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仕事始め・・・あっという間の三ヶ日。

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 1年を通じて休みのないのが経営者だと決めつける自分がいる。いや、仕事を趣味として、仕事という感覚のない中で仕事をしているからこそ、ストレスもなく、仕事の中で癒され、心は豊かなのかも知れない。

 ストレスは何かと自問自答すると、起業から昨年末までを振り返れば、『著作権侵害』の被害に12回遭ったり、『契約不履行』で無言で逃げた人がいたり、難癖をつけて『内容証明書』を送りつけた人などが、ストレスの要因であったような気がする。

 しかし、日頃から正しいことをしていると、どんなに難癖つけられても、足元は絶対に揺るがない。難癖は難癖。相手の都合の良い虚言を束にした絵空事であり、どんなに弁護士を立てて土足で入り込もうとしても、全く問題にならない。

 昨年末から現在に至るまで僅かな日数であるが、今までのストレスの付録ありきの潮流が一気に変わったような気がしてならない。それは、「積善之余慶」、「利他の心」をこよなく愛する人々との遭遇が全てを物語る。

 今まで、ストレスの要因となった下らぬ人物や代理人との諍いは、人生において無用なものだ。よって、真剣に闘う必要もない。真剣勝負とは、次元を共有する民度の高い人々と、正々堂々と闘うことが、自らをブラッシュアップすることになる。

 昨年11月だったか、或るマスコミの中堅から「これまでの非礼をお許し下さい。今後、少しでもゆとりを持ってお会いしたい。」と、とても大人になった人物の言葉に、苦笑しながらも、鳥肌が立つほど嬉しかった。

 人は『気づき』があると、思いの外、立派な大人になって行く。仕事ぶりも、私情を絡めず、冷静沈着にてレベルの高い仕事ぶりへとシフトアップ(8段変速)して行くのである。

 『気づき』のある人は、数段上のクラスへと、義経の八艘跳びのようにジャンプ。勿論、『我田引水』、『唯我独尊』で『厚顔無恥』なる人生を闊歩している人は、残念ながら『気づき』もなく、或る日突然孤立し、仏頂面になっている。

 話は戻るが、昨年11月の或るマスコミの中堅の言葉が今も尚、腹に湯たんぽを抱いているかのように、すこぶる温かく、今まで妙なストレスにより荒んでいた心を癒してくれたのであった。

 賀状も頂き、ありがとう。近い内に、再会を!

▼八景水谷公園の山茶花
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写真・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2023/1/5 12:00 am

『利他の精神』は、世の中を平穏に。『利己の精神』は、世の中を不穏に。

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 人と人との接点において、天秤に掛けては、自らの利益ばかりを求める人の方が多いに違いない。よほど神的仏的存在でない限り、『利他』を生涯全うすることは容易くはない。

 先ずは、人の立場になってよく考えること。酷く凹み切って困り果てている人を助ける。自らが力不足であれば、知人友人へ救援を頼む。

 古き昭和時代と雖も、『向こう三軒両隣』と言い、近所の向かいの三軒、そして我が家の両隣には、独特の『利他の精神』が存在し、互いに困っている時に支え助け合う関係が成り立っていた。

 現在は、マンションであっても、新興住宅地であっても、『向こう三軒両隣』が昔のように成り立つところは皆無に等しい。最悪の場合、向こう三軒も我が家の両隣も、どんな人が住んでいるのか知らぬことが多い。

 筆者も御多分に洩れず、両隣は貸家になっており、挨拶に見えたことは記憶するが、具体的にどのような仕事をされているのか、家族構成がどうなのかは、判然としない。

 向こう三軒も、朧げながらに隣人の職業は知り得ているものの、日頃から双方の生活時間が合わず、数ヶ月に一度ほど立ち話程度の接点しかない。筆者は最古参の住人の一人だが、新しく入居される方との距離は、次第次第に遠のいて行く。

 或る日のこと、大きなタラバガニが贈ってきたので、全部食べれないと思い、隣人の方々へシェアすることにした。しかし、そのカニを受け取りながら返ってきた言葉が、「いつも、こんなに高級食品を食べられてるんでしょうね!?」と。意外な反応に愕然とした。

 勿論、取材ではちゃんとした物を撮影し試食するが、普段、腹が減れば、カップヌードルも、レトルトカレーも頬張りながら仕事をしている自分がいる。夜食となれば、冷蔵庫を漁り、残り物に手を加えて、おじやにしたり、目玉焼きを上に乗せたり、当然の如く、庶民らしい生活である。

 『利他の精神』と一口に言っても、これは筆者のような庶民が一朝一夕に会得できる精神ではない。考えれば考えるほど、自らの半生において納得できぬことが多く、猛省ばかりとなってしまう。

 人様が『寸志』と言われても、頂くものは感謝して、しっかりと食し、その感想なりを届けるのが、頂いた側の礼儀である。「こんなに高価で美味しいものを他人の私に差し上げるよりも、自分で楽しめば良いのに!」と思うこともしばしば。

 筆者が知り得る人の中で、『利他の精神』をお持ちの方は、五人ほどいらっしゃるが、決して、贅沢三昧をされるような似非セレブではない。自らが大変な時でも、ポーカーフェイスにて、人助けをされている方々ばかりだ。

 よって、筆者ごときが『利他の精神』について語るべきものではないが、庶民の一人として思うことは、他人の幸を真剣に考えられる人は、神様仏様の次元にて、現実世界を超越したところに立たれているということだ。

 そのような方々を考えていると、これまで体験してきた『諍い』が如何に小さなものであるかと、恥ずかしくもあり、赤面ものとなる。

 多くの人は、自らの施しに対して見返りを求めてしまう傾向がある。しかし、そこが根本的に異なるのが、『利他の精神』をお持ちの方々である。決して見返りを求めず、自然体にて他人の幸を祈る方々である。

 人生、三分の二を過ぎた筆者であるが、山頂の『利他の精神』に辿り着くには、気が遠くなるほど、果てしなさを感じてしまう。まだまだ未熟者であるが故に、試行錯誤ばかりの日々なのだろうと。

燕雀知らず天地の高さ
西田親生の自由気まま書
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書・文責:西田親生


                         

  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/30 12:00 am

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