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デジカメのISO実験

▼ISOの設定で、トリミングして確認した画像の劣化

hikaku



 昨日は、一眼レフデジカメのISOについて疑問が生じたのだった。ISOの値を上げるとJPGデータ量が増える!?・・・しかし、画質は劣化する。・・・その疑問が生じ、実際に同じカメラで珈琲カップを撮影する事にした。

 使用した機材は、NIKON D800にAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRを取り付け、72mm、f/5で撮影して行った。・・・ISOの値を上げると言う事は、感度を上げる事になるが、実は画質が劣化するのは否めない。

 しかし、何故画質が悪い方がデータ量が大きくなるのか!?・・・結論は、ノイズ発生である。ノイズもデータとして存在する訳で、圧縮を大前提とするJPGデータでは、宿命的なものとして把握しておかねばならない。

 写真上は、同じカメラで、同じ絞りで、ISO設定を切り替えながら撮影して行った。勿論、シャッタースピードは変わるわけで、どれだけ画質が劣化し、また、どれだけのデータ量になるのかを調べて行った。

 以下のように、確かに同じサイズ(7360×4912ピクセル)なのに、相当データ量が異なっているのが分かる。筆者はネット族なので、RAWデータよりも、JPGデータを常に扱う事になるので、このISOの設定は取材時に慎重にすべきだと再確認した次第。

 しかし、写真は実に奥深い。・・・今日は、ちょっとした疑問が解決して、スッキリ!となった。(苦笑)


▼ISO 100=11.8MB(7360×4912ピクセル)
100


▼ISO 1600=19.7MB(7360×4912ピクセル)
1600


▼ISO 6400=24.3MB(7360×4912ピクセル)
6400



                       

  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/25 03:42 am

50mm単焦点標準レンズ

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 一眼レフを始めた頃は、本体に附属しているズームレンズ一本(セット販売のカメラ)だけで撮影をしていた。・・・しかし、今思い起こせば、割安なのは良いが、その暗いズームレンズを一所懸命弄りまくっては、首を傾げながら撮影していたような気がしてならない。

 今回ご紹介するのは、「SIGMA 50mm f1.4 DG HSM EX」という、50mm単焦点の標準レンズだ。前玉が大きく、フィルタ径は何と77mmもある。周辺の光を拾い集めて、野外での高速シャッターは勿論の事、暗がりでもフラッシュ無しで楽々撮影できる明るいレンズである。

 本日の被写体は、庭にある赤松と黒竹、そして水玉。絞り開放でとこまで表現できるかを試してみた。写真のように、針のように小さな松の葉と、その先端にぶら下がる水玉。マクロレンズであればどのような接写でも堪えうるが、標準レンズでどこまでディテールを収めきるかの実験である。

 カメラ本体はNIKON D800を使用しているので、画素数は全く問題無い。しかし、曇天の中、このレンズとの相性がどうなのかを見極めたかったので、ありとあらゆる角度から赤松の葉と水玉、そして背後にある黒竹を重ねて撮影して行った。

 単焦点レンズは美しいぼかしの面白みがあり、そのぼかしがきめ細やかで完璧に近いアーティスティックな写真が撮れると、大満足となってしまう筆者である。・・・今日の出来映えは、50点。自分なりに納得の行くような、究極の写真が撮れるまでには、相撲で例えれば序二段といったところなので、道のりは遠い。

 因みに、明日はクライアントの取材の予定が入っている。マクロ、標準、ワイドと使い分け、出来るだけクライアントニーズに合った写真を沢山撮影し、同クライアント公式サイトの素材として活用できるようなものを撮影したいと気合いを入れている次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/19 05:26 am

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