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カメラは媚薬なり・・・

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 来週第4火曜日は、久々の先見塾BASIC野外活動(写真撮影会)の予定を組んでいる・・・が、今の処、残念ながら雷雨の予報である。今週末から月曜日までは何とか天候は好さそうだが・・・火曜日が雷雨となると、写真撮影会の場所決めをどうするか迷ってしまう。

 ところで、最近嵌まりに嵌まっているスーパーワイドな世界。二十数年前に一眼レフカメラ(NIKON F4)を手にして、最初はお手軽便利ズームレンズに走ったが、段々と被写体や環境によりレンズを替えたいという貪欲さが出て、単焦点レンズやスーパーワイド、マクロなどの多種多様なレンズに目が向いて来るようになった。

 結局、現在持っているズーム・・・NIKON純正の24-300mm(fxフォーマット)ズームなど、やけに重いだけの無用の長物に思えて、最近殆ど装着することが無くなっている。勿論、このレンズは高額で、優れた機能を持つ高速オートフォーカスレンズ。前玉はでっかい77mmのレンズだが、日頃、2台の一眼レフを持ち歩こうとすると、出来るだけ軽くコンパクトで性能の良い単焦点レンズを選んでしまうのだ。・・・しかし、ズーム1本で結構なバリエーションで撮影可能となるので、あれこれ見回しながら、毎回どのレンズを持ち歩くのか迷いに迷って、カメラバッグに入れた出したりで大忙しとなる。

 写真上は先日取材に行った熊本県南阿蘇村からの阿蘇五岳遠景。実は今持っているスーパーワイドレンズは、12-24mmのSIGMA製。前玉がすこぶるデメキンで、PLフィルターなどが直接装着できないので、なかなか逆光気味でレンズを向けるのは困難となる。よって、思ったよりも若干シラケ気味の遠景写真となったが、そこはフィルター装着で無駄な反射を抑えて、透明感のあるカチッとした撮影をしたいと・・・。

 最近の作例の中で、下3枚目の高千穂・トンネル貯蔵庫の内部写真が自分なりにお気に入りとなっている。トンネル内は思ったよりも照明は暗く、室温17度で維持されており、ISOを6400程度に上げないと、シャッターは落ちることがない。折角なので、ホワイトバランスの微調整を行いながら、手持ち撮影で手ぶれを起こさぬようシャッターを押したものである。何となくDIABLOのゲーム世界のようで、鉄の赤さびやコンクリートに染み出す水の臭いも伝わってくるように仕上がればと、撮影に臨んだのだった・・・。

 現在、先見塾では野外活動の一環として、「写真撮影会」が主力イベントとなっている。各塾生たちは下2枚目のように、各自一眼レフを手に入れて、各様にレンズを装着、日々撮影の特訓をしているようだ。この写真は先般「熊本城の外堀を攻めよ!」をテーマに集まった塾生たち。炎天下の中、撮り終えて木陰でその作品のチェックをしているところだが・・・カメラという存在は、本当に人の心を惹き付ける媚薬のような不思議な存在なのかも知れないと・・・。

 見る人によっては「お宅のようですね!」と言われるかも知れないが、カメラという素敵な趣味を体験せずして、そう簡単に一喝されても困ってしまう。・・・何の趣味でもそうだが、先ずは体験して、それがプロ級になればしめたもの。他人様から何と言われようが、趣味は人生の宝物として、筆者は大切に育てて行きたいと考えている次第。

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【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2013/7/19 05:42 pm

家路につく椋鳥たち

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 昨日、当社サテライトオフィスでMacのアップデートを終え、そろそろ夕食の時間となり、オフィスを出ようとした瞬間・・・筆者の会社があるオフィスビルの北方面から無数の椋鳥たちが急いで家路につくところに遭遇した。

 普段は上空又は鬱蒼と茂った樹木の陰で、忙しげにチュンチュンと鳴いているのは見たことがあるが、当社オフィスが6・7階にあるので、ほぼ同じ高さで飛んでくる椋鳥を見たのは初めてのこと。

 早速、テーブルに置いていた一眼レフを持ち出し、その椋鳥たちを撮ってみようかと・・・。しかし、夕餉の頃でもあり、薄暮。設定が難しいが、時間はない。よって、上はモノトーンで、下は適当な設定のカラー。第一波、第二波、第三波・・・と十数匹が群をなし、こちらへ向かってくる瞬間を撮ってみた。

 ビルの上から撮影すると、椋鳥たちは思ったよりも低空飛行で、その飛行経路は全く同じ方向を向いている。たぶん、熊本市水道町方面の樹木群に向かっているようだ。・・・あの小さな頭の中に正確なジャイロコンパスが備わっているのだろうかと、そんな事を考えながら連写を続けたのだった。

 被写体が余りにも高速で小さい為に、ある程度フォーカスの位置を決めて連写をしなければならないが、それも薄暮時なので、少々手間取った次第。・・・いやあ、一眼レフって楽しいし、生き物って不思議だなと再認識した次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/7/12 09:26 am

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