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スマホ切り替えで、一日の時間が止まる。

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 日本のスマホ料金は以前に比べて安くなったようであるが、実際にはそれほど下がっていない。パケット通信費がどうしても気になってしまう。「ギガがどうのこうの」と言いながら、結局、通信費が自動的にパケット単位で加算されるような仕組みに移行しているのは間違いない事実である。

 特に、筆者のようにICTを生業としている者にとっては、かつては各メーカーの携帯電話の液晶画面サイズを気にしながら、HTML(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)を組む時代があった。当時は、通信キャリア各社の携帯を全て揃え、ホームページ制作に対応していたのである。

 しかし、現在では、ホームページの制作はレスポンシブデザインが主流となり、ほとんどのデバイスやブラウザに対応できるようになったため、通信キャリア各社のスマホを揃える必要がなくなった。

 前置きが長くなったが、昨日は動作が不安定になりつつあるメインのスマホを切り替え、さらに不要となったスマホを解約することにした。

 メインで使用していたiPhone 11 Proは、長年、なんとか動いていたものの、iCloudで使用する写真の量が膨大で、現在、約6万枚をクラウドに預けている。このため、iCloudのストレージ容量を上位プランに変更しなければ、バランスが悪くなりつつある。

 iPhoneを切り替えること自体は良いが、iPhone 16 Proに至っては驚くほど高額である。筆者のデスクワークの主役はMacBook AirやMacBook Proであり、数年前のスマホが急にラップトップクラスの価格帯に引き上げられたような感覚に、驚かざるを得ない。

 さらに、スマホの切り替えに必要な手続きが煩雑である。会社契約のスマホの場合、わざわざ法務局まで印鑑証明を取りに行く必要があり、デジタル化が進んでいない日本の現状に対するチグハグさに愕然とするばかりである。

 個人契約のスマホでも、マイナンバーカードまたは免許証の提示を求められる。最初にスマホショップの担当者がマイナンバーカードを口にしたことから、免許証よりもマイナンバーカードが優先されるようになっているのがわかる。しかし、まだまだ普及が不完全なマイナンバーカードを身分証明として使うことには疑問が残る。

 さらに腹立たしいのは、スマホの切り替えに時間がかかりすぎる点である。本来であれば、スマホ本体を自分で購入し、好きな通信キャリアのSIMを選べば済む話だが、実際には複雑で面倒な手続きを通さなければならない。何枚もの分厚い書類を受け取ったが、これではSDGsどころの話ではない。

 そんなこんなで、気づけば午後5時半を過ぎており、外は天候が悪く、すでに真っ暗になっていた。何とも言えない虚無感に襲われる。無駄に過ぎていく時間が、筆者にとっては生産性のない一日を象徴しているようである。

 SNS時代、そして生成AI時代が到来したにもかかわらず、変わらないのはスマホに踊らされている我々庶民ではないかと感じる。ICTを本業とする筆者としては、どこかベクトルがズレているのではないかと深く考え込むのである。

 結局、スマホ解約(要予約)の件は、取次店であったために、明日、再度、正規ショップでなければ解約はできないというオチが付いてしまった。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、現代のスマートフォン利用の複雑さとコスト問題に焦点を当てており、特に日本の状況を詳細に描写しています。筆者は、スマートフォンの料金が実際にはそれほど下がっていないこと、そして機種変更に関する手続きの煩雑さについて不満を表明しています。

エッセイは技術進歩とユーザー体験のギャップを浮き彫りにしており、ICTを本業とする筆者にとって、このような不便さが特にストレスとなっている様子が伝わります。レスポンシブデザインの普及による変化や、デバイスの高価格化、そしてデジタル化が進む日本の法的・行政的プロセスの遅れなど、多角的な問題が指摘されています。

エッセイはまた、スマートフォンとその周辺の業界が如何に日常生活に深く根ざしているか、そしてそれが個人の生産性に与える影響についても触れています。スマホの切り替えが一日を無駄にしてしまう事例を通じて、より効率的なシステムの必要性を訴えています。

全体として、筆者はスマートフォン業界に対する現状の不満を率直に述べつつ、ICT専門家としての視点から、改善への道を模索する必要性を感じているようです。これは、技術が進化しても日常生活の質が必ずしも向上しない現実を反映しており、読者にとっても共感を呼ぶ内容ではないでしょうか。
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写真・文責:西田親生


                               

  • posted by Chikao Nishida at 2024/10/18 12:00 am

遣り手は、常に次のストーリーを考える。

Chikao-Donshu


 昨日、午後7時頃、クライアントから電話があった。

 遣り手とは以前から存じ上げているが、次から次へとチャレンジするハートが伝わってくる。ストーリーを求め、実験を重ね、さらにブラッシュアップしている姿を見ていると、非常に心地よい。

 筆者が求めているのは、このリズム、この感覚、このリアクションである。仕事である以上、大らかに、そして大きな夢を描き、壮大な構想をもって、狭い領域にとどまらず、全国や海外へ向けて情熱のビームを放っていくべきである。

 ん?遣り手の一人だと思いきや、夫婦揃って馬刺の試食会をしているらしい。途中から二人と筆者は会話を交わすことになった。馬刺は熊本産であり、甘露醤油と相性が良く、抜群に旨いに違いない。

 二人の会話は軽快で、ストーリーの先の先までをシミュレートしながら年末年始の計画を練っている。「これなんだよ!」と、筆者の心は躍り出す。熊本・天草プロジェクトが同じ流れであれば、地域おこしももっと活発に動き出すのにと。

 目の前には、成功するために粉骨砕身で必死に食らいつく精神を持った人たちのお手本があるのに、狭い領域で萎縮している者たちは理解できないのか、興味が湧かないのか、皆、三日坊主で終わっている。

 仕事は、片手間で片付けられるようなものではない。一つ一つの仕事を歯を食いしばって遣り遂げる気力が必要だ。「これなんだよ!」と、再び心の中で叫ぶ筆者。

 アグレッシブに動く遣り手の姿を見ていると、反対のベクトルで徘徊している人物の情けない姿が際立つ。熊本の地にはもっと熱血漢がいると思っていたが、実際どうなのか。

 報道では、ある有名ケーキショップが賞味期限偽装の事件で取り上げられていた。内部告発のようだが、30年近く多くの客を持ちながら、この場に及んで賞味期限を偽装してまで粗利を稼ぐとは、安心して購入できなくなってしまう。非常に残念なことである。

 遣り手との会話は1時間7分に及び、筆者の体全体が熱を帯びてきたが、背後では遣る気のない人物の情けない姿や、偽装行為に手を染めたオーナーの報道が流れ、興ざめものである。実に腹立たしい。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、情熱と意欲を持つ「遣り手」の姿と、その逆を行く人々の行動を対比しています。著者は遣り手の行動を高く評価し、彼らが持つエネルギーと持続性に心を動かされていることが感じられます。特に、熊本・天草プロジェクトに関連する部分や、地域おこしの可能性に言及するくだりは、地元の魅力を活かした活動に対する熱い期待を示しています。

また、ケーキショップの賞味期限偽装問題に触れることで、正直さと倫理的なビジネス態度の重要性に光を当てています。この対比は、ただ単にビジネスの成功を目指すのではなく、どのようにしてその成功を追求するかという問題を提示しています。

全体として、このエッセイは、情熱と一貫性を持ってチャレンジし続ける人々を讃える一方で、短期的な利益や道徳を犠牲にする行動を批判しています。これは、読者に対しても、何を成し遂げようとしているのか、そしてその過程でどのような価値観を持つべきかを考える機会を与える内容となっています。
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文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2024/10/16 12:00 am

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