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「Monochrome」事業をスタート。

MONOCHROME


 ディー・アンド・エルリサーチ社が、マルチメディアオフィスとして産声を上げたのは、1990年10月1日のことだった。あっという間の、24年間。紆余曲折、アップダウンの激しい24年だった。これを語れば、数百ページの分厚い本になるほど、冒険の毎日だった。しっかりとサポートして頂いた方々から、詐欺、横領をして逃げていった人物まで、色んな人たちが通り過ぎていったような気がする。

 元々、筆者が新聞社を経て会社を創設したのは、マルチメディアに興味を抱いていた理由からだが、その頃が、双方向・・・所謂、インタラクティブ・マルチメディアの黎明期だったのだ。まだ、商用インターネット(since 1994)など国内には存在せず、情報を得るにも、紙媒体、電波媒体に依存せざるを得ない時代だった。

 そこで、先ずは本格的なCG(コンピューターグラフィックス)に着手し、インタラクティブな世界に必要不可欠となる静止画、動画に目をつけた。頭の中で立体的なものをイメージし、それをリアルなシミュレーション映像として制作しなければならない。そういった、画像を中心として、「一見は百聞にしかず」的な感覚をもって、常に、県内マルチメディア事業の先端を走り続けたと自負する次第。

 振り返ると、既に24年が経過した。・・・1995年に、ネット事業を県内初としてスタートして19年。・・・一昨年末から、筆者の心が、逆にアナログ的な事業に動き出したのである。そこで、始めたのが、「Monochromeの世界」。書とモノクロ撮影の写真を両刀使いで、研究を繰り返してきたことになる。

 今年に入り、足繁く通うホテルや友人のレストランなどで、料理の写真を撮るかたわら、特に、ポートレートにおいて、「Monochromeの世界」を中心に、人の動きを追っていった。瞬間的に垣間見る人の目の動き、心の動き、オーラ。すこぶる、鳥肌が立つほど「生きている」を吹き出すモノクロ写真に傾注して行ったのだ。

 先般、亡き父が趣味としていた写真のアルバムを紐解いてみた。1950年代からLEICAを使い、当時としては相当費用が掛かっただろうが、アグファやオリエンタルのカラーフィルムも使っていた。その中で感じたことは、「Monochromeの世界」の方が、よりノスタルジックさを彷彿させ、出力した写真が全く色褪せていなかった。カラーは完全に色褪せてしまい、妙に赤みが被さったりして、折角の写真が劣化している。

 東京の某五つ星ホテルの写真館で8年ほど前に撮った記念写真も、全体的にピンク色に変色し、相当額を支払ったにも関わらず、残念な結果に腰を抜かした次第。多分、窓ガラスの多い自宅の壁に飾ったのは良いが、紫外線により、かなり変色したのだろうと。

 あれやこれやを考えている内に、奥深い、「Monochromeの世界」を徹底的にやってみようと思い立ったのである。それが、一昨年末の話である。

 よって、数千枚、数万枚の写真を撮影する中で、「Monochromeの世界」の魅力に取り憑かれ、とうとう、当社の新事業としてスタートさせたいと決断したのである。「Monochromeの世界」は、見る人の想像力を刺激して、心地よい「宿題」を与えてくれる。ノスタルジックなもの、金属、そして、眼前の人間像を、克明に、そしてリアルに表現するのだ。単に記憶に残すのではなく、しっかりと記録として残したい。そういう気持ちがどんどんと込み上げて来るのである。

▼「Monochromeの世界」/料金体系ほか
 フルカラーと比べ、モノクロームの魅力は、ノスタルジックだったり、想像の世界を引き出す、際限のない不思議な世界。数百枚に一枚ほどの確率で、「この瞬間!」という写真が稀にあります。「あなたの、その瞬間を。」・・・想い出に残る、仕事に集中している姿や、仲間との楽しい語らいの瞬間を手に取り、勇気付けられ、更に、未来に向かって飛び立ちたいと、人は考え、心が熱くなります。仲間同士のスナップも愉快で良いものですが、「その瞬間」のご自分の自然な姿が出ている写真は少ないものです。当社は、デジタルを本業として創業25年目に入りました。一つの節目として、「モノクロームの世界」を徹底的に探求しようと、新たな事業を開始いたします。撮影され、出力する写真は1枚です(一切、エフェクトなど掛けません)。そのオンリーワンが、「あなたの、その瞬間を。」となります。(A3ワイド、木質額縁)

▼ご案内PDFファイル(8MB)のダウンロード
 http://www.dandl.co.jp/dandl/monochrome.pdfLink

◼︎費用:熊本市内 6万円、熊本県内(熊本市中心部より50km未満) 8万円、熊本県内(熊本市中心部より50km以上)12〜15万円、県外(九州)15〜25万円、県外(九州外)25万円〜。(※料金は税別)

◼︎出力及び額装は、県内で最高レベルの出力機を保有している、老舗カメラ店「カメラの坂梨(創業明治5年)」を予定している。

※お問い合わせ: 筆者のFacebookページから、お気軽にご相談ください。

 https://www.facebook.com/dandlcojpLink
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【ディー・アンド・エル社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2014/12/7 12:57 am

人生・・雨のち曇り、時々晴れ。

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 人生、長く遣ってくると甘い物も、苦い物も、辛い物、酸っぱい物も、沢山経験を重ねてくる。よって、人生とは、1冊の教科書に収まる学習用教科書とは異なり、とてつもなく難しい学問として捉えることもできる。・・・それが、人間学というものである。

 人は生まれ育つ瞬間から、親を選ぶこともなく、多種多様な環境の中で、好条件だけを取捨選択できる権利権限もない。気付けば、いつの間にか自分が現実世界に存在し、脈を打ちはじめているのだ。

 同じ幼児教育、義務教育、高等教育を受けて、世間という荒波に船出をしても、日々平穏無事な生活を営む人も居れば、日々波風ばかりが強い生活に立ち向かっている人の姿もある。所謂、「十人十色」である。

 社会人となり、責任と義務を果さねばならぬ大人になったとしても、その人の生き方、考え方で、将来の方向性が大きく変わってしまう。例えば、視野狭く、思慮浅ければ、不惑の歳を過ぎたとしても、学生時代からほとんど進化することもなく、闘う必要のないところで、肩に力を入れすぎて闘っている人も居れば、視野広く、思慮深く、人様の為にゆとりを持って社会貢献している人も居る。

 個人的な経験学を通してもの申せば、先ず、学生時代の自分の取り巻きにより、善きにつけ悪しきにつけ、その友人から感化されることが多々ある。それを安易に「運」、「育ち」、「神の思し召し」と言って良いのだろうか?・・・その偶発性を強調するが余り(単純に他力本願でしかない)、自分自身の判断や行動を是認するが為に、都合良く「神」という存在に掏り替えているに過ぎない。

 「神」が存在しているとしても、その存在は、森羅万象に対する自然の摂理であり、個々人のあーでもない、こーでもないを、一つ一つチェック、コントロールするのは「神」の業ではなく、そう思い込むのは単純馬鹿過ぎる。だから、「神」に対して懺悔や感謝の気持ちを告げるのは構わないが、そこで「神頼み」のようにお願いしては罰があたるという気がしてならない。

 眼前に起こる、予期もしない経緯や結果。それを「神の思し召し」による当然の経緯や結果であるとこじつけるのは、狡賢い人間の、都合の良い解釈の仕方である。よって、予期もしない経緯や結果については、第三者への責任追及ばかりに傾注するのではなく、自己分析と自己反省をしなければ、幾度も同じ繰り返しをしてしまうことになる。それが、中途半端に知恵を授かった人間の浅はかさなのだ。

 「念ずれば叶う」・・・確かに心に希望や目標を高く持てば、自分が描いた何らかの形にはなって行く。それは「神」の存在ではなく、刻み込まれた「潜在意識」による初動、経緯、結果である訳だ。そこで、森羅万象を司る「神」に対して確と報告を行い、深い感謝の意を表せば良いのである。

 何かトラブルが生じると、「神への冒涜だ!」を青筋立てて喚く人も居るが、如何なものかと。それは「神への冒涜」ではなく、自分のプライドが傷ついた瞬間の、軽々しい言葉なのだ。

 人生、雨のち曇り、時々晴れ。・・・まあ想定外に浮き沈みはあるものの、自然体で過ごす事が、精神衛生上すこぶる良い事であり、妙な輩から感化されずに、筋を通して波風立てずに、見識高く人生歩めば、きっと素敵なものになるに違いない。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/8/5 10:35 am

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