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クラスター発生の危険性あり!!!

◎記事と写真は関係ありません

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 新型コロナウイルス感染防止対策として、各都道府県で緩和策が講じられるようになりつつあるが、ここで問題なのは、如何にワクチンを接種した人であろうが、昨日まで陰性だった人であろうが、それは一時的なものであり、ウイルスの包囲網から完全に脱し得ているものではない。

 ワクチン接種で免疫が上がろうが下がろうが、感染して重篤化する確率が低かろうが、ウイルスと無縁の関係になる訳でもなく、無症状でも感染している可能性も高く、無防備にあちこちを飛び回るのは勝手だが、第三者に感染させる危険性は、以前と全く変わらぬことを知る必要がある。

 ところが、ワクチン接種率が高くなったので、接種者が強靭な肉体と対ウイルスへの強力な武器を備えているように勘違いしている人も少なくはない。何故なら、ワクチン接種者に限って、日頃の挙動が大胆不敵となり、周囲に配慮もなく、ノーマスクで大声で駄弁っている。

 緊急事態宣言解除又はまん延防止重点措置解除を受けて、街場の食事処や飲み屋は、以前の活気を取り戻しつつあるに違いない。勿論、感染防止対策を真面目に守ってきた店は、「感染防止対策認定店」という称号を頂いているのだから、これからも、それを継続する責務がある。

 ここで問題なのは、店側が感染防止対策に真剣に取り組んでいても、それは一方通行であり、外から入り込んでくるお客の質によっては、感染防止対策を無視する人も多い。そこで、一方通行とならぬように、感染防止対策への「徹底指導」をお客へ促すのも店としての重要な役割。

 しかし、店側の対応を見ていると、その徹底の程は様々。更に、担当者によっても認識の違いがあったり、「徹底指導」への一歩が踏み出せず、常連客に気遣い、黙認しているケースも多々あることは否めない。先日も某所で指摘をしたが、案の定、一歩が出ないスタッフばかりだった。

 そこには大きな思い込みがあることに気づかねばならない。常連客への気遣いと豪語したいのであれば、常連客の命を預かっているのも店である訳で、常連客の気の緩みを黙認して、万が一、クラスターでも生じようならば、後の祭り。常連客も含めて、周囲の全ての人々へ迷惑を掛けてしまう。(傷害事件のようなもの)

 そこが分かっていないのである。常連客へ「徹底指導」をすれば、急に怒り出すかも知れない、次から来なくなるかも知れないというネガティブさに苛まれ、結局は、黙認を選んでしまうという悪循環である。店にとってどんなにVIPであろうが、一見客であろうが同等に「徹底指導」をすべき問題。

 先般も8人ほどの熟年から高齢にかけての女性陣が屯していたが、ノーマスクで、「かんぱーい♪」とスパークリングワインなのか、昼間から呑み出した。レストラン全体が騒然となるほどの大音響である。しかし、スタッフ誰一人として動かない。残念ながら、ウィズマスクの注意喚起は皆無であった。

 結局、さっさとその場を退散したが、新型コロナウイルス感染のクラスターで、今年の夏に叔父を亡くしたので、余計に、この危険極まりない黙認を許すことはできない。「黙認=手厚い常連客の接遇」と履き違えしているスタッフ。しかし、この隙間に、ウイルスは遠慮なく忍び込んでくるのである。

 サービス業の難しいところは、このような常連客や売り上げをぐっと上げてくれる上客の接遇にある。店にとって実に有難い存在だが、世界的大災害となっている新型コロナウイルス感染は、次元が異なる。気を引き締めて、手指消毒、ウィズマスク、小声での談笑を「徹底指導」をせずして大事に至れば、店側に問題ありと看做されることになる訳だ。

 最後に苦言を申し上げておきたい。それは、純真無垢なる子供達はウィズマスクなどのルールを守り、心ない大人の多くがルールを破っているという現実。これじゃ、子供や孫たちがまともに育つはずがない。情けない話である。


▼大鷺(八景水谷の湧水池にて)
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▼本日の取材ランチ:カスタマイズされた激辛ビーフスープカレー(熊本ホテルキャッスル)
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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/23 12:00 am

学習能力の重要性・・・

▼8月17日の雨の熊本城(※記事と写真は関係ありません)

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 学習能力(※1)という言葉をよく耳にするが、果たして、それをしっかりと理解して、日々実践している人がどれほどいるのだろうか!?

 学習能力に欠けると、ほとんどの人たちは、仕事上でのミスに繋がったり、しばしば交通事故(自損事故を含む)を起こしている。例えば、新しく購入した車を数日でボコボコにしたりする人も少なくない。しかし、毎回、毎回、性懲りも無く同じようなミスを繰り返す要因は何なのか!?

 それは、当人の頭の善し悪しによるものではなく、無意識の中、学習能力に欠ける行動をとっているけれども、物の本には「面倒臭がりの人に多い傾向」と言う。しかし、それ以外に「当事者意識」の欠落により、「自分だけは大丈夫!」と自己過信(慢心)に陥るのが大きな要因ではないか。

 災害時の危機的状況下において、万が一、学習能力に欠ける行動をとれば、当然の如く、死に至る可能性も高くなる。事実、過去の豪雨被害を振り返っても、必ず、家屋敷周りや屋根瓦、田畑、水路、川岸、裏山の様子を見に行く人がいる。そして、流され、落ちて事故に巻き込まれている。

 報道番組を見ていて、危険な状況下で何故に様子を見に行ったのかと嘆き、自然の脅威を恨み、亡くなった方に対してすこぶる悲しみを覚えるのである。夏休みに川の中洲に取り残され流される人、立入禁止の防波堤で釣りをして高波に呑み込まれ海に放り出される人が、後を絶たない。

 その時点で、少しでも学習能力の重要性に気づき、自問自答を何度も繰り返し、命に関わることであれば、先ずは無理して動かぬことが賢明である。闇夜に無理して動けば、水路に落ちたり、瓦礫とともに濁流に呑み込まれたりすることは、過去の事例を思い起こせば、誰しも危険極まりないと判断できる。

 特に、日頃から頑固な高齢者ともなると、家族の注意などお構いなしに、逆ギレして身勝手な行動に出てしまう。「いやいや、お前たちは分からんだろうが、今、田んぼを見とかないと、後々大変なことになる!」と言って玄関から出て行き、帰らぬ人になったというケースは枚挙に遑がない。

 コロナ禍についても、同じことである。後先考えずに外出し、飲み屋でワイワイ騒いで、数日後に何人かが体調を壊し、PCR検査を受ければ陽性反応。更に、数日後には同席していた近しい友人やその店にいた他の客へも感染して、クラスターを引き起こす。これも、学習能力に欠ける愚行と言える。

 世の中に起こっている事象は他人事ではなく、「明日は我が身」というように、いつ自分自身に降り掛かってくるのか分からないことを、十分に理解しておく必要がある。強がって、格好つけて、自分は無敵スーパーマンだと言い切る人間は、大抵長生きしないことを、神や仏は静観し、閻魔やデビルは微笑むに違いない。

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(※1)学習能力とは、教訓の能力を言う。 過去の経験(例えば、仕事のミスや嫌な体験)に基づき、学習した教訓をもって臨める能力のこと。

▼今回の取材ランチ(冷製パスタ)
 素晴らしい盛り付けに溜息!
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  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/18 12:00 am

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