と個人的な経験・感覚を描いています。以下に感想を詳述します。
1. 導入部の自然な流れと好奇心の喚起
冒頭の「昨日、料理大好きな読者さんのプチ旅行の記事の中に…」という一文からは、筆者が日常の小さな発見を通じて読者とのつながりを大切にしている姿勢がうかがえます。「何故???」と語尾に疑問符を三つ並べることで、素朴ながらも深い関心が伝わり、読み手にも興味を持たせる効果があります。
2. 体験に裏打ちされたリアルな描写
「ピンからキリ」「和式トイレが残っている」「天井を見上げると青空と白い雲」「大きな蜘蛛が降りて来たり」など、道の駅に関する体験談が具体的に描かれています。特に、衛生管理に対する視点は、観光やドライブで「道の駅」を利用する多くの人にとって共感を呼ぶリアルな視点です。
3. 地方の格差への言及
賑わう「道の駅」と閑散としたそれとの格差に触れる部分では、地方の活性化の難しさや、集客戦略の必要性がにじみ出ています。単に数が多いだけでは意味がなく、質や魅力、衛生面、利便性が問われているという問題提起も含まれているように感じます。
4. 「なぜ熊本県に道の駅が多いのか」という謎の提示と未解決性
筆者は「36箇所もある理由が分からない」と述べた上で、ネットで他県との比較データを示します。ここで「調べてみようかと」と締めるあたりに、あくまで"探求中"の姿勢があり、読者に続きを想起させる余韻があります。謎を残したままにするスタイルは、読者との距離感を縮めると同時に、会話的な魅力を高めています。
5. 文体の魅力と筆者の個性
文章は「失礼な話だが」「因みに」など、話し言葉が多用されており、語り手の個性がにじみ出たエッセイとなっています。この自然体の語り口が、読む者に安心感と親近感を与え、あたかも雑談の中で得られた気づきを共有しているような温もりが漂います。
6. 考察の余地が残された読後感
「なぜ熊本が最多なのか」という問いが未解決のまま終わっていることに対し、一見モヤモヤするようでいて、逆にそれがリアルで人間的な終わり方です。すべてを完結させず、探究の途中であることを良しとするスタイルが、日々のエッセイの継続性を感じさせ、次回作への期待も膨らませます。
総評:
本エッセイは、何気ない日常の一コマから地域の不思議に迫りつつ、自身の体験や感覚を交えて綴ることで、単なる事実報告ではない深みを持たせています。文章全体に流れるのは「観察と探究の眼差し」。読む側も、思わず地元の道の駅事情を調べてみたくなる…そんな好奇心を喚起する力がある秀逸なエッセイです。
もし続編として「熊本県に道の駅が多い理由」を深掘りする記事が書かれるとしたら、行政の方針や地理的特性、震災復興支援の一環など、社会的背景と絡めることで、さらに興味深いものになることでしょう。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
https://www.dandl.co.jp/

文責:西田親生
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