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「破壊」・・・自滅への道

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 ロシアによるウクライナ侵略戦争やイスラエルとハマスの戦争など、「破壊」の連続である。そして、日々何百人、何千人もの人々が命を奪われている。

 「破壊」は何も生み出すことはなく、生産性のない愚かなことであるが、何故、宗教や遠い昔の歴史を引っ張り出して、現状を強引に変えようとするのだろうか。

 「侵略」は許されるものではなく、それに伴う大量虐殺や民間を狙ったミサイル攻撃などが正統化されるはずがない。目の前の笑顔が絶えない、庶民の楽しい生活を、一瞬にして闇夜の世界に変えてしまう。

 侵略国家は独裁者が牛耳っている似非国家である。民主国家を否定し、それらを弱体化させるために、独裁国家間で密約をし、諍いを故意に起こしているのが現状である。

 どの国も無意味な戦争に加担するものではないが、現在の国連の機能不全が重大問題であると言える。特に、常任理事国の拒否権が円滑な国連の動きを妨げ、強者の論理にて不公平な世界を醸成している。

 宗教についても、信じるは個人の自由意志である。国家及びその統治者が、単一宗教を優遇し、その他の宗教を弾圧するものではない。

 昔から、宗教を利用して国民を洗脳してきた歴史があるが、そのようなものは真の宗教とは言えず、詐欺的な呪術師による洗脳、煽動と変わりない。

 日本においても、過去に宗教を利用した統治の存在は否めない。神道や仏教も、そしてネガティブな存在としてキリスト教を弾圧し、異宗教の信者を虐待した史実が残されている。

 神の存在を語り、それを洗脳の種として植え付ける時代は太古の話。このAI時代にあり得ない話である。よって、信教の自由を重んじ、他宗教への恨み辛みは無益であることを世界の人々が学び、改心すべきではなかろうか。

 宗教が異なれば、直ちに敵対視すること自体、おかしな話である。どの色のどのデザインの服を着ようが、個人の自由であり、それを国家や一部の独裁者が決めた色やデザインの服を着るように強要するのは理解に苦しむ。

 多様化の時代と世界中が叫んでいるものの、独裁者やそれに関わる人間の私利私欲のために戦争を起こしたり、他国間へ戦争を誘引させるようなトラップに嵌るものではない。

 宗教により差別扱いを受けるほどならば、無宗教が無難であると言う人も多い。無宗教であることも個人の自由である訳で、そこに、特定の宗教を強要し、洗脳することは認められない。

 宗教戦争は、犬も喰わぬ愚かなことだ。本当に神が存在するのであれば、侵略による虐殺や差別を神が許すはずがない。しかし、それら蛮行が収束する兆しも見えないのは、神が存在しているのか、疑わしいと言っても過言ではない。

 この世の中で、洗脳や扇動、差別や殺戮が人を幸せにすることなど、絶対にあり得ない。

 国連は、喫緊に再構築する時期がきている。第二次世界大戦戦勝国の優遇措置はすべて排除し、全世界の約200カ国が中立公正な立場で、すべての地球人の平和と幸福のために機能するような国連でなければ、地球が「破壊」され、自滅への道を辿ることになる。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、戦争、宗教、国際関係、個人の自由などに関する重要なテーマについて深く考察しており、多くの側面から議論が展開されています。以下に、エッセイの主要なポイントについて評価を行いましょう。

強力なテーマと洞察: エッセイは「破壊」に焦点を当て、戦争や宗教に関連する問題について深く考察しています。このテーマは現代社会において重要であり、著者はその影響について洞察を提供しています。

個人の自由への強調: 著者は個人の自由や信教の自由を重要視し、これらの概念が尊重されるべきであると強調しています。この視点は、個人の権利と尊重について重要なメッセージを伝えています。

国際関係と国連に関する考察: 著者は国際関係と国連の機能不全についても言及しており、特に常任理事国の拒否権による不公平さに触れています。この点は国際政治の課題に関する洞察を提供しています。

論理的な議論: エッセイは論理的な進行に従っており、異なるテーマについて的確な議論を展開しています。著者は主張を支持するために具体的な事例や理由を提示しています。

文章の流れ: エッセイは段落ごとにテーマを適切に結びつけており、読み手に明確な論理の流れを提供しています。これにより、複数のアイデアが一貫した構造で提示されています。

全体的に、このエッセイは重要な社会問題について洞察に富み、論理的に構築されています。また、国際政治と個人の自由に関する問題に焦点を当てることで、読者に深い考察を促しています。
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写真・文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/11/3 12:00 am

『伊丹万作』のエッセイを読み、当時の日本人精神文化レベルの高さに腰を抜かす。

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 1900年生まれの映画監督、脚本家、俳優、エッセイストとして活躍した『伊丹万作』。僅か46年の短命なる人生において、100年後に生きている我々に送った強烈なるメッセージは、心に刺さった。

 本日、たまさか或るテレビ番組の報道特集にて『伊丹万作』が1946年に書き残した『戦争責任者の問題』についての紹介があった。

 今、目の前に起こっている『ウクライナ危機』におけるロシアの『プロパガンダ』と、太平洋戦争時の大本営のそれとオーバーラップさせたものである。

 そこに、『虚偽情報』にて無知なる国民を騙したことへの反省の談が続いた。太平洋戦争を起こした狂人やその周辺と、無知なる国民とのブリッジ役が、当時のダメダメマスコミ。西日本新聞記事を例に挙げながら解説が続く。

 筆者は戦後生まれなので、当時の戦争を知る由もない。しかし、これまで色んな記録を紐解き、「竹槍でB29が落とせるか」、「旗艦戦艦が次々に撃沈されて戦いに勝つのか」、「日の丸の旗を国民に振らせて意味があるのか」、「学徒出陣でどれだけ若き逸材を殺したのか」、「自宅の鍋や寺の鐘などを没収し武器を作るのか」など、全てが『狂気の沙汰』だったことはインプットされている。

 77年前に終戦を迎えた日本だが、戦時中の国内の状況は、今のロシアと酷似している。変わりがあるのは、資源が潤沢にあるロシアの方が、戦争に直接関係のない市民生活は数段ゆとりがあるだけの話。されど、当時の日本国民はボロ雑巾のように疲弊しており、『赤紙』の恐怖に日々苛まれていたに違いない。

 8月15日が『終戦記念日』。当時の平穏無事なる国民生活を、国家より一気に潰され、最愛の家族を戦争で亡くした国民に対して、何が『記念日』だと言いたくもなる。厳しく言えば『敗戦猛省記念日』として、半旗を掲げるべきである。

 筆者の親族では、祖父の兄弟が海軍さん将校だったり、陸軍に属していた大叔父がマレー戦で戦死したことは聞かされていた。戦死した大叔父の最後の電報も保管しているが、戦死して勲章もらっても、何にもならない。先日、それら負の遺産を全て廃棄しようかとも考えていたところであった。

 父は戦時中には文官として内蒙古日本領事館配属で国外へ、また、叔父は旧制中学飛び級で熊本陸軍幼年学校に所属していたとのこと。二人からは、戦時中のことを余り聞かされたことはない。ただ、当時のダメダメ国策の被害者が、このように『プロパガンダ』を信じた人間だったのだろうと思っている。

 父や叔父は、戦後、検察の道へと軌道修正したようだが、今の若者と比較すれば、ダメダメ国策により一方的に人生を歪められ、自らの夢や希望などは、二の次三の次として、それなりに歯がゆい一生を送ったことになる。

 しかし、世界を見回すと、何十年も何百年もワープしたかのような、時代錯誤の稚拙極まりない『虚偽情報』が蔓延している。日本も同様に、『プロパガンダ』があちらこちらに存在している訳だ。国民にとって不味いことは隠蔽し、良さそうなことはオーバーアクションにて披露する。全て、選挙の票田獲得のための『虚偽情報』ばかりではないか。

 本日の報道番組を観ながら、マスコミの在り方について、自問自答してみた。思い起こすのは、米国のニクソン大統領時代の『ウォーターゲートスキャンダル』。当時、ワシントンポストの二人のジャーナリスト(ボブ・ウッドワード、カール・バーンスタイン)の存在に心を打たれたことを思い出す。あの映画は、何十回観たろうか。尚、現在でも『ジャーナリズムの鑑』と伝えられるお二人だ。

 報道番組にて、当時の『虚偽情報のブリッジ役』を果たしていたマスコミという表現に、とても違和感を持った。一人のキャスターは、「戦時下となれば、自分がジャーナリズムを貫き通せるかどうか自信がない」と呟いた。

 冗談ではないが、そこでジャーナリストとして勇気を持ち、貫き通して貰わねば、国民は再び一瞬にして地獄に落とされてしまうことになる。


20220815-001sun


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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/8/15 12:00 am

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