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パワハラ体験(2)

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<悪代官の異常なるメール攻撃>

 これは、筆者の知人からの相談から始まった。

 2、3年ほど前の事だが、聞くところによると、会社内での異常なメールが、一日十数通と、代表者(悪代官)から頻繁に送られてくると言う。

 それも、CCメールにて、パワハラ攻撃のターゲットとなった社員の実名付きで、その行為を「失態」、「無能力者」と嘲笑し、会社全体の晒し者にしていたのである。

 メールは、大小の文字を使い、時には、大きな赤文字が散りばめられている。一瞬、初めて見る人は、一歩、二歩後退りし、鳥肌が立つほど異常なものを感じてしまう。

 一昨年の大晦日だったが、夜中に一人の社員に、「部署を縮小する!首を洗って待っていろ!」みたいな荒々しいメールが、悪代官から個人携帯へ送られてきた。それは、精神的に弱い社員を依願退職へ追い込む布石だったに違いない。

 その社員は、心身ともに疲弊し、年明けの出勤日に、自宅玄関から一歩も足が出なくなるほど、精神的に酷く病んでいた。

 見兼ねた筆者が、その悪代官へ、パワハラメールの危険性について辛辣なメッセージを送付したのである。よって、それから2月末までは、恫喝メールが鳴りを潜めていたようだが、3月末になってまた復活したとのこと。

 パワハラ被害を受けた社員は、1月中旬には顔面に帯状疱疹が発症し、医者から、「相当痛かったろうに。よく、倒れず我慢できましたね!?」と驚いていたようだ。

 3月末になると、その悪代官は、踵(きびす)を返し、恫喝メールを再び乱発開始。それから半年間、その社員と筆者を悪人に仕立てるために「濡れ衣作戦」を採ったのである。

 更に妙なことに、全ての役員に虚偽情報を垂れ流し、会社役員全員を味方に付け、悪行三昧(隠蔽工作、欺罔作戦、書簡受取拒否作戦)のオンパレードとなった。

 しかし、筆者は諦めず、その会社のアキレス腱を狙い澄まして、被害者救済へと真っしぐら。悪代官たちを野放しにしては、全ての社員が不幸になってしまう。これは、絶対に負けられない戦(いくさ)となった。

 色んなことをシミュレートして行った。普段から人脈は使わぬ主義だが、この場合は違った。人脈をフルに活用して、悪代官及びその周囲を徹底的に絨毯爆撃して行った。それが奏功し、その悪代官の無力化に成功したのである。

 4月から9月までの半年間の攻防戦だったが、その悪代官は管掌を全て解かれてしまった。しかし、今でも、その悪癖というか、挙動不審というか、雛人形となっても解任されぬまま、社内を徘徊している。

 異常なる人物が会社のトップに君臨すると、会社は完全に腐り果ててしまい、若い人たちの夢も希望も奪われてしまうのである。

 特に、職位を悪用した、悪玉菌の集まりに対しては、中間管理職以下が蜂起して、正義正論を貫き、徹底的に溜まりに溜まった会社の垢をゴリゴリと落とさねば、その会社の将来は見えなくなってしまう。

 パワハラ行為というものは、会社にとって何の生産性を齎すことのない、大人気ない蛮行にすぎない。

 これから先、同様のパワハラ行為が認められたならば、決してビビらず、我慢せず、善良なる会社同僚の為に、悪玉菌殲滅の為に、堂々と戦って欲しいものである。


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/1/24 12:00 am

パワハラ体験(1)

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 皆さんも、パワハラに悩まされたことがあると思います。筆者も、御多分に洩れず、自身は気丈な方だけれども、前職においてとんでもない差別、嫌がらせに何度も遭遇したことがありました。

 この「パワハラ体験」では、筆者以外の知人友人などの体験も交えて、理不尽なる「パワハラ根絶」に向けて、「パワハラ問題解消」に向けて、何らかお役に立てればと考えています。

 第1回目の「パワハラ体験」は、筆者の前職時代、若かりし頃の話です。時代はまだまだデジタル時代の入り口のところでした。

 筆者は、マイコン、パソコン、ワープロ、電子手帳、パソコン通知などに大変興味を覚え、新聞社事業の一環として、逸早く、県内初のデジタルデバイスのセミナーを数多く企画運営して参りました。

 ところが、或る日出勤すると、筆者のデスクの上に置いていたノートワープロ(SHARP社製の私物)が無くなっているのです。清掃業社の方へ尋ねると、「ゴミ箱に捨ててあったので、そのままトラック荷台のダンボール箱に入れときました!」と。

 慌てて、清掃業社のトラックの荷台によじ登り段ボール箱を見ると、そのノートワープロが投げ捨ててあったのです。

 犯人は隣の上司だと直ぐに分かりましたが、その人物は超アナログの手書き専門にて、日頃から筆者の企画書の提出が、早い、綺麗なのを嫌っていた一人でした。

 しかし、当時198,000円と高額な他人の仕事道具を、平気でゴミ箱に捨てるなんぞ、今だったらば、嫌がらせどころの騒ぎではなく、器物損壊ともなり得ます。

 昼過ぎに、その犯人がオフィスに戻ってきたので、「申し訳ないけれども、この機材をゴミ箱に捨てたのは○○さんですか!?」と直接聞き糺すことに。

 予想通り、「いや、何のこと?私は知らないけど。掃除のおばさんが誤って捨てたんじゃないの!?」と、さっさと逃げに入ったのです。

 ここでガツンと遣ろうと思いましたが、ここは我慢だと思い、低民度の人間と同じレベルで口論もしなくもなく、また、ノートワープロも傷なく戻ってきたので、無言のまま現在に至っているということです。

 本人は、筆者に対して、日々何らかの嫌がらせをすることがストレス解消だったらしく、今思い起こせば、恥ずかしさの境界線を逸脱するような馬鹿げたことしか出来ない、可哀想な人だと思うばかり。

 しかし、筆者が起業して暫くしてのこと。熊本市内のアーケード街でバッタリと会ったのです。その人物は、開口一番に「あの頃、貴方からちゃんとパソコンやワープロを教わっておけば良かった!」と・・・。想い出したくもなかったので、非常に返答に困りました。

 まあ、それから色んな嫌がらせがこれから登場しますが、それは次回へと・・・。


PH


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/1/23 12:00 am

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