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実録「常軌を逸した経営者の蛮行」

▼記事と写真は関係ありません

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 常軌を逸した経営者の蛮行を目の当たりにして、企業存亡の危機を感じたことがあった。ここ一、二年の出来事であるが、事案としては非常に複雑多岐に亘り、企業内における情報共有は、都合が悪いところは隠蔽し、都合の良いところだけをオープンスタンスで、自らは偽善者を装い、ターゲットとした被害者(餌食)に対しては人格否定。自称悪代官は、被害者たちの苦悩、苦痛を見下ろしては、日々楽しんでいた。

 パワハラとして浮上した危険な事案は、被害者となった数人の中間管理職に対する蔑視と個人攻撃メール、個別面談による恫喝。更には、グループメールによる晒し行為(名誉毀損)である。また、物陰に隠れ覗き込み、盗撮を繰り返すというストーカー行為も発覚しており、盗撮した写真をグループメールに添付し、被害者を会社全体の晒し者として徹底攻撃、吊し上げる蛮行を武器として暴走していた。

 上記は氷山の一角であり、余罪は山ほどあるけれども、それが何故社会問題にならぬかと言えば、実に巧妙なるカラクリが存在している。その悪代官が、水面下でナチス的役員軍事同盟を確立しており、リスクマネジメント委員長並びに賞罰委員会議長でもあり、目安箱(無記名相談箱)の鍵を唯一保有している。よって、稚拙な役員軍事同盟に嫌疑が掛かったとしても、易々と逃走できるという保身カラクリが仕込まれている。

 更に、悪代官の姑息な手法としては、各セクションに密偵を忍ばせ、オフィシャルメールとは別ルートのチャンネルを作り、蜜月な関係を強調して、密偵の個人メールアドレス(LineなどSNSも使用)へ個人情報を垂れ流し、ターゲットとする被害者情報を得ていたのも事実。現在は、悪代官の蛮行の全ての証拠が社内外で暴露され、マインドコントロールされていた密偵は孤立し、突然辞職した者もいる。(全てコロナの影響として事件を風化させようとしているが・・・)

 サスペンス劇場のような悪業三昧が繰り広げられる原因は何なのか!?それは、経営陣に人格欠損の人物を多く起用していることが大きな要因でもあり、職位濫用をこよなく愛する稚拙な思考回路の持ち主が、企業モラル壊滅へと導いてしまった。この悪代官に何度も詰問したが、案の定、良心の呵責なしの回答が多かった。以下の通り僅か7項目だが、すこぶる攻撃的(弱い者虐め大好き)で、パワハラ、セクハラ、名誉毀損などの犯罪を繰り返す変質者であることが読み取れる。

▼悪代官のメッセージから抜粋

1)○○ボンクラの中間管理職は、そのセクションを縮小して、責任者は辞めてもらう。
2)○○という外部女性によるクレームは、担当役員ら二人に対する粛清の好材料だ。
3)あの女性スタッフは私のお気に入りだが、最終的に19、20歳の小娘に騙された。
4)低民度の○○の犬たちが多く存在しているので、徹底的に無力化して潰す。
5)○○の犬たちのセクションを縮小し、他の二つのセクションを引き上げて表に出す。
6)ザ・◯○県は、暴君ばかりが鎮座し、老害ばかりが目立ち、やってられない。
7)女性スタッフは薄給だが、あんな私服を買えるはずがない。私服チェックを敢行する。

<犯罪の境界線>

 現在、国内で騒がれているハラスメントとして、パワハラやセクハラが圧倒的に多い。特にパワハラは言葉の暴力に留まらず、殴ったり蹴ったり刺したりと、被害者が死に至るような凶暴な事件も多発している。しかし、致死傷を除けば、パワハラ犯罪の境界線は曖昧なグレーゾーンが占める。よって、法の裁きが必要なハラスメントなのか否かの判断、証明が難しい場合もある(今回のように証拠が潤沢に揃えば全く問題ない)。

 結局、被害発生後の刑事告訴(又は、告発)により、遅ればせながら真相究明が始まる。それも、社内のリスクマネジメントに属する各委員が、常に第三者機関的に動く人格者が勢揃いしているならばまだしも、仮に、パワハラやセクハラを楽しんでいる悪代官を擁護するとなれば、企業内浄化(自浄作用)など期待できるはずもなく、延々と常軌を逸する蛮行が繰り返され、被害者が増えるばかりとなる。

 防止策としては、正論、筋を通す中間管理職を中心とした精鋭部隊が社員総会にて「社内浄化委員会」を設置し、悪代官らの蛮行を抑止殲滅させるための防御システムを整備する必要がある。腐った蜜柑は、できるだけ早期に箱から放下さねば、全てが腐ってしまい、企業自体が朽ち果ててしまう。心ない蛮行軍団の為に、若い人たちの夢や将来を台無しにされては洒落にもならない。

 犯罪の温床をネグラとする悪代官らを殲滅するには、被害者側も多少リスクを背負うけれども、決して妥協することなく、感情論に捉われず、言葉の綾(個別面談)に洗脳されず、勇気を持って正義、正論を貫き通して頂きたい。スパルタ主義を謳歌していた昭和時代の考え方は、時代錯誤も甚だしい。今の時代、弱者救済が最重要課題。よって、パワハラを無意識に行う低民度の原始人とはオサラバしても、一向に構わないのである。


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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2021/7/18 12:00 am

豪傑役員の想い出・・・

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 筆者が青二才の頃を思い起こせば、新聞社平社員時代の話になる。当時、組織において出世したいと言う気持ちがないと言っては嘘になるが、毎晩、夜中まで自主残業にて、10年分ほどの関係資料や新聞記事、その他企画書を読破した事があった。

 自主残業の理由は、目の上の課長や部長たちを、実力をもって粉砕したいと言う気持ちの表れであった。勿論、下克上を狙っているのではなく、組織において実力がなければ、キャリアのある先輩たちに仕事で負けてしまうのが、腹立たしいからである。

 28歳にして、自分の名刺に初めて「係長」と言う職位が付いた。或る役員の配慮だろうと思うけれども、正直、嬉しかった。しかし、それでも満足できず、先輩よりも同期よりも、気持ちは10年先を見据えて、日々意表を突くような企画を作りまくった。

 呑みに誘われ、午前0時頃に呑み屋を出て、タコ焼きやらお好み焼きやらを手土産に、新聞社(当時は鶴屋百貨店の向かいにあった)の通用門に立ち、当直の守衛さんに手を振り、手土産を渡し、自分のオフィスに入れてもらった。それから2時間ほど資料を読み、タクシーで自宅に帰った。

 今思えば、若き頃の筆者は、平凡なるサラリーマンではあるが、日々、仮想敵国と闘っていたのだろうと。勿論、当時もパワハラやセクハラは、大なり小なり存在していたに違いない。目立ち過ぎると、必ず叩かれる。企画書を人の5倍ほどのスピードで書き上げると、嫌がられる。

 実は、皆が鉛筆や万年筆の時代に、既に自己所有のパソコン(Macintosh)を持ち込み、キーボードを乱打して、1週間に10本ほどの企画書を作り出した。隣の部長席で部長印を貰う必要があるが、その部長は筆者の企画書をデスクの境界線に積むばかりで、無視して押印しない。

 堪忍袋の尾が切れて、トップ10で鬼のような役員のところへ足を運び、一部始終を話すことにした。その役員はすこぶる理解のある方で、「よし、分かった。今日から部長たちの印鑑は取らんでもいい。直接持って来い!」の一言で決まった。そして部長に内線電話を掛けて、大声で叱責してくれた。

 何とも有難いことだろうと、早速、自分のデスクに戻り、部長のデスクと筆者のデスクの境界線に積んである企画書を全部持ち上げ、そのまま役員室へ持ち込んだ。「こんなに滞っているのか!?あいつは根性悪いな。君と水と油なんだろうが、構わんでいいから気にせずやってくれ!」と。

 それから、役員は定期的に夜の街に誘ってくれるようになった。或る日、「おい、ちょっと私の部屋に来てくれないか!?」と。慌てて足を運び入れると、「来週の水曜日、休めるか?」と役員がニヤニヤしている。「実は、ゴルフに行きたいんだが、君と、あ、あと一人、君の後輩に連絡して、来週の水曜日に休んで、付き合ってくれ!」と。

 その水曜日がやってきた。阿蘇東急ゴルフクラブへ行き、1ラウンド終了。日の沈む頃に帰宅して一息ついていたところ、役員から自宅に電話があった。「あの、申し訳ないが、この前の店に行きたいんだよ。ちょっと気に入ったイギリス人の女性がいるから、通訳してくれ!」との誘い。シャワーを浴びて、街中へ繰り出す始末。

 「釣りバカ日誌」のようだが、役員へ忖度することもなく、懐柔策にて相手を取り込むような姑息なことなど一切なかった。よって、筆者が起業する時に、何度も「考え直してくれんか!」と心配してくれた。辞職理由は、筆者の部下を虐めていた部長との諍いである。辞める必要など全くなかったが、若気の至りにてケジメを付けてしまった。

 折角入社した新聞社であるので、勿体なかったけれども、それもまた人生だろうと。しかし、上述のような豪傑役員は、最近の会社では全く見掛けなくなった。カミソリのように仕事には厳しく筋を通すが、「奥ゆかしさ」があった。胸筋開き、隙を堂々と部下に見せて、対等にお付き合いをしてくれるのである。

 因みに、周囲の人たちは、その役員を恐れ、できるだけ接点を持たぬように動きていたようだが、今思い出せば、プッと吹き出すような光景が浮かび上がる。実は、その豪傑役員とのエピソードはマンガ本にしたいほど、記憶の箱に山ほどオモシロネタが詰まっている。


▼写真はイメージ
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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/11/3 12:00 am

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