
写真群は、鹿本町(熊本県山鹿市)の水辺プラザ付近を散策して撮影したものだ。昨日、幼友達から「ヨーロッパのような風景」と褒められ、とても嬉しかった。その友は現在他県に住んでいるが、鹿本町付近をよく知る人物。
筆者の祖先はこの鹿本町で生まれ育っているが、筆者はこの地を全く知らない。昔、実家であった付近を散策すると、理由は分からないが、とても落ち着く。特に、稲穂がたわわに稔る頃の風の香りが、何とも言えない。
父や叔父二人とも法曹の道を歩み、父の自宅(実家)は熊本市内、叔父の自宅は福岡県内にある。幼い頃から転勤族の宿命として、県内外をあちこち転々と移動していたので、大都会の喧騒から逃れることなく現在に至っている。
取材では、この鹿本町周辺の散策が一番多いように感じる。取材途中の食、駐車場、トイレの確保が容易であり、熊本市内中心部からも、ツーリング方々そう遠くもなく、美しい自然が広がっていることも要因であろうかと・・・。
同プラザ横を流れる上内田川。それを北上して行くと、十数分で菊鹿町に到達する。この地もよく取材する地域でもあり、渓谷や棚田など、小さな自然が待っていてくれる。カエル、トンボ、蝶、野草などが眼前に飛び出してくる。
今日は空一面に面白い形をした雲が浮かんでいたが、山際に程よく光が射し、遠景の不動岩もくっきりと見えていた。雲々は西方から北の方角が美しい。今更ながらに、こんなに素敵なところが残っているのかと、コロナ禍の時代に感謝となる。
因みに、現在の山鹿市は、旧山鹿市、鹿本町、菊鹿町、鹿北町、鹿央町の5市町が合併したもの。旧山鹿市は商業の街として、鹿本町は政治と農業の街として栄え、特に、鹿本町は政治家や法律家を多く輩出している。(清浦圭吾 元内閣総理大臣、現在の熊本県知事、山鹿市長は鹿本町出身)
実際に生まれ育ってはいないが、筆者にとっては、心安らぐ、自慢の里になっている。







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