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雨粒を追う・・・

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 雨がダラダラと続く毎日で、降ったり止んだりの不安定な天候は、気分的に余り良いものではない。しかし、写真撮影となると、雨粒(水滴)を追う撮影はすこぶる楽しいものがある。

 本日は、雨あがりの小さな庭にある、無数の雨粒を追ってみた。

 南天の枝葉の間に、キラキラと小さな雨粒が寄り集まったところがあった。覗き見ると、蜘蛛の巣に雨粒が懸かり、スパンコールのような雨粒の幕を作っていた。雨あがりで、蜘蛛の巣を掛けた張本人が居るのか否か、また覗き込むと、裏側にちゃっかりと雨あがりの作業をしていた。

 小さな庭と言えども、自然界は不思議なものである。牡丹の花芽にはびっしりと蟻が屯している。まだ、咲く前のまん丸な花芽。既に中心に蜜があるのかどうか分からないが、小さな庭に、虫や草花や鳥たちが、一つの小さくて大きな小宇宙を創り出している。・・・実に面白い。

 Microレンズで捉えた雨粒は、外界を光学的にもアーティスティックに映し込んでいる。あたかも、そのものが虫眼鏡のように裏側を拡大したり、全天球撮影された写真のように、一つ一つの雨粒がカメラの機能を持っているかのようである。

 悪天候と言えども、このように雨あがりの小さな庭を歩き回ると、結構、楽しい発見があると言うもの・・・。

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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                               

  • posted by Chikao Nishida at 2015/4/21 04:18 am

身近なところに被写体が!

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 雨が長く続くと、なかなかカメラを持ち出して撮影に行こうという気持ちがなくなってしまう。

 頭の中で、抜けるような空の下で、花鳥風月を追い求めたいという気持ちはあるものの、果たして、好天の時ばかりがシャッターチャンスとは言えない。

 先日、ようやく雨が上がった早朝だった。恐る恐る一眼レフを持ち出すと、ほとんど雨は止んでいた。庭を歩くと、花が咲き、虫がうごめき、鳥たちが木の実などを齧ったあとが沢山残っていた。

 いくらカメラやレンズが防滴、防塵と言えども、じゃぶじゃぶとカメラを水に漬けたり、ザラザラと砂塵を塗したくはない。・・・静かな早朝の澄んだ空気を沢山吸い込み、花芽や立ち枯れたものなど・・・自然にそのままレンズを向けると、予想以上に被写体があるんだと気づくのである。

 庭師の方がお洒落に残してくれた「つわ」。庭の端々に3箇所ほど、残してあった。また、僅か一輪しか付いていない今年の「牡丹」の花芽に数匹の蟻が何かしていた。咄嗟に蟻を叩いて、花芽を守ってやった。

 竹林の横の、強風で倒れた「蘭」の鉢を立ててみると、可哀想に、「蘭」の蕾が枯れたまま付いていた。この一年間、別棟の家も庭も始末にしたものだと、正直、自らの不手際に反省しきりとなった次第。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/4/17 02:30 am

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