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熊本城散策(2012-2014)

▼2012年

404 File Not Found

 本格的に取材として熊本城を撮影するようになったのは、ここ数年だと記憶する。

 本日、2012年、2013年、そして今年2014年に撮影した熊本城の写真を集め、使用したカメラやレンズにより、どのような画角、画質に違いが有るかの検証をすることにした。

 先ずは、2012年に撮影した上写真群である。持ち込んだカメラは、NIKON D800とCANON EOS MARK IIであり、NIKONには28-300mmズーム、CANONには24-105mmのズームを装着して、撮影の比較をしたのだった。

 天候に恵まれ、炎天下の撮影。画素数3630万画素を誇るD800らしく、大変緻密な絵面となっている。余りの厚さで、重装備の筆者はへとへとになり、荷物が段々重く感じられ、最終的にはギヴアップ状態であった。CANONはレンズが優れており、ちょいと暗くともフォーカスはカミソリ級に素晴らしかった。

▼2013年

CASTLE-2013-S


 さて・・・2013年の取材では、NIKON D800だけを持ち込み、SIGMA 12-24mmの超ワイドレンズを使用することにした。当時のテーマが「外堀から攻めよ!」であった為に、大天守や小天守などは撮影していないが、敵が攻め入るのを阻止する為に造られた、急勾配の石垣「武者返し」を、何とか迫力ある絵面にしようと努力しているところが見え隠れする。(苦笑)

 この頃から、特にポートレートに惹かれて、取材中に必ず人を入れるようにしているので、再び見ると、懐かしさもあり、楽しくプレビューができるというものである。ちなみに、先見塾の塾生たちが、寝食忘れてカメラに没頭してる表情を窺い知ることが出来る。

 また、最近のSIGMAレンズの切れ味が流石に良く、手前味噌だが、画質も素晴らしいものになっているようだ。

▼2014年
CASLTE2014-S


 最後に、ご披露するのが、元日に取材したばかりの、熊本城写真群である。

 今回は、NIKON Dfに40年もののオールドレンズ NIKKOR 20mmを装着して、熊本城のモノトーン撮影に挑戦したのだった。

 レンズの構造や特性は、最新レンズには劣るものの、モノトーン専用に開発されたレンズであるが故に、それなりに味のあるコントラストと切れ味を出してくれている。中には黒つぶれだと思われるものもあるが、それは通りすがりの観光客や参拝客の肖像権がクリア出来ないために、敢えて、露出を抑えて暗めに撮影している。

 以上のように、僅か2年間の自分なりの作品を比較すると、心境の変化、その当時の体調、被写体との会話などが思い出される。・・・特に、今回は元日から初詣を目的とした中での取材であった為に、何となく清々しいと言うか、一年の始まりにおける静かなる決意というものも秘めてシャッターを切っていった次第。

 いやはや、一眼レフの醍醐味・・・何度挑戦しても、何度体験しても・・・充実感でいっぱいの筆者でもある。


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  • posted by Chikao Nishida at 2014/1/4 04:11 am

元日の熊本城

▼元日の大天守をモノトーンで切り撮る(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6748



 元日に熊本城を取材するのは初めてではないか!?・・・と思いつつ、各神社の駐車場は全て溢れそうなので、いつもの通り、熊本ホテルキャッスルを起点として動いた方が賢明であると判断。

 昨年の元日と比べると、今年は人手がかなり多く感じる。加藤神社の喫煙場所で、或る年配の女性が会釈をし話し掛けて来た。「今年のような大勢の参拝客を見たのは初めてですよ。毎年来ますけど、横並びに30分以上も待たねばならないなんて・・・。不景気だったから、景気が良くなるように皆祈願してるんですかね?」と。

 いつもの熊本城取材コースは、桜の馬場 城彩苑あたりで腹ごしらえをして、それから熊本城内に向かうが、本日は、熊本稲荷神社方面から攻めてみた。・・・本日は拝観入場料が無料ということだったので、多くの初詣客が熊本城へ足を運んでいるようだ。その流れに乗って、同神社左横の平御櫓側から城内へ向かって行く途中途中で、熊本城内を撮影することにした。

 持ち出したのはNIKON DfとNIKKORオールドレンスの35mmと20mm。建造物や急勾配の階段や石垣、樹木などを中心とした取材となったので、35mmは途中で外し、20mm一本に固定、モノトーンで撮影する事で、400年の歴史を誇る熊本城のイメージを出せればとシャッターを切ったのだった。

 思ったより温かな元日。木陰や石垣の根元に立って撮影していると、手袋やマフラーが欲しくなるほど、身体の芯が冷えてきた。・・・最終目的地である加藤神社(宇土櫓横)へ足を運び、参拝後に熱々のお汁粉を食して、足早に熊本ホテルキャッスルへ下って行った次第。それでも寒かったので、同ホテルの熱々のコンソメスープをごくごくと飲み干して、体調を整えた。

 アップダウンのあるコースは、予想以上に距離もあるので、日頃の運動不足解消に繋がるぞと、自分に言い聞かせながら、全て徒歩での移動としたのだが、左手にカメラ、右手にゼロハリバートンの重いバッグをぶら下げていると、随分と腰に響いた。

 本日の取材の反省点は、モノトーンの撮影をしていて、ここはカラーで押さえておきたいという時には、もう一台の一眼レフを持参すべきだった。・・・。しかしながら、砂塵が舞う石段途中では、なかなかレンズ交換ができない筆者である。・・・もう少し、温かくなれば、取材日和が続くので、その頃を見計らって、2台の一眼レフと三脚を持ち込み、熊本城内をつぶさに切り撮って行こうかと・・・。

 ・・・清々しい一年の始まりに、昨年の厄が一気に飛んだような気がしてならない筆者でもある。


▼元日の大天守と小天守をモノトーンで切り撮る(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6753


▼元日の大天守と小天守をモノトーンで切り撮る(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6772


▼元日の宇土櫓、大天守と小天守をモノトーンで切り撮る(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6787


▼熊本稲荷神社から大天守へ向かう観光客(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6690


▼熊本稲荷神社から大天守へ向かう観光客(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6716



▼人、人、人の加藤神社(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6798


▼「仰清正公」の書が・・・(NIKKOR 20mm使用)
DFD_6806



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  • posted by Chikao Nishida at 2014/1/2 12:00 am

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