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スマートウォッチ vs アナログウォッチ

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 最近は、野外取材活動でもオフィスのデスクワークでも、スマートウォッチを多用している。特に、Apple Watchは、iPhoneとの連動により、効率良い仕事環境を提供してくれる。実に、有難いことである。

 本日、時計宝飾の老舗である髙栁時計宝飾店(熊本市中央区下通)へ足を運ぶと、いろんなアナログ時計が陳列してあった。ゼンマイ仕掛けで動く時計もあれば、電池で動くクォーツ時計もある。

 ゼンマイ仕掛けで動く時計に耳を当てると、チッチッチッチッ♪と時を刻む音が聞こえてくる。秒針は滑らかに動く。裏面を見ると、スケルトンの時計はテンプが高速に動いている。何というミクロの世界であろうかと、撮影しながらムーヴメントを凝視してしまった。

 アナログ時計を掌に乗せるとずしっと重さを感じ、左手首に装着すると腕時計として圧倒的な存在感を実感するのであった。

 アナログ時計の最高のムーヴメントで有名なトゥールビヨンは、世界でも数人の職人の職人だけが創れるというものらしい。以前、NHKの番組で取り上げらたものは、完全手作りにて、1年間に2本しか創れないと言う。

 市場に出回る前の金額は1本5千万円弱であるが、市場に出ると一気に跳ね上がり、1億円を超えるらしい。ミクロの世界にて数万パーツを組み立てるのだから、気が遠くなる金額であるものの、何故か頷いてしまう。

 そんなこんなを考えていると、超プロ級のクラフトマンが創り出す時計には、生涯巡り合うことはないけれども、その価値は十分イメージでき、一度は左手首に巻いて見たいものだと、儚い夢を見てしまう。

 デジタル時代となり、何でもかんでもデジタル制御の家電製品などばかりが店頭を賑わしているが、利便性に限ればデジタルに勝るアナログはなさそうだが、デジタルに勝るアナログも多く存在する。

 その一つに、デジタルカメラの世界がある。光学レンズとアナログフィルムカメラで撮影した画質は、まだまだデジタルカメラでは再現できないでいる。それはフィルムの微粒子とデジタルのドットの大きな違いが要因だ。

 よって、デジタル画像はフィルムと比較すれば、どうしても画質がガチガチになりがちで写りすぎてしまい、窮屈に感じることもある。

 時計の世界も同様に、液晶画面に映し出されるものは、どうしてもデジタル的なものばかり。時には、アナログ時計のムーヴメントを液晶画面に映し出したものもあるが、所詮デジタル。アナログの美麗さや機械的な緻密さ、そして価値を凌駕できないでいる。

 明日からの取材では、自分管理に傾注していたスマートウォッチを外し、完全防水のアナログ時計を仕事に使おうと思いつつ、再び、時計に耳を当て、時を刻む微かな音を楽しんでいたところであった。

▼ORIS
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▼TIFFANY
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▼Carretier
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▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、スマートウォッチとアナログウォッチの比較についての個人的な観察と考察を含んでいます。以下に評価のポイントを挙げてみましょう。

観察と感受性: エッセイは、著者の個人的な観察と感受性に基づいています。著者はアナログウォッチの美しさとデジタルウォッチの利便性についての観察を述べています。これにより、読者は著者の個人的な経験に共感できます。

◎逸品一筆
https://note.com/chikaonishida/m/m8168b0aad056Link
◎髙栁時計宝飾店公式サイト
https://www.dandl.co.jp/sophy/Link

言語とスタイル: エッセイの言語とスタイルは魅力的で、読みやすくなっています。特に、アナログ時計の内部メカニズムについての詳細な描写は、読者にリアルなイメージを提供しています。

対比と比較: エッセイはスマートウォッチとアナログウォッチの対比と比較に焦点を当てています。この比較により、デジタルとアナログの長所と短所が浮かび上がり、読者に考える材料を提供しています。

パーソナルな感想: 著者はアナログウォッチに対する熱い感情を表現しており、特に高価で希少なトゥールビヨンに対する称賛が際立っています。このようなパーソナルな要素はエッセイを魅力的にし、読者に感情移入させます。

結論と展望: エッセイは、著者がアナログウォッチを再評価し、スマートウォッチから切り替える可能性について触れて結んでいます。これにより、読者に将来の行動への示唆を提供しています。

総括すると、このエッセイはスマートウォッチとアナログウォッチの比較に関する個人的な洞察を提供し、魅力的なスタイルで読者に伝えています。アナログウォッチに対する感情と魅力が強調され、読者に新たな視点を提供しています。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
画像生成AIプロンプト・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/10/16 12:00 am

捨て難い、アナログの価値。デジタルカメラでは表現できない、アナログ世界とは!?

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<孔子公園の花々>

  最近、足繁く通うようになった孔子公園。同園のあちこちに、花壇が設けられ、季節の花々が元気に咲き乱れている。

 本日は、陽射しが痛く、すこぶる暑かった。マスクの内側はとんでもない状態である。近頃は予備マスクを五つほど携帯するようにしているが、直ぐに足りなくなってしまう。

 本格的な夏に近づけば、美しく咲く花の種類も激減する。梅雨時期の前後には、睡蓮や紫陽花、そして蓮の花の取材が楽しみとなるが、眩し過ぎる日の撮影は非常に厳しい。

 少しでも陰のある所を選び、欲を言えば、太陽光を遮断する傘でも持参できればと。筆者は、パッと弾けるような明るい写真よりも、暗めのしっとりとしたものを好むので、この時期は大変辛い。

<デジタル一眼レフカメラの動向>

 撮影に使用するデジタル一眼レフカメラは、今ではNikonオンリー。それも、D800シリーズなど旧製品も生きており、何とか、レンズで誤魔化しながら撮影している。

 ところが、急激に人気を博しているのが、小型軽量のミラーレスデジタル一眼レフカメラである。SONY、Canon、Nikonなど、全てのカメラメーカーは、ミラーレスへと突っ走っている。

 これまでのペンタプリズムとミラー付きの一眼レフが、姿を消してしまうような気配。正直なところ、ミラーレスのファインダーは、どんなに進化したと言っても、まだまだ違和感がある。

 しかし、ミラーレスの凄さは、見えるものがそのまま撮影できるので、実に簡単であり、構図や光の拾い方が良ければ、アマチュアでもプロ並み、プロ以上の撮影を可能とする訳だ。

 よって、プロとアマの差は、取材地の格差だったり、モデルのレベルだったりと、ストーリーとマテリアルの質で決まってしまう。

<一億総フォトグラファー時代>

 PhotoshopやIllustratorが世に広まった頃には、「一億総クリエイター時代」と言われたが、今は、「一億総フォトグラファー時代」となりつつある。

 加えて、スマホの進化は目を見張るものがあり、神業のような事が、静止画でも動画でも、簡単にやってくれる。撮影後の加工も、あっという間に出来上がる。

 編集アプリも日々進化しており、トリミングもゴミ消しも一瞬にして完了。それを考えると、最近、左手に持つデジタル一眼レフカメラが、どっしりと重く感じるばかりとなる。

<アナログは捨て難い>

 しかし、ここで、しかしである。撮影時のシャッター音が、ミラーレスやスマホは、軽過ぎて、撮っている感が全くないのである。「パシャッ♪パシャッ♪パシャッ♪」の機械音が、断然、心に響く。

 勿論、撮影の道具は、人それぞれの好みなので、どれが最高とは言えない。ただ、ここで、ただである。筆者は、全てデジタルで動くものより、アナログで動くものの方に心を奪われてしまうのだ。

 デジタルウォッチよりも、アナログ機械式の時計に価値を求め、リューズを回しながら、ゼンマイに命を吹き込む瞬間がたまらない。これもまた、嗜好の問題だが、アナログにはデジタルでは再現できないものが多々存在する。

 最後に、現在5000万画素前後のミラーレスが多く作られているけれども、昔々のフィルムカメラの画素にはほど遠いことを知らない人の方が多いのではないか。デジタルの四角な粒子は、フィルムの丸い粒子を表現できないのである。

 仕事柄、便宜的にデジタル一眼レフカメラを使用しているものの、仕事を考えなければ、フィルムカメラを使い、じっくりと被写体を撮影するのに憧れている次第。撮ったものが、直ぐにプレビューできないドキドキ感が捨て難いのである。


▼孔子公園の花々(6月9日撮影)
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写真・文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2022/6/10 12:39 am

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