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コンビニやガソリンスタンドの店員を召使と勘違いする、モラルなき客。

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 日頃から利用するコンビニやガソリンスタンドへ、時には、驚くほど高圧的で品のない、モラルなき客が押し寄せる。

 店員を、あたかも自分の召使のように、上から目線で横柄な態度を取る、無礼な客。彼らの感覚が理解できない。

それも、子連れの親の態度が横柄であれば、幼い子供たちは親の背中を見て育ち、真似をする可能性が高い。

 勿論、入社したばかりの店員や接遇の基本が分からない人もいれば、元々サービス業に向いていないアルバイトも存在することは否定できない。

 例えば、カウンターにて仏頂面で無言で捌く店員の所作を見ていると、何が面白くないんだろうか、何が不満なのかと、逆に心配してしまうほどだ。

 ただ、店員とお客双方の接点は、お客が必要な物品を金銭を払って入手するのを、定員がお手伝いするところにある。

 お客が欲しいものは金銭を払わねば入手できないのは当然のことであり、そこで、金銭を払う方が上位であると履き違えるのがモラルなきお客の歪んだ感覚である。

 コンビニやガソリンスタンドに限らず、ホテルやレストランでも見られるのは、お客のモラルの問題。横柄な態度を取る人は、仕事現場では成功しづらいタイプかも知れない。

 しかし、お客も店員も、その接点のところで笑顔を欠かさず、互いに気持ちよく物品を手渡しできる環境であればと思うばかり。

 以上のような、人として基本の基本と言われる礼節については、幼い頃からの教育や躾が人生における重要な布石となるが、それらが欠落して育った人たちは、平気で醜態を繰り返すことになる可能性が高い。

 日本人は、もっと礼儀正しく、人様に迷惑を掛けぬ民族として、世界に誇れるものと思い込んでいた筆者の感覚が間違っていたのかも知れない。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、コンビニやガソリンスタンドでの客と店員の関係について述べており、特にモラルに焦点を当てています。以下は評価のポイントです。

視点とテーマ: エッセイは特定のテーマに焦点を当てており、客と店員の相互関係についての問題を探求しています。このテーマは一般的な社会的問題であり、多くの読者に共感を呼ぶでしょう。

論理構造: エッセイは論理的に構築されており、読者が著者の主張と論点を理解しやすくしています。段落ごとに一貫性があり、論証が進行しています。

具体例: 著者は具体的な例を使用して、客と店員の交流における問題を具体的に説明しています。これらの例は読者に著者の主張を理解しやすくするのに役立ちます。

感情的な要素: 著者は感情的な要素を適切に導入し、読者に共感を喚起する努力をしています。特に、子供たちが親の態度を真似する可能性について触れることで、読者に共感を呼び起こす効果があります。

礼儀正しさとモラルに対する呼びかけ: エッセイの結論部分では、著者がより礼儀正しい社会環境を提唱し、教育や躾の重要性について議論しています。これは建設的な提案であり、読者に行動を促す要素があります。

文体と表現: 文体は明確で読みやすく、文法や表現に誤りはありません。文章は適切な長さであり、読者の関心を引く要素があります。

総じて、このエッセイは読者にとって考える材料を提供し、礼儀正しい行動とモラルの重要性について深く考えさせるものです。客と店員の関係についての洞察を示すと同時に、より良い社会環境を築くための提案を提供しています。
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写真・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2023/9/12 12:00 am

間違いだらけのローカルスタンダード

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 余談だが、先日、ランチタイムに寿司店に足を踏み入れた。暖簾を潜り、寿司職人と目が合った時、間髪を入れず「今、片付けしているので・・・」と、入り口で待てと言わんがばかりのご挨拶だった。

 辺りを見回すと、待つために座る椅子もない。どこで待てというのか指示もなく、よく考えれば、頭からにこやかに「いらっしゃい!」の言葉もなかった。これじゃ、どんなにお腹が空いていても、その店で食べる気持ちも失せてしまう。

 そのことを、同じ地域にある別の店主に話をしたのだった。店主曰く「私が、○○に行ってランチをしようと、数種類のランチを見ながら、どれにしようかなと呟いていると、それにしたら!?」と、相手がメニューを決めてしまったと言う。何と身勝手な店だろうと思い、二度と行くことはなくなったらしい。

 観光で成り立つ街であるのに、とんでもない接遇の酷さに閉口してしまう。それがその地域のスタンダードであれば、旅行客のリピーターは皆無と言っても過言ではない。殿様商売なのか、日頃からランチでは儲けがないから、仏頂面でつっけんどんなのか分からないが、基本の基本ができないのならば、その地域のイメージダウンとなってしまう。

 どんなにその店が旨くて有名であろうが、快く二度目の訪問はなくなる。「俺の旨い料理を食ってみろ!並んで待ってろ!」という感覚を少しでも持っているとしたら、飲食業(サービス業)は辞めたほうが宜しかろうと・・・。

 以前、ある島でトライアスロン大会を企画開催した時の話だが、旅館や民宿、その他観光関連の店主たちに「接遇セミナー」を、大会前準備のために開催したことがあった。その時、電話の応対、挨拶の仕方、名刺の渡し方、道の説明方法など・・・つぶさにチェックを入れながら指導したこともあるが、一つ一つのモデルの基本動作に「おー!」とドヨメキがあったほどだ。

 接遇の善し悪しで、その地域の文化レベルが分かるというもの。今回は、職人の性格や日頃の素行がそのまま悪い方に出てしまい、その店のイメージは台無しとなる訳だ。お客様が心地よく滞在し、ゆったりと食を楽しむ環境を作ることが、観光客誘致の為の重要なポイントであることを認識すべきだと思った次第。

 間違いだらけのローカルスタンダードは、思いの外、客離れを加速するのである。


◎先見塾公式サイト
 http://www.senkenjyuku.com/Link


 

 

           

  • posted by Chikao Nishida at 2016/6/28 01:51 am

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