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MONOCHROMEの世界・・・

▼熊本ホテルキャッスルのシェフ

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 久々にモノクローム一色の撮影を試みた。昨日は、某ギャルソンとのカメラ談義というか、カメラ講義に時間を費やし、気づけば1時間ほど、カメラやレンズの機能説明などに傾注したのだった。

 写真は仕上がりを見るときは二次元(平面)であるが、実際は、三次元の世界、いや、四次元の世界が凝縮したものである。ムービーは音声と共に見れば、それで完結。しかし、写真というものは、絵画や書をじっくりと楽しむように、時間を掛けて、それも、一度にランダムに何パターンもの写真を鑑賞できる点が素晴らしい。

 特に、モノクロームの世界は、見る側に課題を与えることにもなり、見る側がいろんな切り口で見ることができるというもの。カラーフィルムを開発した人は実に偉いと思う。されど、カラーの世界(人間の目で見る世界)を、B&Wの世界に閉じ込めた人はまだ偉いと思う。

 我々は日々進化するカメラやレンズを眼の前に・・・昔々、レンズによって捉えた映像を壁や磨りガラスに投影したり、それを模写したり・・・記憶を記録するという欲望がカメラオブスクラを生み出し、その記録媒体が布、紙、フィルムから、SDメモリカードやCFメモリカードなどへと進化し、更に小さなものが絶え間なく開発されている。

 アナログな大宇宙を、デジタルな小宇宙に閉じ込めようということなのだろうが、いやはや、モノクロームの世界に勝る世界なしというほど、その撮影の奥の深さに、日々頭を痛めている次第である。


▼熊本ホテルキャッスルのシェフやギャルソン
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2015/7/3 08:54 am

夜の撮影・・・

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 手持ちで月を撮影するのは、すごく疲れる。・・・三脚を立てて、レリーズ付けて、ゆったりと撮影すれば良いだけの話だが、この寒い夜空の下では、手抜きで、手持ち。更に、車窓(窓を開けて)からの撮影で終わってしまった。

 昨日は、だだっ広い陸上競技場の夜間を撮影して、超広角レンズのフレアが気になり、また、今日は手持ちであるために、ブレが気になる。

 どちらかと言えば、夕刻の穏やかな陽射しの中で撮影したり、また、小川や湖などの水面に映り込むような撮影が楽しい。人の姿は、仕事に真剣に集中している瞬間など、レンズを意識せず、何かに傾注している人を切り撮るのが好きである。

 筆者は何かしていると、急にレンズを握りしめ、カメラを持ち出し、被写体を見つけに飛び出すことがある。レンズとカメラ本体との相性が気になったり、そのレンズの特性を本当に把握して使い切っているのかなど、ちょっと疑問が生じると、突発的に動くようだ。

 料理を撮るときは、料理人のハートを十分受け止めて撮影し、ポートレートは喋りながら一瞬の隙を突いてシャッターを押すようにしている。

 写真は撮られる人の心も、更には我々写す人間の心まで映り込むので、すごく面白い。・・・昨年末から被写体になる人たちの笑顔が素敵で、思った以上に良いポートレートが撮れている。やはり、カメラもレンズも人を選ぶようである。(苦笑)

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/1/8 01:14 am

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