ロゼッタストーンBLOGニュース

　熊本県護国神社に足を運んだ。久しぶりだったが、土曜日なのに人気がなかった。拝殿にて、二礼二拍一礼。

　それから、石橋を渡り、右手にある野鳥公園のこんもりした森の中に足を踏み入れた。小鳥のさえずりがあちこちに聞こえるものの、やけにカラスが多いのに気づく。最近は渡りカラスというのか、大群で移動するカラスをよく見かける。先日も３０羽ほどが編隊飛行をしていた。

　森の中は、思ったよりも紅葉は今からのようで、黄色や黄緑の葉っぱが逆光に透けて見えて、幻想的なイメージをプレゼントしてくれた。ただ、この時期の太陽は沈み始めると、やけに色が赤っぽい写真となるので、なるべく早めに撮影を進めることにした。

　先日は、旧細川刑部亭での取材だったが、同園は地味ではあるが、人気も少なく、散歩ついでに撮影するには、楽しい場所である。ここは、春先にはメジロが飛び交うので、来春の梅の時期にでも、目白狙いで足を運ぼうかと・・・。ヒンヤリしたこの地は、すこぶる心地よい。

▼photo by ディー・アンド・エルリサーチ　アシスタントフォトグラファー

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文責：西田親生

野鳥公園山茶花熊本城二の丸公園熊本県立美術館熊本県護国神社椿野草銀杏

posted by Chikao Nishida at 2019/12/2 01:58 am

熊本城野鳥園の山茶花・・・

　熊本城野鳥園の苔むした緑の絨毯は、雨の後、無数の山茶花の花びらが散り、ひんやりとした澄んだ空気に包み込まれていた。

　園内に足を踏み入れると、濡れた落ち葉が重なり足が滑る。被写体にレンズを向ける前に、先ずは足元の安全確認。立っているだけで心地よい。

　姿は見えないが、雨宿りしていた小鳥たちが、木々の上で囀り、カラスが近づくと、一斉に羽音を立てて、どこかに移動してしまう。

　同園の山茶花は見事なものである。奥に行けば、コロンと首が落ちた椿もありで、足元は見事な高級和製ペルシャ絨毯が完成したようだ。

　特別に華やかな花壇などないが、アーティステイックな世界が見え隠れする。写真を趣味とされる方には、オススメのポイントとなる。