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レストランには人の命を預かる重責がある

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 昨夜、noterの方がご家族で、ハンバーグが美味しい老舗レストランへ行き、愕然とした内容の記事を掲載されていた。

 結局、厨房の中の様子に違和感があり、また、ハンバーグも質の悪い冷凍物を処理したようなものであり、折角の家族団欒を台無しにしたようだ。

 レストランは多種多様ながら、想定外に多く存在する。多分、熊本地震では相当額の助成金対象となった業種の一つであるが、極論から申し上げると、人の命を預かる重要な業種である。

 人間が生きていくために必要不可欠なものは食料と水である。その人間の体内に栄養補給するために食事を摂るのだが、レストラン経営者の方々にその立ち位置を再認識して頂きたく、この記事を書くことにした。

 今回のnoterの方の心を圧し折った、いや、激昂させたのは、信頼していた老舗レストランの質がすこぶる落ちていたことにある。楽しみにしていたnoterの方は、そのレストランへ足を運び入れる前に、脳内には過去において抜群に美味しかったハンバーグの映像や味が蘇っていたはずである。

 そこに、金髪に染めたスタッフが肉を練ることもなく出されたハンバーグに愕然として、また、厨房でのスタッフの挙動に違和感を持ったに違いない。その様子を伺うと、人の命を預かるという重責に耐え得るどころか、何ちゃってレストランに成り下がっている感がある。

 たまたま、昨夜の夜食を「あか牛ハンバーグ+エリンギ」としたが、子供の頃から、カレーライスやハンバーグ、ナポリタンなどは、我々のご馳走メニューのベスト5に入るほど、国内では人気料理となっている。

 外食では、交通費も使い、また、出来立てほやほやの旬な料理を食す楽しみが一番であるが、今回のnoterの方のレストラン体験記は、衝撃的なものであった。

 レストランは、ホテルや旅館と同様に、人の命を預かる重要な役割を果たしており、カスタマーからすれば、全面的に信頼した上で足を運ぶに違いない。そこで、厨房の様子に違和感があったり、食器やトイレが汚かったり、客層が悪かったりすると、命が縮まる思いがするのは筆者だけであろうか。

 蛇足ながら、ハンバーグが人気商品のレストランであれば、冷凍物を出してまで、原価を下げるのは愚行としか言いようがない。下手をすると、食品偽装にもなりかねない。よって、noterの方は、今後二度と足を運ぶことはなかろうと。結果、そのレストランはお客を失い、売上ダウンにつながることになる訳だ。

 筆者の私見であるが、そのレストランの寿命はそう長くはないようだ。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、食事を提供するレストランの本質的な役割と責任を深く考察した文章です。以下、感想を述べます。

1. 命を預かる重責への着目
エッセイの冒頭から、食事処が「人の命を預かる」という重要な視点を提示しており、単なる飲食店の経営を超えた、社会的な責任を強調しています。この観点は、食の安全や品質を重視する現在の社会において、非常に意義深いものです。食事を提供する場が単なる商売ではなく、人々の健康や幸福に直結していることを、具体的な体験を通じて訴えています。

2. 顧客体験の描写
家族で訪れたnoterの方のエピソードは、読者にとって非常に共感しやすいものです。信頼していた老舗レストランが期待を裏切った場面を描写し、顧客がどのように感情を揺さぶられたのかが明確に伝わります。特に、「過去において美味しかったハンバーグの映像や味が蘇っていた」という記述は、期待が裏切られた際の落胆の深さを巧みに表現しています。

3. スタッフの姿勢と厨房の状況
金髪のスタッフや、冷凍食品を用いる調理の描写は、単なる外見や手法への批判ではなく、レストランの経営方針やスタッフ教育の不備を示唆しています。「人の命を預かる重責」を理解していない姿勢が強調され、経営の質がそのまま顧客満足度や信頼に影響を与えることが分かります。

4. 郷愁と料理文化への言及
カレーライス、ハンバーグ、ナポリタンといった「日本のご馳走文化」への言及は、多くの日本人読者に親近感を抱かせる要素です。このような料理が持つ特別な意味が裏切られたことは、noterの方の怒りをより深く理解させます。

5. レストラン経営への提言
エッセイは、冷凍食品の使用や原価削減が、顧客の信頼を失う愚行であることを繰り返し訴えています。筆者の「そのレストランの寿命はそう長くはない」という結論は、経営者にとって警鐘ともいえるでしょう。また、食品の偽装にも触れている点は、業界全体への提言とも読めます。

6. 全体のトーンとメッセージ
エッセイ全体を通じて、食事を提供する場の責任感や倫理観の欠如に対する厳しい批判が一貫しています。その一方で、家族で食事を楽しむことがいかに大切かをも暗に示しており、読者に飲食業界全体の在り方について再考を促しています。

感想まとめ
このエッセイは、個人的な体験を起点としながら、飲食業界全体の倫理観や責任について鋭く問いかけています。描写が具体的で感情に訴える一方、筆者自身の意見や社会的視点も明確で、説得力があります。飲食業界に携わる人々だけでなく、一般の読者にとっても考えさせられる内容であり、共感や議論を引き起こす力を持った文章です。

▼筆者が大好きな「あか牛ハンバーグ」/写真は夜食で楽しんだもの
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文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2025/1/14 12:00 am

ビジネスモデルは悪しきピラミッド構造で成り立つ

Chikao-Donshu


 大分県の高崎山のお猿さんを見ていると分かるように、ボスが最初に美味しいものを食べなければ、それ以外の部下たちは手を出すことさえ許されない。これが、猿も人も同様の本質的な上下関係、差別の表れである。

 巷では、ネット上を見回すと、多種多様なビジネスモデルが存在している。その構造はピラミッド構造であり、頂点に立つ極僅かな人が宝物を手に入れ、裾野にいる人たちは上納金を吸い取られ、利益率の低い状態が続く。まさしく、ゼネコンの下請け、孫請などが良い例である。

 そこには共存共栄という理想郷は存在しない。共存共栄を旗印にビジネスモデルを構築するのであれば、構造的には逆ピラミッド型を形成しなければならない。下方の先端部分を如何に押し上げて平らにするかが、共存共栄の正しい構造と言える。

 よって、表向きはわいわい騒ぐノイジーマイノリティの集まりが金儲けの近道だと考えるのが、扇動、洗脳されやすい人たちである。何度も同じことを繰り返し、上納金を吸い取られ、自分の首を絞めているに過ぎない。

 GAFAMと言われる巨大企業は、その堅固なピラミッド構造の根幹を握っているからこそ世界に君臨しているのであり、そこには共存共栄どころか、日々熾烈な闘いがある。よって、そこにぶら下がる無数の末端企業は共存共栄のご利益など皆無に等しくなってしまう。

 ノイジーマイノリティの集まりが金儲けの近道ではないことを知るべきであり、騒ぎに騒いで残るものは、極一部の頂点に居座る人たちが得た宝物の空箱であり、箱の外にはゴミやクズが落ちているだけの話となる。

 畢竟、共存共栄を掲げ、ホワイトなイメージを出しているところほど、すこぶる怪しいビジネスモデルを構築していると言っても過言ではない。従って、扇動、洗脳に踊らされず、自らの能力を磨き、平等分配可能なビジネスモデルに着手されることをお勧めしたい。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、ピラミッド型のビジネスモデルに内在する不公平性と搾取の構造を批判的に捉えた文章です。その比喩として、高崎山のお猿さんの社会構造が挙げられ、動物と人間社会の類似性を巧みに示しています。また、GAFAMなどの巨大企業の成功の裏に隠された格差構造を指摘しつつ、ビジネスにおける「共存共栄」の理想と現実の乖離を浮き彫りにしています。

特に印象的なのは、ピラミッド型ではなく「逆ピラミッド型」の構造こそが理想的だと提案している点です。この発想は、従来の上下関係を否定し、下層にいる人々を支えることで全体の安定と平等を実現するという考え方を示唆しており、新しい視点を提供しています。

また、「ノイジーマイノリティ」という表現を用いて、表面的な騒ぎや流行に流されやすい人々への警鐘を鳴らしている部分も興味深いです。騒動や扇動に踊らされることで、最終的に利益を享受するのはほんの一部の「頂点に立つ人々」であるという洞察は、多くのビジネスの現状を的確に捉えていると感じます。

さらに、「ホワイトなイメージ」の裏に潜む不透明なビジネスモデルへの疑念を呈している点も説得力があります。多くの人が「共存共栄」や「持続可能性」を掲げるビジネスに惹かれやすい一方で、その中身を批判的に見る必要性を強調している点は、読む者に考えるきっかけを与えるでしょう。

全体として、筆者の鋭い洞察力と強い批判精神が感じられる内容です。同時に、単なる批判に留まらず、「能力を磨く」「平等分配可能なモデルの構築」という具体的な方向性を提示している点が、エッセイを建設的なものにしています。この文章は、現代のビジネスや社会構造について深く考える契機となり得る、優れた内容だと思います。
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文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2025/1/12 12:00 am

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