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なごりツツジと黒揚羽・・・

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 歴史深い、隈部氏館跡。同史跡は、熊本県山鹿市菊鹿町の山手にある。景観が素晴らしく、時には、長崎県の普賢岳も見えるという絶景の地である。春になれば桜が咲き誇り、菜の花やツツジもその史跡を包み込む。

 先般、ツツジも終わりの頃だったが、新鮮な空気を吸いに、同史跡駐車場へ足を運び入れた。正直、以前立ち寄った頃と比べると何もない。新緑の山々と飛び交う虫ばかりで、少々寂しげな公園と化していた。

 そろそろ撮影を止めようかと思った時に、黒揚羽がヒラヒラと飛んできた。ツツジの花々もほとんど散り去り、なごりツツジの花の蜜を吸いに来たのだろうと。ファインダーをずっと覗いていると、ようやく小さな花に止まった。元気のない黒揚羽。最後の力を振り絞り、飛び回っているのかも知れないが、その背景の新緑と相まって、素敵な写真が数枚撮れたのだった。

 最後に笑ったのが、軽トラに乗ったワンちゃんである。軽トラがさっと目の前を通り過ぎたので、ちらっと見ると、ワンちゃんが寂しそうな目をしてこちらを見ているのである。一瞬だったので、1枚しか撮れなかったが、「哀愁」という言葉が似合う顔つきのワンちゃん。軽トラに貼られた高齢者マークと老犬・・・何とも複雑な気持ちになってしまった。

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▼軽トラに乗る老犬
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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/5/27 12:00 am

椎の花が咲き乱れる山々(菊鹿町)

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 熊本県山鹿市菊鹿町にある、隈部氏館跡。その駐車場から南方を望むと、晴天で空気が澄み切った時は、熊本市の金峰山から長崎県雲仙の普賢岳まで見えると言う。

 残念ながら、今回も霞がかかり、金峰山の山影がうっすらとカメラで捉える程度だった。しかし、眼下には、日本昔ばなしのように、椎の花があちこちに咲き乱れる山々があり、何枚もの写真を撮影することに・・・。

 新緑の季節。このように椎の花を眼下にしたのは初の経験である。筆者は、元々山鹿市の出身ではあるものの、転勤族の家庭に育ったので、小学校を卒業し、他県の県庁所在地など、都市部での生活が殆どだった。よって、眼前に広がる景色は、「おとぎ話の世界」のようで、ほんのり癒される。

 黄金週間の最中、逆に、殆ど観光客が訪れることのない山村に足を運ぶのも、命の洗濯になるなと思い、苦笑いをしたのであった。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/5/6 12:04 am

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