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五家荘・・・平家の里の紅葉狩り(再掲載)

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 何十年ぶりだろうか、唐突に秘境 五家荘(熊本県八代市泉町)へ足を運ぶことにした。

 熊本市内中心部から車で約2時間ほどかかるが、今回は、九州自動車道(熊本I.C.〜松橋I.C.)から美里町へ入り、それから山道をラリー車のように、アップダウンが激しく、スネイキーロードを突っ走った。

 正直なところ、秘境 五家荘は、筆者がよく足を運び入れる熊本県北部の矢谷渓谷や岳間渓谷の比ではない。延々と1時間ほど、そのスネイキーな狭い道を走って行かねばならなかった。

 ウィークデイなので、逆方向からの車は少なかったものの、秘境まで続くガードレールは、どこもかしこも車がこすったりぶつかったりした跡が生々しく、歪み錆びていた。

 想定外の山々の深さを実感しながら進んで行くと、途中途中に日本昔ばなしに出てくる光景が眼前に広がってくる。空気は澄み渡り、ぼちぼち紅葉した木々の葉は、すこぶる美しく輝き、透明感があった。

 ナビを見ると、くねくねした道が先へ先へと続いている。見なければよかったと凹むほど、たっぷり残っている。天候が良かったので、事故なく楽しいツーリングとなったが、後から、カメラを持つ手が少々痺れてしまった。

 何はともあれ、秘境 五家荘 平家の里は、数百年昔の日本にワープしたようなところである。しかし、この素晴らしさを伝えるには、筆者の拙い表現では物足りないのではなかろうか。

 最後に、現地のご老人が、にこにこしながら「最高の紅葉狩りは、11月10日頃でしょうかね!」と。一週間ほど、早く来てしまったようだ。

※過去記事より(2017/11/2)

▼Facebookリール
https://www.facebook.com/reel/1093998347924155/?s=single_unitLink

▼五家荘写真集

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写真・文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2022/11/17 12:00 am

Nikon党として最後まで続けるか、Leicaの世界に入るか!?

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 幼い頃は、父のカメラを眺めていて、触れたくても触れられない。モノクロフィルムを現像している部屋には入れてくれない。貸してくれるのは、ミノルタの小さなフィルムカメラだけだった。

 父は、Leica党であり、モノクローム大好きで、現像機まで買い込み、現像室まで作ってしまった。当時、部屋の中から薄暗いが赤い電球がチラチラ見えたことを思い出す。

 社会人となり、初めてフィルムカメラを購入しようと物色していたが、Leicaの値札を見て腰を抜かし、NikonとCanonを比べ、結局、Nikonのフィルムカメラを購入することにした。

 それから現在に至るまで、Nikon党として、ずっとNikonのカメラを取材のお伴としている。

 途中、何度か浮気をして、Canon E0S 5D Mark IIを1台、Leicaのコンパクトカメラを3台ほどゲットしたことがあった。結局、起業後はNikon F4に始まり、それからNikon D1、D800、D800E、Df、D600、D750、D500、D850、Z7と、日々の取材のお伴をしてくれた。

 レンズは、それぞれに癖もあり、Nikkor、Sigma、Tamron、そしてCarl Zeissなど20本ほど揃えていた。しかし、現在は壊れたり間引きしたりで、10本程度しか残っていない。

 カメラで一番のお気に入りは、Dfであった。残念ながら、その愛機も壊れてしまい、修理費を見積もってもらったところ、十九万円ほど掛かると言うので、修理を断念した。今や、Dfは中古市場で値段が上がり、すごいことになっている。勿体無いことをしたものだ。

 D800は結構使いこなしたカメラで、Dfの次に好きなカメラだったが、これもまたミラー部分など複雑に故障し、シャッターが下りなくなった。これもまたDfと同様に修理費が高いので、今では飾り物になっている。

 Nikonで撮影した写真で気に入っているのは、独特な緑色の美しさである。勿論、レンズの特性によって左右されるので、一概には言えないが、花々の描写は素晴らしいと、自分なりに感じている。

 「どんなカメラが欲しい?」と聞かれれば、諄いようだがNikon Dfであろうか。「どんなレンズが欲しい?」と聞かれれば、24mm-105mmのズームレンズと、俗称お姉ちゃんレンズの85mmレンズである。

※姉ちゃんレンズ=女性の人物像を撮影するのに、美人に撮れるレンズ。85mmは歪みが少なく、ある程度の離れた距離にて撮影するので、モデルとなる人物に圧が掛からず、自然な表情が撮影できるレンズ。

 撮影するのは大好きだが、撮影されるのは苦手である。最近、季節柄、素敵な被写体を見つけるのに苦労していたけれども、『お散歩カメラ』にて、遭遇の一瞬間を撮影するのは堪らない。

 ただ、シャッタ一つにしても、気が散って粗雑に扱うと、微妙にシャッターブレを起こし、折角の写真がダメダメになるので、最近、初心に戻り、しっかりとカメラやレンズを支え、一つ一つを丁寧に撮影するように心掛けている次第。

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  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/6 12:00 am

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