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人脈頼みばかりは、己の首を絞めるようなもの。

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 人脈を利用することは、決して悪いことではない。ところが、仲介などが入った人脈頼みは、年月が経てば経つほど、狭い領域にて活動を余儀なくされたり、それより高度かつ上質のものに遭遇したとしても、人脈からの見えざる手により、それを選択する自由意思さえ潰されてしまうこともある。

 日頃から大変世話になっている方が紹介してくれた食事処。先ずは、贔屓にしてくれと言われれば、その食事処が最優先となり、足繁く通うようになる。しかし、そこが寿司店であり、後に比較にならぬほど旨い寿司に出遭えば、別の店に切り替える訳だ。最高に美味しいものを発見すれば、誰だってそうする。

 それでも、義理堅い人は、紹介された食事処にとことん通い詰める。それは、本人がそれなりに満足するのならば、何も問題はない。しかし、VIPの接待ともなると、最高の「もてなし」を考えなければならず、それよりもずっと上位の評判が良い寿司店を予約し、最高の「宴」を演出する方に心が動く。

 別に、何事も天秤に掛けることなど毛頭考えてはいないけれども、最高、最良、最適なものを提供するがビジネスの鉄則と言えようかと。そこで、人脈ありきだった過去に縛られ、日々萎縮したままの状態で金縛りに遭ってばかりいると、大切な人生において「日々変化、日々進化」への道は完全に閉ざされる。

 人脈というものは、好循環の時は「よかった、よかった!」と両手を挙げて喜ぶが、ここ一番で人脈以外のところにワープしたいと思った瞬間にブレーキが掛かってしまうのならば、人脈に対して、どんどん鉛のような重さを感じるばかりで、その人脈によって得たものが、想定外に小さいことに気付くこともある。

 他力本願の典型である人脈頼りは、最終的には、己の首を絞めるばかりで、開放感のない息苦しさと、目の上のタンコブばかりが気になって、忖度だらけの人生になる可能性も無きにしも非ず。懸命なことは、或る程度人脈に頼ったとしても、少しでも早期に完全に自分色で走ることに切り替えることが重要だ。


▼京料理「えのきぞの」のランチデザート
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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/2/5 12:00 am

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