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Time-lapse photography(夜)

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 深夜に小高い山に登った。勿論、車で行ける範囲であり、住宅地に近く、安全な処ではあるが・・・夜景や夜空を撮るには、ここがオフィスから一番近場となっている。

 夜の「Time lapse」挑戦は楽しい。しかし、そろそろ5月というのに、流石に小高い山であるので、吐く息が白くなってしまうほど寒い。

 さて、夜空を見上げると、やや雲が多く、西から東へと移動している。星空を写すには、地上の光が強すぎて、適所とは言えない。ただ、雲の隙間には、若干星が覗けるようなので、先ずは、夜空から撮影する事にした。(写真上)

 1秒間に1コマの撮影を10分間続けてみた。・・・出来上がった動画は、期待以上に面白みがあった。しかし、ISOは6400が限度のようで、それ以上の数値にすると、写真全体がざらつき、質の良い「Time lapse」撮影は無理のようだった。

 更に、カメラを水平線へ向け、遠景の山際に焦点を当て、静まりかえった市街地と走る車のイルミネーションを撮影してみた。これは、どうしても、鮮明さには欠け、迫力も何もあったものではない。「ただ、撮影出来て良かったね。」程度の絵面で終わってしまった。・・・もう一つ良い動画が撮影出来たのだが、オートフォーカスにしていた為に、1枚ごとにオートフォーカスが作動してしまい、絵面に落ち着きがなくなり、不採用とした。

 次回は天候の良い昼間を狙い、天草の自然を思う存分撮影したいと思った次第。・・・まあ、なかなか高度なテクニックが必要とはなるが、これに「iflow」などの装置が揃えば、文句ない映画のような撮影が可能になるのではと、期待が高まった筆者であった。

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▼YouTubeにアップした「夜空」
▼YouTubeにアップした「夜景」

【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/Link

  • posted by Chikao Nishida at 2014/5/1 12:00 am

NIKON D1に始まったカメラライフ

▼NIKON D1(1999年製)

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 1999年の事だった。世界がスタンディングオーベーションで迎えた、一眼レフデジタルカメラの誕生だ。・・・それは、当時のNIKONが総力を結集し、一般のコンスーマーにも手が届く価格帯にて発表したのが、NIKON D1だったのだ。

 ある日、NIKON D1の実物が某量販店に1台あると聞き、直ぐさま足を運んだ事を、昨日のように覚えている。・・・その店のカメラ部責任者が、「これは世界を変えますね。しかし、本体価格が65万円ほどしますから、そう簡単には売れないと思います。」と言っていた。

 白い手袋をして、「実物をご覧に入れます。」と、丁重にその箱を開き、D1を手に取って見せてくれた。筆者は、居合いに使用する日本刀を手入れする時の瞬間のように、息が掛からぬ距離をもって、じっくりと見入ってしまった。

 当時の筆者は、NIKON F4というフィルムカメラや、その他コンデジを使っていたので、D1の重厚さに圧倒され、画素数は280万画素弱と言えども、シャッター音やその他の機能は、ほぼフィルムカメラと変わらないように見えた。

 翌年、香港(香港、中国、ベトナム)へ研修ツアーに出掛け、豪華客船「スーパースターレオ」に乗船する計画があったので、そこに、D1を持って行けないか・・・と、店の責任者と話をしながら、頭の中では、既に香港の街中で、D1を左肩に掛けた筆者の姿が浮かび上がっていたのであった。

 30分ほど話をして、一度、オフィスに戻り、再検討しようと思いつつ・・・自分の足がバックステップしないのだ。・・・とうとう、そんな自分に痺れを切らし、「店長、これ買いますよ。」と言ってしまった。・・・クレジットカードを財布から取り出し、「これでお願いします。」と。・・・それが、筆者の一眼レフデジタルカメラフリークになった「記念日」となった訳だ。

 勿論、仕事柄、デジタルカメラは必須。・・・CANON、SONY、RICOHなど数台のコンデジは持っていた。・・・しかし、レンズ交換ができる一眼レフデジタルカメラは無かった訳で、今思えば、この選択、判断は間違いではなかったと思っている。それから15年。・・・振り返ると、NIKON D1が産声を上げて、凄まじい勢いで各メーカーが一眼レフデジタルカメラを次から次へと開発して行く事になったのだ。

 1994年にインターネットが日本上陸を果たした時に、更にデジタルカメラが加速度を上げ、軽薄短小・・・所謂、小型で軽くて高性能なデジカメが、当時の市場を賑わせ、今に至っている。

 筆者にとって、一眼レフデジタルカメはペットのようなものだ。・・・天候が悪いと、機嫌が悪い。条件の良い環境下では、思った以上に走り回る。被写体が魅力的だと、その場でグレードアップしたかのような絵面を写し出す。遠景も近景も、単焦点レンズを替えるだけで、全く違った生き物に変身してしまう。

 人も物も出逢い次第で、次の選択肢が変わってくる。・・・阿弥陀籤のように、あっち行ったり、こっち来たり・・・。又は、双六ゲームのように、サイコロを転がすと、前に進んだり、振り出しに戻ったりと。・・・筆者はその点は、新しい物、世の中を変えるような事象に関して、結構鋭敏なアンテナが埋めこまれたDNAを持っていると自覚している。そして、色んなデバイスなどを道具として使う時に、この上ない快感を得る性格なのだろうと、自己分析している次第。

 今、筆者の周囲には、カメラライフを手伝ってくれるペットが沢山居る。そして、変身の道具となるレンズもじわじわと増えてきては居る。・・・まだまだ、腕の方が追いついていないので、日々特訓を続けながら、納得の行く瞬間を切り撮れるように頑張りたいと、理想は高く持っているのだが・・・。

 しかし、ペットは本当に可愛いものである。


▼左がCANON EOS 5D MARK II(2009年)、右がNIKON D800(2012年)
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▼NIKON D600(2013年)
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▼NIKON Df(2013年)とレンズ群
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▼NIKON Df、NIKON D800とレンズ群・・・iPhoneで撮影
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▼NIKON 純正クリーニングキット・・・iPhoneで撮影
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  • posted by Chikao Nishida at 2014/4/30 12:00 am

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