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相良河川公園にて・・・

▼相良河川公園近くの上内田川

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 熊本県山鹿市菊鹿町へ足を運ぶ時に、大変地味ではあるが、知る人ぞ知る「相良河川公園(あいらかせんこうえん)」がある。人工的に作られた瀬ではあるものの、上内田川の澄み切った水がザーザーと水しぶきを上げ、川岸にて目を瞑り耳をすましていると、すこぶる心が落ち着く。

 駐車場は数台しかないが、手入れされていない木々には女郎蜘蛛がワンサといる。これも、小さな自然であると思えば、乙なもの。川面へと続く石段を降りると、左手向こう岸に「上内田神社」の存在に気付くのだった。同神社は苔むした中に彼岸花が似合う社としてご紹介したい。

 また、菊鹿町といえば、吾平山相良寺(ごへいあいらじ)が有名だ。その参道近くに生息する、樹齢1000年の古木「アイラトビカズラ」(国指定特別天然記念物/日本で唯一)は、一見の価値あり。よって、春はアイラトビカズラ、秋は番所棚田の彼岸花と覚えて頂ければと。

※アイラトビカズラの開花時期:毎年4月下旬~5月上旬頃

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▼相良河川公園にいる女郎蜘蛛
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▼上内田川からの水田と上内田川
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▼上内田神社
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▼番所の棚田
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2020/10/26 12:00 am

アイラトビカズラ自生地へ

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 熊本県山鹿市菊鹿町へと足を運んだ。この地は、筆者にとって、すこぶる興味をそそる田舎の一つである。兎に角、主要幹線がなく、緑に囲まれた楽園である。言い方を変えれば、妙な人工物が少ない処。

 山奥へ進めば、避暑地として人気のある矢谷渓谷があり、その手前の菊鹿町番所には、彼岸花でも有名な棚田が広がっている。ツーリングやラリーにもってこいのスネイキーな山道が続いている。一応ガードレールはあるものの、覗き込むと吸い込まれそうでスリリングな絶壁もある。

 大変、前置きが長くなってしまったが、今回は、先ずはアイラトビカズラ自生地に足を運び、そこに咲く紫陽花を撮影することにした。しかし、猛暑が続いているので、乾ききった紫陽花の花々ばかりで、水でもまいてやりたい気分となった。

 また、アイラトビカズラの棚へ続く階段の背後にある高台は、現在「菊鹿ワイナリー」の造成工事中のようである。来年稼働予定のようだが、同地には潤沢に水がなさそうなので、何本も井戸でも掘るのかと思った次第。

 これは飽く迄も筆者の個人的な見解であるが、折角、菊鹿町にワイナリーを建設するのであれば、景観などを総合的に考慮すると、隈部氏館跡地が数段適しているような気がしてならなかった。

 
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▼Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/Link アイラトビカズラ
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▼取材風景
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▼菊鹿町番所の棚田付近

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  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/17 02:12 am

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