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　今日の小鷺は、いつもと違った。図体が小さいのに、大鷺のように威風堂々としている。

　湧水池の奥に屯していた数羽の小鷺。縄張り争いなのか、恋人の争奪戦なのか分からないが、木々に囲まれた狭い空間を上手く飛び回っていた。

　真上を通過したり、目の前近くを飛んだりと、大変忙しくしていた小鷺だが、カメラで捉えた写真を見ると、迫力ある野生感が強く伝わってきた。

　ただ、黄色いソックスを履いているのがご愛嬌。声は濁声で姿は鶴に勝るとも劣らぬ美しさと、そのギャップも魅力的だ。

　実はカワセミのダイビングを、２組のカメラとレンズで比較して、どちらがフットワークが良いのかの実験日だった。しかし、小鷺の動きに振り回され、いつの間にやら、小鷺三昧の取材日となってしまった。

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広場   お散歩カメラ   シャッターチャンス   遊歩道   小鷺   八景水谷公園   湧水池   野生   ジョギング   野鳥観察   自然  

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　雪は降るは、寒風は吹きまくるはで、取材どころの話ではなかった。結局、ランチが午後３時頃になってしまい、取材先が決まらないまま、オフィスに戻ることにした。

　今回は６年前に手にした古いNikon D800に、Tamron 90mmマクロ f2.8を装着していたので、何か撮らねばと思いつつ、手ぶらのままオフィス玄関に立っていたのだが・・・。

　ドアを開ける前に、オフィスの裏庭に山茶花があることを思い出した。早速、裏庭に回った。ところが、最近あちこちで撮影していた山茶花よりも、ずっと汚れも傷もなく、美しい真っ赤な花が咲いていたのだった。

　被写体は身近にたくさん転がっているということを、完全に忘れていた。まさしく、灯台下暗しである。陽はかなり傾いていたものの、数枚写真を撮り、オフィスのパソコンで処理をしたのである。・・・早朝に気づいていたら、「山茶花と雪」を掲載できたのだが。

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被写体は身近にある   灯台下暗し   山茶花   マクロ撮影   camera life   写真撮影   取材