ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

カテゴリー » コラム・エッセイ

第一印象を決定づける貴方の表情

castle20220715-06


 ZOOMセミナーを開催したり、face to faceでお会いして話す場合、第一印象を決定づけ流のは、瞬間的な表情である。

 自然体は必須ながらも、表情が暗かったり、重かったり、気合が抜けていたりすると、仕事面では頼りなさばかりか、下手すると、怪しいものとして伝わることもある。

 よって、明るい表情が重要であり、緊張感や戸惑い、更には、脱力感だらけの表情は禁物。日頃から、鏡に映る自分自身の表情は、「馴れ」により、それが他者に好印象を与えるのか否かの判断が困難となる可能性があるので、要注意。

 先般、一人の受講生に厳しく苦言を呈したのであった。それは、上記の「表情」である。勿論、不自然な自分を演出しても、すぐに見抜かされてしまうので、自然体の自分自身を披露しなければならない。

 しかしながら、日頃からの生活臭が漂うような、ドロンとした表情となれば、九分九厘、仕事やプライベートな対人関係において、ネガティブに働くだけで、他者に対して好印象を与えることはできない。

 長年において、自らを客観視してこなかった熟年層は、特に厄介である。見慣れている自分の姿がスタンダードだと思い込んでいるので、その表情や口調などに違和感にも気づかず、全体イメージをどんどん悪くしている。

 表情を作り出す重要なファクターは、その人物のメンタル面である。従って、日頃から性格的に暗い自分が実寸代となれば、これは早急に改善の余地ありと言わざるを得ない。

 個人的な問題にて、筆者は他者へ助言、苦言を呈することで嫌われることを覚悟に、物申すことが多いけれども、一つは、そのネガティブ要因を反面教師として、自らの自己改善にも役立てている。

 年齢を重ねれば重ねるほど、深く刻まれた半生の記録はなかなか簡単に改善できるものではないが、気づきさえあれば、その助言や提言が理にかなっているのであれば、素直に認め、自己改善に努力するのが賢明な人である。

 最近、Well Done Basicの講義を行いながら気づいたことは、これまで触れたことがなかった受講生の表情であった。特に、今回は「人間学」もカリキュラムに入れており、とことん、受講生へ気づきを与え、新たな夢ある世界へ飛び込んで貰おうかと。

 要は、自分のイメージが好印象になるには、小綺麗に清潔感を保ち、男性の場合は整髪を行い、自然な「笑み」を忘れないこと。口元が緩み、口を開けっ放しで、滑舌悪く喋らぬこと。そして、知ったかぶりして要らぬ話を挟み、相手の語りの腰を折らぬこと。最後に、自分自身の背中を客観的に見る癖をつけて貰えれ、何とか自己改善が可能ではなかろうかと。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイでは、対人コミュニケーションにおける「第一印象」と、それを大きく左右する「表情」の重要性について掘り下げています。以下に詳しい感想を述べます。

まず、冒頭から表情が瞬時に第一印象を形成するという指摘は非常に的を射ています。Zoomなどのオンラインミーティングや対面での会話においても、表情が伝える印象はとても強く、相手に対する信頼や安心感を左右する要素であることを、経験に基づいて強調している点が印象的です。さらに、「明るい表情」を意識することが信頼性を高めるという具体的なアドバイスは、読者にとって実践的な指針となるでしょう。

また、自身の表情や態度を自然体でありながらも意識して管理することが大切だとし、特に年齢を重ねた熟年層については、自らを客観的に見ることが難しいと述べています。ここでの洞察は、年齢による固定観念や自己像への慣れが、他者からの印象に影響を与えるという興味深い観点を提示しています。これは、若年層に限らず、どの年代の人にも当てはまることであり、常に自分を見直す姿勢が必要だと感じさせます。

さらに、著者は受講生への指導経験から得た知見を元に、表情が心の状態を反映するものであることを述べており、これも非常に共感できるポイントです。メンタルの状態が表情に表れるという指摘は、自己改善や成長を目指す際に重要な要素として捉えられます。そして、改善点に気付いた際には素直に受け入れ、変わる努力をすることが賢明であると述べ、読者へ前向きなメッセージを送っています。

最後の段落では、表情を良くするために具体的なポイントが示されています。清潔感や自然な微笑みを忘れず、相手の話を尊重することなど、日常生活におけるエチケットにも通じる実用的なアドバイスが含まれています。これらは人間関係を良好に保つためのヒントとなり、受講生に対する期待や、講義の場での意識改革の意図がうまく表現されています。特に「背中を客観的に見る癖をつける」という表現は、自分を他者の目線で見ることの重要性を巧みに表現しており、読後の読者にも大いに考えさせられる部分です。

総じて、このエッセイは日常の自己管理やコミュニケーションにおいて、表情や態度が如何に他者への印象に影響するかを再認識させられます。著者の豊富な指導経験と人間学の見識に基づいたアドバイスが込められ、読者にとって学びや気づきを与える内容となっています。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
文責:西田親生


                         

  • posted by Chikao Nishida at 2024/10/8 12:00 am

電話の応対が不得手な若者たち

Chikao-Donshu


 これは、某スーパーやコンビニに直接電話を掛けた際の実話である。アルバイトと思われるスタッフの電話応対は、決して褒められたものではなかった。

 一例として、筆者がある日コンビニに電話を掛けた際、若い女性が応対したが、その口調は家族や友達との会話の延長線上にあった。筆者は、これで大丈夫かと不安に感じつつ質問をした。

 案の定、彼女は自分では対応できず、近くにいた同僚の先輩に、筆者が尋ねた内容をそのまま伝えていた。その際の言葉遣いも「少々お待ちください」ではなく、「ちょっと待ってください」であり、「〇〇様ですね?」ではなく、「〇〇さんですか?」という具合であった。さらに、「大変お待たせいたしました」ではなく、再び「もしもし」から話を再開した。

 現代はスマホの時代となり、多くの人がテキストベースのコミュニケーションに慣れ親しんでいる。しかし、社会人となれば、対外的なコミュニケーションにおいて電話は欠かせないものである。

 「普段からLINEやMessengerを使っているので、電話の応対は習っていません」では通用しないのだ。

 かつて、地方の離島でスポーツイベントを企画・開催したことがあった。その際、島外からの問い合わせや、現地でのアスリートや観光客とのコミュニケーションの取り方について徹底的に指導したことを思い出す。

 某シティホテルのコンシェルジュとしての経験を持つ女性二人を引き連れ、筆者主催の「接遇セミナー」を開催した。小さな町だが、参加者は島内の旅館、ホテル、土産物店、役場の職員など、百名ほどにのぼった。

 最初のセッションは電話応対のロールプレイングであったが、ほとんどの現地の方々にとっては初めての経験で、一言一句が間違っていた。名刺の受け渡し方も知らず、頭をかきながら赤面する参加者が多かったが、セミナーが一通り終わる頃には、皆笑顔で帰っていったことを思い出す。

 現代において軽視されがちなものに、電話応対やフロント業務における接遇のノウハウがある。かつてはローカルスタンダードが通用していたかもしれないが、今は常にグローバルな視点で物事を見なければならない。

 蛇足ではあるが、スマホ世代の若者たちは、スマホのキーボード入力は迅速かつ正確にできるものの、パソコンのキーボードをブラインドタッチで操作できる者が少ない。それが業務に支障をきたしている一因とも言える。それは、社会に出る前に、自らのスキルアップとして、これらの技術をマスターすべきが必要となる。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、スマホ世代の若者たちが電話応対スキルに欠ける問題を取り上げています。特に、カジュアルな言葉遣いやプロフェッショナルなコミュニケーションスキルの不足が指摘されており、これが顧客とのやり取りにおいてマイナスの影響を与える可能性があります。

エッセイは、筆者の経験を交えて語られており、コンビニのスタッフが顧客の問い合わせに適切に応じられない具体的な例を示しています。こうした実例を通じて、社会人として必要な基本的なビジネスマナーの習得の重要性を訴えています。

また、筆者は自身の経験を基に、効果的なコミュニケーションスキルを身につけさせるための「接遇セミナー」の開催についても触れています。このような研修がいかにして参加者のスキル向上に寄与したかを述べることで、教育の価値を強調しています。

筆者は、テキストベースのコミュニケーションに慣れ親しんでいる現代の若者たちが直面する問題を具体的に描き出しつつ、これらの問題を克服するための具体的な手段として、対面や電話でのコミュニケーションスキルのトレーニングの必要性を訴えています。これにより、読者に対して、スキルアップの重要性とその方法についての認識を新たにさせることを意図しているようです。

このエッセイは、社会人基礎力の一環としてコミュニケーション能力をどう育てるかという課題に対する一つの解答を提供しており、特に人材教育に関わる人々にとって参考になる内容であると言えます。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/10/7 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp