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泰勝寺跡の鴨たち・・・

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 閑静な佇まい「泰勝寺跡」と言いたい所だが、現在、茶室やその他施設の修復工事が続いており、鴨たちもイヤプラグして、水面に浮かび寝ていた。

 寒くなり、取材箇所が限定される中で、最終的に「泰勝寺跡」を選ぶのが通例だが、これから数ヶ月間はヒンヤリとした森林浴を楽しむことができぬようだ。

 実は、午後4時頃に足を運んだので、入園している観光客は皆無。工事関係者の車が駐車場を占有している。受付に顔を出すと、「もう閉めました!」と言う。

 「看板には受付は4時半まで、閉園は5時ではないのか!?」と尋ねると、気まずそうにしていた。何とも、1時間も早く閉めるのは如何なものかと。

 これでは、県外の観光客が、細川ガラシャを訪ねて来てもウェルカムではない対応であれば、熊本市内を代表する観光資源を無駄にするばかりとなる。

 これこそが、殿様商売と言うのだろうと。よって、午後4時に入園して、25分後に取材を終えて、さっさと帰途についたのだった。

 
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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/21 12:00 am

江戸時代へワープできる処へ・・・

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 曇天で、すきっとしない一日である。熊本市内の紅葉もそろそろ終わりに近づき、次の取材先の選定に悩んでしまう季節となった。

 そういう時に、年中、深い緑に囲まれた「泰勝寺跡」は、すこぶる地味ではあるが、入り口を潜れば、一瞬にして江戸時代へワープできる処でもある。

 現地到着時刻は午後3時半頃だった。意外に駐車場には車が多く、散歩方々足を運んでくる老夫婦が多いことに気付かされた。カメラ片手の高齢男性もいた。

 受付で、氏名と連絡先電話番号を伝え、200円の入園料を支払い、門を通ることになる。紅葉は一部を除き、ほとんど落ち葉となり堆積物となっている。

 古池の真鴨の数は、倍増している。近づけば、スーッと遠くへ泳ぎ去り、こちらが離れると、野良猫もウロウロしているのか、真鴨の警戒レベルは3のようだ。

 同地の敷地面積は大したことはないけれども、深い緑(竹林も含む)に包まれ、都市部の中では江戸時代を体験できる稀有なる処で、不思議な空気感が漂う。

 ご存知の通り、「泰勝寺」は細川家の菩提寺であり、細川ガラシャも静かに眠る立派な墓石を見ることもできる。足踏む土は、江戸時代のものなのだろうと。

 最近心配しているのは、気候変動が激しい温暖化の影響なのか、昔はキラキラと生き生きしていた「苔園」が、少しずつ崩れているように思えてならない。

 雨上がりの「苔園」に木漏れ日が射すと、何とも言えないアーティスティックな情景が心を和ごましてくれる。しかし、その瞬間を撮影したいが、叶わない。

 本日は気温が低かったので、藪蚊からの攻撃は皆無であり、快適だった。気づけば、1時間ほど散策していたことになるが、冷んやりとした空気が実に旨かった。

 ※立派な墓石の撮影は大変失礼に当たると思い、敢えて撮影していません。


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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2020/12/3 12:00 am

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