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てまり膳に舌鼓・・・

▼脇宮盛久和食料理長(細川/熊本ホテルキャッスル)

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 写真上は、脇宮盛久和食料理長(細川/熊本ホテルキャッスル)である。近頃、ランチタイムに和食を注文する頻度は、洋食と比べればすこぶる少ない。ただ、和食を注文する時は、この方と会うために注文しているような気がしてならない。

 料理長は、若くして黄綬褒章や現代の名工を受章するほどの凄腕だが、常に物腰優しくにこやかで、礼節を弁えた人格者である。よって、同料理長ご自身にも、これら料理群にも自然と惹かれる。特に、特別料理ともなれば筆舌に尽くし難い。

 料理長と初めてゆっくり話をしたのは随分前になるが、同ホテル11階トゥール・ド・シャトーにて披露宴(国際結婚)が催された時だった。料理長と同郷の方が国際結婚をすると言うので、披露宴料理のメインを同料理長に依頼したのである。

 たまたま、この披露宴に招待されていたので、当時のチャペルでの結婚式、同会場での披露宴に参加し、それらの料理を堪能した。大変残念ながら、披露宴の新郎新婦の写真撮影に専念していた為に、料理長の特別料理撮影に手が回らなかった。

 写真下の料理群は、人気のランチメニュー「てまり膳」。ランチなので高級食材を使ったものではないが、食材を見渡せば、料理長の工夫があちこちに垣間見れる。よって、「今日は和食だ!」と思えば、必ず、「てまり膳」を注文することにしている。

 現在(8月1日午前2時48分)、熊本市には大雨洪水警報(警戒レベル3相当)が出されているが、いやらしいほど雨音が激しく、不安な深夜となった。されど、これら写真を見ていると、何故だか気持ちが穏やかになるのが不思議なくらいだ。


▼てまり膳
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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/1 12:00 am

素敵な空間「エルドラード」にて・・・

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 先日、青森県五所川原市にある「トキあっぷる社」代表である土岐彰寿(ときあきなが)氏から、同社開発のシードル「赤の仲間入り」と「ときシードル」の2本が贈られてきた。

 「赤の仲間入り」は4月28日に発売されたばかりの、世界初の「赤〜いシードル」。後者の「ときシードル」は、明智光秀と土岐氏との縁にて、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」放映のタイミングに、同氏が開発したもの。

 筆者の導火線に火を付けてくれたのは、後者の明智光秀が宿る「ときシードル」であった。青森と熊本とは、陸路で約1700キロ、車で約20時間ほどの位置関係にある。そこで、赤い糸を見つけてしまったのであった。

 それは、細川ガラシャ(細川忠興の妻)の存在である。何と、ガラシャは明智光秀の三女。現在も、忠興とガラシャの墓が、熊本市の泰勝寺跡にあり、時折、取材で足を運び入れる処でもある。よって、1700キロの距離が一気に縮まった。

 「ときシードル」のラベルを見ると、光秀の連歌として、「ときは今 あめが下しる 五月かな」とある。「とき」は土岐氏、「あめが下」は天下、「しる」を治めるという一説もあるが、どうやら、光秀の決断の言霊に胸を打たれてしまったようだ。

 また、細川ガラシャの最期を迎える直前の歌に、「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なり 人も人なり」(桜も人も散るべき時を知っているからこそ、桜であり、人というものです。これが世の習いなのです!)と。

 ガラシャが壮絶な死を遂げたのは、キリシタンであったことも要因の一つだが、幽閉され死に至ったのは、明智光秀が織田信長を討ったことによる。ガラシャの死をもって、はじめてガラシャの忠誠心が明らかとなるが、こと既に遅し。

 史実的には、戦国時代であるからこそ、凄まじいものではあるものの、青森の土岐明智一族と熊本の細川との繋がりに、正直なところ、鳥肌が立ってしまった。また、近しい人物に嫁いだのが細川家の末裔となれば、尚更のことである。

 上記のようにあれこれ考えている内に、熊本ホテルキャッスルの会員制クラブ「エルドラード」の情景が心に浮かび上がった。土岐明智と細川の現代の接点を、同ホテルのクラブにてと思い、通い詰めた同クラブの中を拝見させて頂くことに。

 同ホテルの個室に「細川」もあるが、りんご酒を置いて、その姿を楽しむには「エルドラード」しかない。勿論、同ホテル最上階に昇れば、熊本城全景が眼前に広がる絶景の地点から、城に向かってシードルをお見せすることもできたのだが・・・。

 流石に、「エルドラード」の造りは筆舌に尽くし難く、入った瞬間に空気が変わる。間接照明を多く用い、壁の絵画や装飾品、更には、ゴージャスなカーサが鎮座しており、特に、グランドピアノがカウンター化したオブジェが、何ともお洒落である。

 
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  • posted by Chikao Nishida at 2021/5/10 12:00 am

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