ロゼッタストーンBLOGニュース

　熊本地方を激震が襲い、それから１ヶ月が過ぎた。大地震から１０日ほどオフィスのライフラインが断たれた時に、お世話になった食事処の一つ「巻寿司といなりひろ瀬（熊本県山鹿市温泉プラザ山鹿１階）」をご紹介したい。

　今回で二度目の訪問だが、最初に足を運んだ時に、お姉さんに「必ず来週参りますよ！」と約束していたので、しっかりと約束を果たすために、一つ目水源の取材前に立ち寄った。

　何と言っても、そのリーズナブルさが有難い。写真上の肉うどんも写真下の焼うどんも、それぞれ450円。巻寿司やいなり寿司、山鹿羊羹などのテイクアウトも可能だ。

　午後１時過ぎても、お客は途切れることもなく、特に食欲旺盛の高齢者が多いようだ。暖簾をくぐり店内に入ろうとすると、席は満席状態。小上がりにお一人おばあちゃんが座っていたが、すぐに「どうぞ。」と相席を申し出てくれた。

　おばあちゃんは一人暮らしのようで、今日は大盛りのちゃんぽん。少々量が多かったのか、少し麺を残していたようだ。客が黙って食べてる中でも、お店のお姉さんが一人漫才をやっている。耳障りでもなく、リズム良くお客さんとのコミュニケーションをとっているようだ。

　「あ、ちゃんと、来なはったですね！いただいた名刺は、壁に貼ってかる、毎日見よっとですよ！ちょっと辛さがもの足らんかもしれんばってん、キンピラばどうぞ！」とサービスしてくれた。・・・いさぎゅう元気の良か、お姉さん。（苦笑）

　場所は温泉プラザ山鹿の１階にあるが、ちょっとわかりにくい場所にあるので、そこがネックになっている。しかし、常連客が通う、賑やかなお店なので、今回、災害支援で訪れた県外の方々は、ホーイッピャー食べて、旨かったろうて。・・・と、思った次第。

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◎「熊本復活宣言」画像（14.2MB）
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いなり寿司ちゃんぽんひろ瀬巻き寿司リーズナブル食事処山鹿市

posted by Chikao Nishida at 2016/5/17 01:59 am

れとろ館のレトロ食堂

　熊本県菊池市と言えば、足利尊氏の軍勢と戦った菊池一族を思い出す。歴史と伝統、そして菊池渓谷の美しい水に育まれた日本一の米もあり、自然いっぱい、すこぶる魅力ある地域である。

　同市へは、熊本市より車で約４０分。丁度ランチタイムだったので、ナビを見ながら市内をぐるぐる巡っていたのだが、なかなか、これと言う食事処が見つからない。そうしている内に、時計は午後１時を回ってしまった。

　車が菊池市の隈府界隈を通っていた時、知人の実家である元酒蔵が見えたので、その真向かいに車を停めてみた。すると、たまたま停めたところで、「れとろ館」と言う文字が目に入り、更に、入り口近くに「レトロ食堂」という文字が見えたのだった。よって、広々とした駐車場に車を預け、その「レトロ食堂」に入ることにした。

　親子で頑張っている「レトロ食堂」。何と、写真下の料理のように、ワンコイン（500円）でランチメニュー３種をサーブしていた。昔、祖母たちが作っていたような、懐かしい田舎のおふくろの味である。たまたま車を停めたところに、この店あり。これもご縁だろうと思い、話しかけると、一昨日取材をした私の故郷でもある山鹿市に住んでいたという。これまた、ご縁だ。

　偶然見つけた「れとろ館」。そして、偶然ランチに選んだ「レトロ食堂」。偶然尽くしの１日だったけれども、凄くまったりした時間を過ごすことができたのである。

　やはり、田舎はいい！・・・ご馳走様でした。

　末筆ながら、今回の「平成２８年熊本地震（2016 Kumamoto Earthquake）」による被害が、これ以上拡大しないように祈っています。