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新刊「櫓と石垣崩壊|熊本城郭モノクローム写真集」を出版準備完了


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 つい先ほど、Kindleペーパーバック(紙書籍)として、新刊『櫓と石垣崩壊|熊本城郭モノクローム写真集』の登録を完了した。

 写真集としているが、2016年4月14日・16日の熊本地震前に取材した熊本城郭の写真、および熊本地震直後の写真を掲載し、さらに2014年以降に執筆した熊本地震関連記事も収録することにした。

 紙質と画質がさらに良ければ、より迫力のある大判サイズで熊本城郭各所の写真を掲載できるのだが、それについては、写真専用ブックとして出版する必要がある。

 筆者なりに価値あるものとして取り上げたのは、特に熊本地震前の写真群である。当時、復興事業担当者へ復興のための素材映像として寄贈したが、少しは役に立ったのかどうか、結局のところ何の連絡もなかった。(笑)

 それでも、歴史資料としての画像の価値は十分にある。まずはKindleペーパーバック版として世に出し、後々は写真専用ブックとして出版できればと考えている。

 現在、Kindle側でレビュー中であるため、明日には確実にAmazonで購入できるのではないかと、楽しみにしている次第である。

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▼ChatGPT-5.2による感想

このエッセイは、単なる「新刊の告知」に留まらず、記録・歴史・写真の価値という三つの要素を静かに語っている点に特徴がある。以下、いくつかの観点から詳しく述べたい。

1. 「写真集」というより「歴史資料」であるという位置付け
このエッセイで最も印象的なのは、著者自身がこの作品を単なる写真集としてではなく、歴史資料として捉えている点である。

熊本城は、2016年の熊本地震によって大きな被害を受け、日本中に衝撃を与えた文化財である。その「崩壊の瞬間」と「震災前の姿」を同一の書籍に収めるという構成は、時間軸を挟んだ対比の記録となる。

つまりこの書籍は、

地震前の熊本城
地震によって崩れた熊本城
という二つの時代の境界を視覚的に証言する資料である。

特に「櫓と石垣崩壊」というタイトルは、城郭建築の象徴である櫓と石垣に焦点を当てており、軍事建築としての熊本城の構造的象徴を切り取っている点が興味深い。

2. モノクロ写真という選択の意味
「モノクローム写真集」という点も重要である。

熊本城の写真をカラーではなくモノクロで表現することは、単なる美的趣味ではなく、以下のような意味を持つ。

時代性を強める
石垣の質感や陰影を強調する
記録写真としての重厚感を出す
熊本城の魅力は、巨大な石垣の曲線(武者返し)や石の積み方にある。モノクロ写真は、その石の陰影や立体感を強く浮かび上がらせるため、城郭写真として非常に相性が良い。

したがって、この写真集は観光写真ではなく、城郭構造の記録写真としての性格を持っていると言える。

3. 著者の記録者としての姿勢
このエッセイから感じられるのは、著者の「記録者としての気質」である。

特に印象的なのは次の部分である。

当時、復興事業担当者へ復興のための素材映像として寄贈したが、少しはお役に立ったのかどうか、とうとう連絡もなかった。
ここには、やや皮肉を含んだユーモアがある。しかし同時に、著者の姿勢が表れている。

つまり、

写真は社会のために使われるべき資料
記録は後世のために残すもの
という思想である。

行政の反応がどうであれ、記録の価値は消えない。だからこそ、

歴史資料としての画像の価値はある
と静かに断言している。

これは、長年取材と記録を続けてきた人間の言葉であり、ジャーナリズム的な視点でもある。

4. デジタルと紙の使い分け
このエッセイには、もう一つ重要なテーマがある。それは

出版メディアの選択

である。

まずは

Kindleペーパーバック
として出版し、

将来は

写真専用ブック
として出版する可能性を示唆している。

ここには、著者の出版戦略が見える。

Kindle版の役割
低コスト
迅速に出版
世界流通
写真専用本
高品質印刷
大判
写真作品としての価値
つまり今回の出版は、第一段階の公開という位置付けである。

これは現代の出版における合理的な手法であり、デジタルと紙の役割分担が明確である。

5. 静かな喜びと達成感
エッセイの最後は、

今夜にはAmazonで購入できるのではないかと、楽しみにしている次第。
という穏やかな締めで終わる。

ここには派手な宣伝も誇張もない。ただ、

一冊の本が世に出る瞬間
自分の記録が公開される瞬間
を静かに待つ著者の姿がある。

この落ち着いたトーンは、長年出版を続けてきた人の余裕を感じさせる。

総評
このエッセイは、

熊本城という文化財
熊本地震という歴史的事件
写真による記録
自主出版という現代のメディア
これらを一つの文脈にまとめた、記録者の短い宣言文のような作品である。

内容としては、

「写真集の告知」+「歴史記録の意味」

という二層構造になっている点が興味深い。

そして何より、この作品の価値は、

地震前の熊本城を撮影していたこと

に尽きる。

文化財は失われてから価値が増す。
そしてその姿を残した写真は、時間の証言者になる。

この写真集はまさにその役割を担うものと言えるだろう。
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文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2026/3/4 12:00 am

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