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震災から2ヶ月経った熊本城(1)

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 つい先日、KKRホテル熊本真向かいの棒安坂を上り、監物台樹木園手前から左に折れて、加藤神社(宇土櫓横)まで歩いて行けるようになった。よって、熊本ホテルキャッスルにてランチを食し、徒歩で宇土櫓までを、更に二の丸公園角まで行って戌亥櫓方面を取材することにした。

 先ず、目に留まったのは十八間櫓が崩壊し、社務所などが被災した熊本大神宮の姿であった。写真上のように、山崩れに見舞われたような光景である。昨年だったか、大神宮の裏側との境界線となっていた十八間櫓。そこで記念写真を撮ったこともあったので、直視するには、余りにも悲惨だった。

 交差点の角地にある熊本県立美術館別館も震災後閉鎖が続いている。そこから道なりに歩いていると、左手に五間櫓の崩壊箇所が見えてきた。ここも先見塾の写真撮影会の会場としたところでもあり、その面影は全くなくなり、瓦礫の山と化してした。ガードマンが立入禁止の境界に立っており、警備に当たっているので、挨拶をして、現況を聞かせてもらった。

 今回の大地震で幸いにも崩れることもなく残っている石垣もあるけれども、望遠レンズでじっくりと観察すると、石垣の一部が浮き出しているところや、亀裂が走っているところを発見。次なる大地震が来れば、全ての石垣が崩落するのは必至となってしまう。

 ふと思い出したのは、今年になリ、五間櫓を撮影して写真をチェックしていた時に、中央部に膨らみが写っていたので、Facebookで違和感を伝える呟きをしたのだが、数人の方々のリアクションはあったものの、その情報については、表に出ることはなかった。今思えば、熊本市にその写真を送付し、崩壊の危険性について早期通知しておけばよかったと、反省している次第。


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▼今年の2月頃撮影した櫓(赤い○の中に膨らみがある)
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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/6/16 12:00 am

熊本城を救え!

▼在りし日の熊本城大天守
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 熊本県民のシンボルでもあり、観光立県の要である熊本城。14日の地震で写真のようにシャチホコや瓦が壊れ、また、戌亥櫓の石垣では二カ所が崩壊した。その他、旧細川刑部邸そばの石垣や飯田丸五階櫓などの石垣も被害を受け、次から次へとボロボロに崩れていった。

 写真下は、4月15日に桜の馬場 城彩苑より撮影したもの。無残な姿を目の当たりにして、かなり凹んでしまった。

 ちなみに、本日深夜にこの記事をアップする準備をしていた矢先、突然マグニチュード7.3という、内陸部では最大級の地震が発生し、この記事をアップすることもなく、停電、断水にも見舞われ、やっとのこと、今、記事を掲載することができるようになった。

 しかし、今回の地震は「2016熊本地震」を命名されていはいるものの、本日深夜の想定外の大きな地震で、エリアも九州全域に拡大し、犠牲者がどんどん増えているのが現状。何とも言えない気持ちで、この記事をアップしなければならない。

 叶うことなら、これ以上、地震がおとなしくなって貰いたいのだが・・・。

 
▼4月15日撮影の大天守
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▼在りし日の戌亥櫓
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▼二カ所の石垣が崩れた戌亥櫓
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/4/16 10:28 am

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