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トンボとアマガエル・・・

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 久しぶりに熊本県装飾古墳館方面へと足を運んだ。ジリジリと照りつける太陽光は、日を追うごとに強くなっているようで、車の運転中もエアコン全開となってしまう。

 熊本県装飾古墳館手前にある駐車場に車を駐めて、望遠レンズを持ち出し、蓮池を求めて歩いて行った。正直なところ、管理がしっかりしていないのか、水が濁っており、せっかくの新緑の瑞々しい美しさがなかった。

 車に戻ろうかと思った矢先、アシスタントがトンボやアマガエルを発見。しばし、猛暑で元気に飛び回っているトンボと、対照的にペチャッと昼寝をしているアマガエルに照準を合わせた。

 照りつける太陽に甲羅干しのように、じっと蓮の葉にしがみついているアマガエル。水をかぶればいいんじゃないかと思ったが、もしかすると、水がぬるま湯になっているのかも知れない。ちょっと起こしてみたが、ちょっと目を開いて、すぐにまた寝てしまった。

 このような小さな自然に触れながら、無意識に撮影するのも楽しいものだ。ちなみに、最近はアイスボックスを車に搭載し、熱中症予防のために、冷たい飲料やフルーツゼリー、チョコレートなどを常備するようにしている。また、虫対策なども含め、危険回避をしっかりと意識しながら取材している次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/5/28 12:00 am

不思議な「裏の細道」!?

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 全国の装飾古墳の四割弱が熊本県内に点在することは、周知の事実ように思えるが、実は、ほとんどの熊本県民も知り得ぬ情報となっている。中でも、山鹿市に存在するチブサン古墳、弁慶ケ穴などの壁画はあまりにも有名で、考古学的にも価値あるものだ。更に、鍋田地区にある大規模な横穴群、岩原古墳近くにある横穴群など、山鹿市内にはどこを掘っても何かが出てくるくらいに、あちらこちらに古代の謎、古代の宝物が隠されている。

 本日足を向けたのは、山鹿市立博物館。移築された石橋付近は、地震の被害のためか、キープアウトとなっていた。よって、同博物館の裏側に回り、ちょっと坂を登り、車が行き止まりのところで、あまり人が通らぬような、苔むした歩道を見つけたのだった。

 そこには、上述の鍋田横穴群の壁画など、数多くのレプリカと説明文が書かれた陶板があった。筆者にとっては、たまたまの発見であり、同博物館へは何度も足を運んではいたものの、この古代の「裏の細道」には気づかなかった。多分、建造された頃は、公園の一施設として整備が行き届いていただろうけれども、今回、周囲を歩き回ると、残念ながら、ほとんど手付かずで、放置の状態であった。

 沢山のレプリカを見ながら、次から次へと撮影を敢行。しかし、設置場所と時代の流れとか、それらのストーリーの乏しさが気になった。当時の企画を誰が中心に行ったのか知らないが、このままでは、ただの石碑以下の扱いとなり、誰の目にも留まらず、風化して行くに違いない。相当額の予算を投じての施設。税金の無駄遣いと単に切り捨てるのではなく、これらの再活用、そして、欠落していたコンセプトなりストーリーなりを、しっかりと後世に伝える施設として再興してもらいたい。


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▼取材風景
shuzai



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  • posted by Chikao Nishida at 2017/1/6 12:17 am

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