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「いいね!」稼ぎの苦肉の策か!?

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※写真はイメージ

 とんでもないFacebookの呟きに遭遇すると、「この人は、何の目的でこのような写真をアップし、訳の分からぬ事を呟くのだろう!?」と、数秒立ち止まり固まってしまう事がある。

 昨日遭遇したのは、見るに堪えない下着の後ろ姿。本人の店の露骨な宣伝かも知れないが、20代の若い素人女性にショーツを試着させ、背後からヒップ部分のズーム写真を撮り、その試着姿をアップしていたのである。いくら試着だ、仕事だと言っても、そこじゃなかろうと閉口してしまった。

 露出度の高い女性の写真を掲載すれば、多くの男性が集まると思い込んでいるのか(確かに妙な輩は蔓延る)、それを素材に営業に結びつけようという魂胆なのか!?・・・実に稚拙で品が無い。一端の大人、経営者が行う業ではなさそうな気がするが、本人はSNSを適切に活用していると思い込み、履き違いしている事など全く気付いていない。いや、気にしない性格なのかも知れない。

 筆者が、仮に学生に戻ったとして、前述のような親が居たらどん引きどころの話ではない。恥ずかしいやら情けないやら、親として失格というレッテルを貼ってしまうに違いない。どんなに自分の親だとしても、軽蔑の眼差しで見下してしまうだろうと。

 ネチケットに反する情報は無数にある。特に個人が特定される環境下でも、このように馬鹿げた呟きをのうのうとやっている人物も沢山居る訳だ。「どうした、日本人?」、「何を血迷っている、日本人?」と言いたくなってしまう。

 このような状態が長期に亘り続くのであれば、国が衰退しどん底に落ち込むのは時間の問題。思考回路もショートしており、人格欠損の何ものでもない。Twitterが上陸した頃は、グーを握って選挙ポスターのようなプロフィール写真を掲載した似非コンサルタントが無数に出没した事を想い出すが、Facebookにおいて個人が特定されようとも、赤恥をかきっ放しに気付かぬ人物も沢山居るのである。

 何の力量も能力も無いのに、バーチャルな世界にのめり込み、バーチャルタレントを目指す阿呆者も、この熊本市という狭いエリアでもよく見掛ける。守秘義務を無視した法律関係者も、新興宗教のようなグループも、マルチ商法の集団も、出逢い系を中心とした不埒な輩も沢山居る訳だ。

 筆者としては、できる限り歯車の狂った方の呟きや情報を閲覧しないようにしている。勿論、読む価値もなく、見るだけで鳥肌が立つだけで、日本精神文化の低迷を再認識するだけの話である。・・・本当に、大人の居ない国になってしまったようだ。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/8/3 02:17 am

譲り合い助け合いの精神

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 近頃、コンクリートジャングル(死語に近いが)の上空を、数千羽、数万羽という椋鳥の大群に出くわすことがある。陽が昇ると一斉に活動を開始し、陽が傾き始めると、正確なアラーム時計が鳴るような勢いで、大群をなして彼らの寝床へと戻って行く。自然のリズムに背かず、愛情をもって子育てに力を注ぎ、天敵や自然界の猛威から身を守るための知恵を持ち、短く儚い一生だが、規律正しく協調性のある生き方をしている。

 ここで、現代の人間を考察してみよう。今では協調性のある人物が珍しいくらいに、権利だけを主張する身勝手な人種が増えている。一日の生活も、行き当たりばったりで、夢も希望もなく、ひもじい時はファストフードを口にして、ペットボトルのジュースを片手に、コンビニの玄関を塞ぐように何時間も座り込んでだべっている。お金が無くなると、嫌々ながらアルバイト。少々お金を手にするや否や、さっさと遊びほうける。アルバイトもせず、親の財産や小遣いに頼り、大人になりきれない、子供のようなつまらぬ大人も沢山居る。

 高校時代に友人数人が同じ性病を貰った事を自慢げに話す最悪な女性も居る。・・・子供が生まれると、無責任にも子育て放棄。更に、鬼畜のような人間は、自分の生まれたばかり赤ちゃんを路上に捨てたり、生き埋めにしたりと・・・幼い命を、いとも簡単に奪ってしまう。結婚も「できちゃった結婚」が流行のように、将来の生活設計など無視の状態。しかし、物欲だけは人並み以上で、欲しい物は手段を選ばず、平気で恐喝したり、嘘をつきまくって騙してでも物や金銭を奪い取る。

 どんなに猛暑が続く異常気象と言えども、日本には命を支える為の水が豊富にある。喉が渇けば、公園にある水道の蛇口をひねれば無料で水が飲める。ちょいと歩けばコンビニがある。高速Wi-FiやLTEを使えば、簡単にインターネットに繋がり、通販で欲しい物を購入する手続きが即座にできる。そして、二〜三日して商品が宅配されて来るといった具合だ。

 FACE TO FACEで会話を楽しみながら八百屋で大根や白菜買ったり、豆腐を受け取りに空の鍋を持って豆腐屋さんに足を運んだりしていた時代とは異次元の世界だ。温かい血の流れぬ冷めたデジタル社会となってしまったが為に、便利である事が当然すぎて、一つ一つの事柄に対する感謝の念も心にない人間が日々増殖しているのである。・・・全てデジタル化されているが故に、人間同士のコミュニケーションが皆無に近い世界となってしまった。

 このように腐れ切った精神文化をもたらした原因は何なのか?・・・「この世が嫌になったから、むしゃくしゃして包丁で人を刺した。」、「仕事を断られたから腹が立って、車で轢いた。」、「憎たらしかったから、彼奴の家に放火した。」・・・それは、何もかも自己中心的で、人としての理性も道徳心も全くない輩なのである。・・・・このように、人間としての理性を失い、他人様に迷惑を掛けるような人間は、辛辣な言い方を敢えてするならば、生きている価値はないのである。・・・情状酌量の余地ありといった保護的、柔な扱い・・・更生する可能性もありはしない人間に、愛の手を伸ばす必要などないと考える。統計上、再犯率が6割を超えるのならば、即座に法を変えよともの申したい。・・・刑法も民法も今では古典となってしまい、現代社会に適合していないのは明白である。

 人を傷つけるくらいなら、自分の太股を包丁で刺してみればいい。人を殺めるくらいなら、勝手に自殺すればいい。・・・何も関係のない善良な人々の大切な大切な人生を、一瞬の内に潰す権利など、加害者には一切ないのだから。・・・ちまたでは、加害者の人権を最優先して、被害者が闇に葬られるケースが多すぎる。罪人を裁くに当たり、その時だけ人間の理性やモラルを持ち出して、罪人も人権有りで擁護してしまうのだから、全ての被害者は泣き寝入りとなってしまうのである。・・・そのようなニュースを見る度に、怒り心頭!!!・・・法改正の必要性をつくづくと感じる今日この頃である。

 穴だらけの国内法の甘さは、アナーキーな国情を助長しているに過ぎない。そこで司法試験の緩和策など以ての外。・・・良き時代の合い言葉であった「向こう三軒両隣」とは何ぞや!?礼節を重んじ、モラルを持って、人としての道を歩んできた日本人の本来の姿を、今一度思い起こす時期になったのではないかと・・・日々危惧の念が絶えない筆者である。

 責任転嫁で擦り付けるばかりの荒んだ時代を浄化し、根本的に・・・譲り合い助け合いの精神を美徳として啓発して行かねば、三島由紀夫が憂いた大義のない国どころか、どんどんとカビが蔓延り、腐り果ててしまうのを待つだけの話となってしまう。・・・前述の小鳥の大群にも劣る人間として生きていては、洒落にもならない・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/8/1 03:27 am

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