パソコンの練習は、自転車のそれと同じこと。OSとかAPPとか、初手から色々難しいこと宣うよりも、先ずは、人とパソコンの物理的な接点となるキーボードの「ブランインドタッチ」をマスターすることである。
自転車の場合、器用者ならば1日で乗れるようになり、不器用者でも1ヶ月ほどで何とか乗れる。キーボードも同様に、常に基本である「ホームポジション」を意識することで、2週間ほどで、貴方なりの「ブランインドタッチ」がマスターできるのだ。
筆者が18歳の時に、英文タイプライターを購入し、そこで初めて知った「ホームポジション」。それから、毎日、「JJJJJKKKKKLLLLLMMMMMNNNNNOOOOOPPPPP」と、指先の下にある文字を頭の中でイメージしながら、指先を動かしては直ぐに「ホームポジション」に戻す訓練を行い、2週間ほどで「ブランインドタッチ」が可能となった。
社会人となり、この「ブランインドタッチ」が無意識の中で功を奏したのは、目の前のパソコンを初めて触れた時、タイプライターで覚えていた「ブラインドタッチ」がそのまま使え、次から次へと進むことで、難しそうなマシンたちと仲良くなった。
中間管理職にとって、今からでも遅くない基本中の基本「ブラインドタッチ」。頻度の高い単語を叩きながら、その度にキーボード上の指先の感覚をしっかりと覚えることが重要。時には目を閉じて、キーを叩いては指先を微調整をすることで、「ブラインドタッチ」の完成度が高くなる。
よって、幼い頃の自転車の練習と同様に、パソコンという自転車に乗れる準備ができたことになる。後は、その自転車をどう操るかは、各自の業務内容によって、APPを使い分ければ良いだけの話。それから、データの種類などの知識さえインプットすれば、従来の業務処理が飛躍的に向上する。
中間管理職の諸君!騙されたと思って、基本中の基本から再スタートし、完璧な「ブラインドタッチ」に挑戦されては如何だろうか?・・・今まで1時間を要していた文書作成が、僅か15分に縮まり、自分の仕事にゆとりが出てくることになる。
「ブラインドタッチ」の練習を、僅か1日2時間2週間続けるだけで、「できる人間」になれることを信じて、先ずは実践!!!
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文責:西田親生
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