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鳰の絶妙な素潜り・・・

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 甲高い鳴き声で、直ぐにその存在が分かる「鳰」。「カイツブリ」と呼ぶが、英語では「Little grebe」と言うらしい。

 鴨や鵜、鷺などと比較すると、とんでもなく小さい。標準レンズでは絶対に撮れないほど、小さい。

 しかし、その気性は荒く、縄張り意識も強く、自分よりも大きな野鳥が居ても、辺り構わず攻撃を仕掛けることがある。

 まるで忍者のように水面を走りまくる「鳰」。羽ばたきながら、短い足を高速回転にて走りまくる。そして、着水。

 潜水にかけては、水中ではペンギンやイルカのように俊敏に泳ぎまくる。潜って、次に浮上する地点が予測できぬほどだ。

 主食は、水中の小魚のようで、時には、喉を通らぬほどのビッグサイズに挑み、結局、リリースするものもいる。(お疲れ様)

 今回は900mmほどの超望遠で追ってみたが、曇天のために、鮮やかな映像を撮ることができなかった・・・。


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文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2020/1/8 01:41 am

浮島周辺水辺公園の野鳥たち(3)

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 浮島の連載三回目として、本日いい感じの写真が撮れたので、初回に続き川鵜を主人公に書き綴ろうかと・・・。

 八景水谷公園(熊本市)では大鷺が王様だが、浮島周辺水辺公園(嘉島町)では川鵜が皇帝である。その他野鳥の数百羽に対し、僅か5羽の川鵜の存在がとても大きく見え、メインの止まり木を全て占領している姿が、浮島の景色となる。

 時には頭上をミサゴが通過するも、近場の川へ魚獲りへ出かけるのか、この浮島の湧水池に降り立つことはない。また、八景水谷の湧水地にいる多くの野鳥たちは、ハイタカやカラスなどから常に狙われている。しかし、浮島ではカラスの姿もなく、鴨や鳰たちは天敵からの脅威もなさそうで、呑気に暮らしている。

 今日は、浮島の皇帝的存在である川鵜を観察することにした。彼らは、大きな丸太の止まり木に居座り、時折、水面に浮かんだりして遊びまわっている。餌をどう喰べているのか肉眼で見たことがないので、次はそこを何とか捉えたいと考えている次第。

 川鵜の翼は思いの外大きく、分厚く、そして長い。形は、遠目で見ると、デビルのようであるけれども、他の野鳥たちを威嚇したり、大きな鳴き声を発するようなことはほとんどない。顔も仏頂面で、クチバシも鋭く怖そうだが、その挙動は面白く、道化師のように見えてしまう。それを証拠に、止まり木に立つ川鵜の足元を見ると、一目瞭然。水かきの付いた足で、不安定な立ち方をしている姿が、何とも言えない。


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/25 12:57 am

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