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OLD CAMERAがゴロゴロと・・・

▼OLYMPUS 35 EC(1970年)

camera1970



 昨日、実家の大掃除をしていると、古いフィルムカメラやデジタルカメラがゴロゴロと出て来たので、その中から数台を選びご紹介したい。

 先ず、引き出しからコロンと出てきたのが、OLYMPUS 35 EC(1970年)。E-ZUIKOレンズが装着された、コンパクトでハイカラなフィルムカメラである。フィルターも付いていないので、前玉が汚れていたが、念入りにクリーニングをして、ピカピカに磨き上げた。電池を2個入れて、フィルムを入れると、直ぐにでも撮影可能なようだ。

 次の引き出しに入っていたのが、FUJICA 350 ZOOM(1976年)。ポッケに入るズームレンズ搭載で、110判フィルムの珍しいカメラ。ズームと言っても僅か1.7倍なので、なんちゃってズームとなる。

 筆者が子供の頃に初めて使ったのは、ミノルタの110判フィルム搭載のポケットサイズのカメラだった。確か、POCKET AUTOPAK 460TXだった。残念ながら、現在行方不明となっている。

 今回ご紹介するフィルムカメラ本体内部を覗き込むと、とてもシンプルだ。簡易設定で、スナップ写真を撮りまくるようなものばかり。敢えて紹介する必要はなさそうだが、久し振りにOLYMPUS 35 ECを手に持つと、妙にしっくりする。交換レンズ式ではないが、手作り感が伝わってくる逸品。

 カメラの歴史において、一眼レフカメラの歴史を塗り替えたデジタル一眼レフカメラ。それが、NIKON D1である。266万画素と画素数は小さいものの、本体は一眼レフフィルムカメラと殆ど区別がつかぬほど、当時のNIKONの全デジタル技術を投入し、どっしりと重く風格のある仕上げになっている。

 それから14年が経ち、各メーカーからは多種多様な精度の高いデジタルカメラをリリースしていった。その間、2008年に出たCANON EOS 5D MARK IIは圧倒的な人気を誇り、動画撮影を映画のレベルまで引き上げた代物であり、今も尚、その人気は衰えず、完成度の高い逸品である。

 この秋口から新機種発表が相次いでいるカメラ業界。アナログ時代の素晴らしさを振り返った復古調のモデルもちょろちょろリリースされるようで、各メーカー間でどのようなバトルが繰り広げられるのか楽しみなところである。


▼FUJICA 350 ZOOM(1976年)
camera1976


▼NIKON COOLPIX E300(1997年)
camera1997


▼NIKON D1(1999年)
camera1999


▼NIKON COOLPIX 5700(2002年)
camera2002


▼CANON EOS 5D MARK II(2008年)
camera2009-1


▼LUMIX TZ7(2009年)
camera2009-2


▼NIKON D800(2012年)
camera2012



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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/11 02:48 am

激安単焦点レンズ50mm??

▼NIKON D800+AF NIKKOR 50mm f/1.8D(NIKON D600で撮影)

nikon-d800



 高価なカメラで機能がどんなに素晴らしくても、結局はレンズの善し悪しにより写真の表情が変わってくるものだ。

 今回、数万枚の写真を整理しながら、重要なものだけをバックアップする中で、以下のカメラとレンズの組み合わせで撮影したものが十数枚出てきたので、ご紹介したいと思う。

◎カメラ: NIKON D800
 http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d800/Link
◎レンズ: AF NIKKOR 50mm f/1.8D
 http://www.nikon-image.com/products/lens/af/fx/singlefocal/ai_af_50mmf18d.htmLink

 ご存じのように、使っているレンズは単焦点レンズだが、保有している数本のレンズの中で一番安価なレンズであり、ネットショップの現行価格は16000円程度(定価24000円)の激安にて入手できる手軽な標準レンズなのだ。

 フルサイズ(FXフォーマット)のカメラを持っているのであれば、50mmの単焦点レンズで何でも撮れて一人前と言われるような、基本的な標準レンズ。(NIKONのカメラDXフォーマットをご利用されている方は、35mmレンズを手に取って頂ければと思う)

 このレンズは大変安いが、f/1.8と明るいレンズ群に属する。・・・被写体の背景の暈かしはお手のもの。されど、料理などを撮影しようとすると、マクロレンズのように突っ込みが効かないので、小皿の料理などを撮影するのは少々しんどい。

 人物を撮影するには何も問題無く、腕次第で、空気感が伝わるような撮影も可能となる。特に、NIKONのDXフォーマットをお使いの方であれば、この50mmレンズを使えば、俗称「おねえちゃんレンズ85mm」に近いものとなり、ポートレートにはばっちりのレンズとして活用できるのである。

 ものの本を読んで、「一端のカメラ好きなら、50mmで何でもかんでも撮してみ〜!!」と言われると、「じゃ、遣ってみようじゃないか!」と、人物であろうが、タクシーで移動中の景色であろうが、目の前の料理だろうが・・・気合い入れて何でもかんでも撮ってみた。

 勿論、スーパーワイドレンズのように、心の奥まで広がりを感じる迫力ある画角はなかなか撮れない。トゥールビヨンの精巧な手作り時計のムーブメントも撮影できるはずもない。また、30メートル先の楠の葉陰で遊び回っている小鳥も黒い点に写ってしまう。

 まあ、あれこれ実験をしていると、レンズの特性も良く分かって来る訳で・・・このレンズ・・・すこぶる明るいレンズだが、どうも絞り開放ではなく、絞りf4程度で撮影した方が、ボケも美しく、色味も良いのではないかと感じた次第。

 まだまだカメラやレンズへの造詣は深くもなく、ずぶの素人である筆者だけれども、今から少しずつ各レンズの特性とカメラ本体との相性などの実験を重ねながら、写真撮影会などに臨もうと考える次第。

 しかし、カメラって、本当に楽しい!!!


※以下写真は、全てNIKKOR 50mm f/1.8Dの激安レンズで撮影したもの。
 
▼クリスタル硝子 バカラのスヌーピーたち
nikon1


▼熊本ホテルキャッスル近くの渋滞
taxi


▼松島観光ホテル岬亭 女将
hashimoto


▼よしやホテルきらら停 若女将
yoshii



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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/7 02:14 am

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