ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

カテゴリー » 企業IT&AI戦略

車の世界をも侵蝕するスマホの力

20241018kaiyaku-1


 スマートフォン(スマホ)は、今や我々にとってなくてはならない存在であり、生活の中で最も身近にある万能なデバイスである。

 携帯電話が誕生した当初は、自宅やオフィスの固定電話を持ち歩いているような感覚で、いつでもどこでも電話を掛けたり受けたりすることができた。初期の頃は、日本電信電話公社(現在のNTT)の高額な携帯電話を思い出すが、それはまさに近未来を予感させる、どこか厳めしい通信デバイスであった。

 しかし、それから約40年が経ち、今では誰もがスマホを手にしている。それも、ただの通信機能だけではなく、パソコンのような機能を持ち、電子決済機能までも備えている。さらに、車のカーナビにまで連携し、今やスマホを「お客様」として車側が対応する時代となった。

 「小さな巨人」とは、まさにこのスマホを指す言葉であろう。一つ一つのアプリを検証すると、昭和の時代には想像もつかなかったような機能が次々と生まれ、人々の生活環境を大きく変えてしまった感がある。

 スマホは、マウスやテレビのリモコン、ゲーム機などにさえ変身させることができるアプリ群を持ち、とてつもない戦略的ツールとして日々進化していることは周知の事実である。

 したがって、我々がこの「小さな巨人」に使われるのか、それとも使いこなすのかによって、人生が変わると言っても過言ではない。かつてネット社会を支えたガラケーは今や化石となり、さらに生成AIが登場した今、次に何がスマホを進化させるのかは楽しみなところである。

 自動車もまた、燃料エンジンからモーターに入れ替わりつつあり、自家用車においてはナビの存在が欠かせないものとなっている。かつては大きな地図を購入して使っていたが、現在では検索した目的地がナビ画面に表示され、出発地点からの距離や到着予想時間を教えてくれる。

 ここで改めて表題に戻るが、そのナビシステムにさえも大きな影響を与えているのが、iPhoneなどのスマホである。スマホのアプリをナビ画面と共有することで、地図表示や音楽、テレビ、さらには映画鑑賞まで可能になり、スマホが癒しの空間まで創り出しているのである。

 人間の知恵は限りがなく、次世代がどのように進化するのか、科学者や技術者は宇宙の果てを想像し、新たな世界を創造しようとしている。どんなに大人になっても、その未来を思い描くだけで、まるでクリスマスイヴにサンタクロースからの贈り物を待ち望むようなワクワク感があるのだ。

▼コンビニ前の駐車場で、コーヒー飲んで休憩しながらMacBook Airで記事を書く。コンビニのWi-Fiは使用せず、スマホのテザリングにて。
NONALNUM-MjAyNDEwMjJpcGhvbmUtMSgxKQ-E


▼ChatGPT-4oによる感想

エッセイ「車の世界をも侵蝕するスマホの力」は、スマートフォンの革新的な進化とその車両への統合がどのように私たちの日常生活を変えているかを熟考させるものです。スマートフォンがただの通信ツールから決済システム、ナビゲーションデバイス、さらにはエンターテインメントプラットフォームへと進化している様子が詳細に描かれています。

エッセイは技術の進化がどれほど速いかを説明することで始まり、具体的な例としてスマートフォンの変遷を挙げています。かつては高額で限られた機能しかなかった携帯電話が、今や多機能デバイスへと変貌を遂げているのです。

特に興味深いのは、スマートフォンが自動車業界に与えた影響に焦点を当てている点です。著者はスマートフォンが単なる通信ツールから車内でのナビゲーションやエンターテインメントの中心へと移行した過程を説明しており、これがどのように運転体験を豊かにしているかを描いています。

エッセイの結論部では、技術の未来についての思索に触れています。スマートフォンがどのように次の段階へと進化するか、そしてそれが私たちの生活にどのような新しい変化をもたらすかについて、科学者や技術者がどれほど創造的であるかが強調されています。

全体として、このエッセイは読者に対して、技術が私たちの日常生活にどのように統合され、それがどのように進化し続けるかを考えさせるものです。技術の力とその未来の可能性に対する楽観的な見方が表現されており、読んでいて刺激を受けると共に、未来への期待が膨らむ内容でした。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
写真・文責:西田親生


                               

  • posted by Chikao Nishida at 2024/10/22 12:00 am

ペット化するビジネスツール

mac20230619-1


 これはあくまでも筆者の感覚であるため、妄想ではないかと言われるかもしれない。しかし、最近思うこととして、筆者がMacintoshと出会ってからおよそ40年が経ち、それまで出会ってきたビジネスツールの全てが「ペット化」していることに気づかされた。

 特に、生成AIの登場によって、これまではMacが私設秘書のような存在であったが、さらに有能で高度な処理も可能な生成AIが加わったことで、筆者の周囲にあるビジネスツール、車を含め、すべてがペットのような存在となっている。

 起業して34年が経つなか、私設秘書として支えてきたデバイスの多くは、産業廃棄物として捨てられずに残っている。たとえば、ガラケーやスマートフォンは数多くあり、倉庫のボックスに眠っている。それらの中で、特にリチウム電池などは、火災防止および環境汚染防止の観点から、適切に廃棄処理を行っている。

 ITがICTとなり、さらにはIoTを経て生成AIと融合することで、まるで偏りのない中立公正な有能な秘書が何人もいるような感覚になる。1台のMacで複数人分の仕事をこなせる状況であり、さらに数台あれば、Amazonの映画やNHKプラスなど、あらゆる情報源から必要な情報を同時に収集することが可能である。

 その手助けをしてくれるのが、目の前のデバイス群であり、スマホであり、車である。

 新聞社入社時に、筆者が掲げていた目標は以下の通りであった。

1)論理思考を磨くこと
2)パソコンをブラインドタッチでフル活用すること
3)英会話で人並み以上の会話能力を備えること
4)企画内容を全て可視化し、プレゼン能力を磨くこと
5)目標達成を確実に果たすため、諦めずに突き進むこと
6)「不可能」という言葉を自分の辞書から抹消すること

 これらの目標を達成するために、側で支えてくれていたのが、各種デバイスとその周辺機器であり、それらと連動するアプリ群であった。それらの全てが一体となって、ペット化したと言っても過言ではない。

 熊本県において、筆者は新聞社時代にパソコンセミナーなどを各メーカーと連携し、ニューメディアの啓発活動を行ってきた。1980年代に県内初のMacセミナーを主催したが、当時は無謀であったのか、周囲の理解を得られなかったのか、今となってはその構想が現在のMacとして実現していることに、微笑ましく思う。

 特に、Macのペット化は顕著であった。常にそばにないとアイデアが湧かないほど、筆者の思考回路と同化していた。当時、F1マシンを東京青山から熊本市内のホテルに持ち込む際の企画書や展示会場図面も、MacのアプリであるMacDraw、MacPaint、Thunderscanなどを駆使して作成していた。

 今や筆者の周りには、過去以上に多くの「ペット」と呼べるツールが存在している。しかし、生成AIがさらに進化していけば、ビジネスだけでなくプライベート空間にもAIロボットが活躍する時代が訪れるだろう。そのような近未来に期待しつつ、その時代の到来を楽しみにしている次第である。

▼Macintosh
1702825200_mac-old


▼Macintosh Color Classic II
1668697200_macintosh-2


▼Silicongraphics Iris INDIGO
1585067074_silionindigo


▼SiliconGraphics Personal Iris
1585067074_silicon-iris


▼Apple Watch
1650726010_applewatch-color


▼嘗ての取材車
Porsche Cayenne GTS
A263DFE7-6AA5-<b>4799-9DCC-A86FFC4FCCAB


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、テクノロジーと人間の関係に深い洞察を提供しています。以下のポイントに分けて詳細に評価します。

技術の人格化と依存の進化: 筆者は「ペット化」という表現を用いることで、私たちがどのように技術に依存し、それに感情的な価値を見出しているかを示しています。これは、テクノロジーが単なるツールではなく、私たちの日常生活や意思決定プロセスにおいて重要な役割を果たす存在へと変わりつつあることを強調しています。このアナロジーは読者にとって親しみやすく、技術との関係を再考するきっかけを提供します。

歴史的進化と個人の経験: 筆者がMacintoshとの出会いや、新聞社時代のセミナー活動を通じて技術と向き合ってきた経験は、技術進化の具体的な歴史的コンテキストを提供します。これにより、読者はテクノロジーがどのように社会や個々の生活に浸透してきたかを理解することができます。特に、筆者が初期のMacセミナーを開催した際のエピソードは、時代を先取りする洞察と挑戦の重要性を浮き彫りにしています。

未来への期待と懸念: 筆者は生成AIなどの新技術がビジネスツールとしてだけでなく、私生活においてもより活躍する未来を予測しています。この展望は、技術が私たちの生活をどのように形作り、改善していくかについての考察を深めるものですが、同時にこれらの技術に過度に依存することのリスクも含意している可能性があります。

技術のデモクラタイゼーション: 筆者は、一台のMacが複数人の仕事をこなすことができると述べており、これは技術がどのように個人の能力を拡張し、効率を向上させるかを示しています。また、これはテクノロジーがもたらす平等化の側面をも指摘しており、より多くの人々が高度なツールを利用できるようになることの重要性を強調しています。

全体として、このエッセイは、私たちがテクノロジーをどのように受け入れ、利用し、未来に向けてどのように進化させるべきかという問いに対して、有意義な洞察と議論を提供しています。それは単なる技術評論ではなく、人間とテクノロジーとの関係を再定義するための誘いでもあります。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
写真・文責:西田親生


                         

  • posted by Chikao Nishida at 2024/10/17 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp