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タグ » 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

世界文化遺産「天草の崎津集落」・・・

▼崎津天主堂
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 待ちに待った、「天草の崎津集落」の世界文化遺産登録。昨年2018年6月に、その吉報が報じられた。それは、長崎県の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」とその構成遺産の一つとして登録されたもので、最近の「天草の崎津集落」は、国内外からの観光客で賑わっているという。

 「天草の崎津集落」は、禁教の時代に隠れキリシタンとして、その信仰をいにしえより継承している集落であり、その貴重な歴史的遺産として、現在に至っている。禁教の時代には、信者たちは貝殻(アワビやタイラギなど)の内側に紋様を刻み、それを聖母マリアに見た立てて祈るといった風習が残されている。

▼天草西海岸

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▼上空を舞うミサゴ
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▼天草下田方面の古い港跡
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<情報提供:松島観光ホテル岬亭>
 天草地方を代表する海のリゾートホテル
 http://www.misakitei.co.jp/Link


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2019/3/15 03:49 am

三角大矢野道路が開通、「天城橋」と命名!

▼本日開通する「天城橋」(写真提供:松島観光ホテル岬亭)
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<号外>

 本日(平成30年5月20日)午後3時30分に、宇土市と上天草市を結ぶ「三角大矢野道路(全長467mの橋を含む3.7kmのバイパス)」が開通する。尚、事前に開催された午後1時半からの開通式において、上天草市の堀江隆臣市長から新天草1号橋の正式名称が発表され、「天城橋(てんじょうきょう)」と命名。

 この「天城橋」は、自動車専用として天草五橋1号橋(天門橋/1966年9月24日に開通)と並んで建設されたもので、天門橋の連続トラス構造に相対して、女性的な美しさを放つ、国内最大級のアーチ橋となっている。元々、「天城橋」の開通は2017年に予定されていたが、2016年4月の熊本地震の影響で遅延し、本日、目出度く開通となる。

 天草地方は、1966年まで三角からフェリーで渡る時代だった。当時、天草五橋の開通により天草の島々が陸続きとなり、経済がにわかに活性化して行った。天草の新鮮な海産物を食材に、高級ホテルや旅館が次から次へと産声をあげたのである。筆者も幼い頃にフェリーに乗って、当時の本渡市(現在の天草市)へ渡り、更に漁船に乗せられ、土砂降りの中で釣りをした苦い記憶がある。

 何はともあれ、本日の「天城橋」および「三角大矢野道路」の開通は、先般、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として勧告を受けたビッグニュースと相まって、更なるインバウンド効果も期待されるのではないか。


▼写真右が「天城橋」、写真左が天門橋(写真提供:松島観光ホテル岬亭)
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▼建設開始当時の「天城橋」(三角西港より撮影)
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▼連結された直後の「天城橋」(三角西港より撮影)
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  • posted by Chikao Nishida at 2018/5/20 05:00 pm

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