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ススキの昼と夜・・・

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 秋の風物詩の代表格である、ススキ。その昼と夜を撮影してみた。

 秋風に靡くススキだが、そこにフォーカスを当てると、前後左右にお構いなく首を振ってしまう。勿論、マニュアルフォーカスで追うが、ある程度の構図の範囲の中で、「この辺かな?」と当たりをつけて、撮影する訳だ。

 写真上は、穏やかな落日手前の時間帯に逆光気味に撮影したススキである。前述のように、なかなか静かにしてくれない。よって、当たりをつけて、自分なりの構図の中で、ススキを撮ってみた。逆光気味だが、どれだけ小さく細いススキに光がキラキラするのかも期待して・・・。

 また、同じ場所で、ススキの夜の姿を撮影することにした。背景には街灯や看板、そして信号や車のヘッドライトなどがチラつくので、絞りを開放f1.4から2.0に絞り、背景の玉ボケを楽しむ程度に撮影を試みた。

 もっと背景に光のイルミネーションが欲しかったが、空気は澄んでいる。しかし、思ったよりも遠景は暗すぎる。よって、ギリギリのところで、ススキがあるかないかで終わってしまった。

 秋は、台風以外は、撮影に適した気候でもあり、また、紅葉も待っている。日々カメラをぶら下げて外出するのが楽しみだが、なかなか心地よい被写体に出くわさないのがストレスとなっている今日この頃でもある。・・・やはり、私はポートレートが似合っているのかと・・・。

※撮影機材:NIKON D800+SIGMA 50mm f1.4

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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2015/10/8 01:41 am

小さな自然、秋の主張・・・

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 或る高台の一角に、柿の木が植わっていた。柿の実は数個しかないが、沈み行く太陽に向かって、確かに、秋の主張をしている様子。

 一番高いところにある柿の実を見ると、一つは鳥が半分近く突いた跡がある。渋柿か甘柿か分からないけれども、鳥たちの食事処の一つとして、時折、この柿の木に立ち寄っているようだ。

 それから撮影を続けていると、昼間は夏のように強い陽射しだったが、そよそよと涼しい秋風が吹き上げてきた。その時、鳶のつがいが風に乗り、微動だにせず、上空に浮いていた。高さは20メートルほど上だったと思うが、近くで野生の鳶を見るのは何年ぶりだろうか。ピンと美しい羽を広げた状態で、グライダーのように飛び去った。

 今回は超望遠レンズを持参してなかったので、残念がらが鳶のつがいの編隊飛行の撮影を断念したけれども、身近に小さな自然があることに驚き、また、すこぶる嬉しくなり、子供の頃を思い出した次第。

 鳶のつがいが飛び去ると同時に、100羽以上いるだろうか、ヒヨドリ軍団がスライムのように、投網のように、自由自在に形を変えながら、上空を過っていった。十数秒と僅かな時間で目視することができた。これもまた、超望遠レンズがなかったので、撮影を諦めた。

 灼熱の夏から、じわじわと涼しい秋から寒い冬へと季節が移り変わって行く。野生動物たちにとっては、食糧難のつらい時期に入る手前だが、彼らは既に季節の変化をキャッチして、厳しい季節に向けて色んな準備をしているのだろうと、勝手ながら、近場にある野生の世界を妄想したのだった。

 空は雲ひとつない、鮮やかに青一色、空気も澄んでいた。政令都市である熊本市であるが、あちらこちらに、このような自然がたくさん残っていることに「感謝!」である。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/10/7 12:00 am

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