
写真上は、熊本ホテルキャッスルのダイニングキッチン九曜杏の「ビーフピラフ」である。とてもシンプルで、さらっと完食。リーズナブルな料理の一つとしてオススメしたい。我儘を言えば、ホースラディッシュか和山葵を添えれば、もっと味が締まる。
ピラフの具を覗き込むと、黄色い銀杏の実が沢山入っている。熊本城は「銀杏城」という異名があり、同ホテルの社章も「銀杏の一枚葉」である。なるほど、地産地消の脇役として、地味だがしっかりと目立っている。
写真下は、週替わりパスタランチのパスタ(ハーフパスタ)。先週のショートパスタからスタンダードなパスタに変わっており、主役はゴーヤと豆腐。そこに目玉焼きとチーズスライスがトッピング。
ガーリックトースト1枚が、重厚な器の羽の上に添えられている。見た目は、容量が小さな器のようだが、深さがあり、結構な量となる。最近は、完璧なアルデンテでサーブしてくれるので、消化も早い。
このように、同レストランは週替わりのランチメニューに、日々工夫を凝らしている。料理はシェフと客との闘いなので、シェフ側からすれば、如何に客を唸らせるかにある。逆に、客からすれば、常に唸りたい気分となる訳だ。

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

文責:西田親生
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