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「日々変化、日々進化。」・・・捌ける人間は、ここが違う!

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 約束事を、自分に都合よく拡大解釈する人がいる。また、複数事案が同時進行しているにも関わらず、やっとの事、一つに着手したかと思えば、五合目あたりで安堵して胡座をかく。何とも、「ウサギとカメ」のウサギさんのような、油断多き人である。油断による失態に対して、羞恥心がない。

 何事も具現化することもなく、実績無しの重苦しい状態が続き、気づけば1年近くが過ぎ去ってしまう。それが請け負った仕事であれば、元々遣る気の無さからくるサボタージュなのか、無能者の常態化した演出なのか、そのどちらかのように思えてならない。何度も時間稼ぎのために言い訳したとしても、食傷するばかりとなる。「実のない果実」は、喰えない訳だ。

 様子伺いに徹して、都合が悪くなれば、当然、リアクションが完全に止まる。捌けない人間の体内時計は狂っている。1時間でできることを1日経っても進めず、1日でできることを1週間経っても捌かない。

 「Time is money」=「タイム イズ もう無え!」。時間への認識が甘いのか、旧石器時代のようにスローな、ケジメの無いじっとりとした空気感だけが漂う。

 上記は「負のスパイラル」の典型だが、その波は、思いの外、規則的に現れる。今すべきことを、気が進まぬという理由で、後回し。そうなれば、今すべきことが次の日どころか、一週間後になる。ところが、その1週間に1度だった波が、いつの間にやら1ヶ月に1度の周期へと変わる。気づけば、仕事1日分のスパーンが7倍(1週間)、そして、更にその4倍から5倍(1ヶ月)と長くなっている。

 旧石器時代と言ったのは、安寧の日々が続いているのならば、1ヶ月に1回程度「狩り」に出掛けて仕事をすれば、何とか生きては行ける。そんな時代錯誤のスローな人間は、1年に12回ほどのアクションで、1年を過ごすことになるのだろうか。何とも、ヌルヌルしたナメクジのような動きは、頂けない。

 ビジネスマンであれば、単に捌けぬと揶揄されるばかりか、無能という烙印を押されてしまう。年間56週あるのならば、最小でも56回のアクションを起こして然り。

 勿論、捌けるビジネスマンは、年間365回のアクションを鉄則としている。だから仕事が捌ける。仕事が変化し、進化する。周囲からも絶大なる信頼がある。常に真剣勝負で、有言実行、初志貫徹。ダラダラ、ヌルヌルとしたところなど無く、好循環だけが連続する。よって、「負のスパイラル」など縁遠い人となる。

 電話の声も溌剌としており、やる気満々のオーラが伝わってくる。反応が早い。つまずいたとしても、修正、修復が早い。一度に、五つも六つもプロジェクトを抱えても、涼しい顔をしている。パニック状態に陥ることなど皆無。そんな企業戦士が一人でもいれば、全てのプロジェクトは一気に花開くのだろうと・・・。

 畢竟、「負のスパイラル」は、外的要因(相手が原因)ではなく、自分自身の「心の濁り」からくるものである点を、十二分に把握すべきである。(自戒を込めて)


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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/2/20 12:00 am

管理側の「ど田舎ローカルスタンダード」

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 昭和の会社組織を眺めていると、大きく分けて、管理側(役員)と中間管理職、そしてスタッフの三層ピラミッド構造になっている。

 ここで問題なのは、特に田舎の会社では、管理側の能力(企画力・客動員・情報発信ノウハウ)の無さを、職位に託けて、中間管理職やスタッフに丸投げ、責任転嫁するところが多いと言う点である。これぞ、ど田舎ローカルスタンダード。恥ずかしさの境界線をとうに逸脱している。

 「我々は役員であり、背広族だ。対外的に会社の代表格として、他の社員とは身分が違う。どれどれ、あの部署がどの程度動いているのか様子を伺ってみるか。あの、セクションの長は間抜けで能無しだ。あいつが実績を出さなければ、左遷でもしようか!」という悪代官ばかりだ。

 側から見ていると、その役員たちが無能なだけで、そこに働く中間管理職やスタッフに、有能な人間がわんさといる。しかし、出来の悪い輩は、自らの無能さを職位で覆い隠し、日頃から、危機感もなく、エクセルの表に出てくる売上だけを指摘して、全てを社員の責任としてなすり付ける。

 優良企業であれば、まず、役員一同は、有能なブレインが勢揃い。弱点を突ける隙もなく、きちっと筋の通った経営に徹している。そして、社員の大失態があったとしても、直接の上司や役員が、全ての重責を負うのである。だから、若手から素晴らしい人材が育ってくることになる。

 某市の或るホテルの様子を伺うと、危機感のない役員がうろちょろしている。中には、神がかり神頼みで、毎日神社へ御百度参りのように通い詰めている人物もいる。時には、車で営業をしているように見せ掛けて、サウナで一日中サボっている役員もいるようだ。(目撃者多数)

 本来ならば、監査役、社外取締役や株主がしっかりとしなければならず、自浄作用のない環境下の腐った管理側を放置していては、このコロナ禍で、空中分解を引き起こす可能性が高いのではないかと危惧する次第。管理側の全てが「取締られ役」なのだろうと、失笑するばかりである。

 日々危機感を持つスタッフたちと、危機感のない管理側。ナイアガラの滝のような落差のある逆転の構造。これが、ど田舎のローカルスタンダードであり、腐った組織の俯瞰図となる。このヘドロのような澱みは、バブルを経験してきた昭和族では、改善の余地なしと言っても過言ではなさそうだ。


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/2/10 12:00 am

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