ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

タグ » オオバン

菊池川の鴨にフォーカス!

500_4806


 雨の日は、今の時期は梅以外にパッとした花々がないので、取材といってもトーンダウンしてしまう。

 本日の午後から菊池川のミサゴ狙いで行ったものの、残念ながら空振りとなった。そこで川の上流300メートルほど先に鴨軍団を発見。徒歩で土手を登り、鴨軍団が浮かぶところへと・・・。しかし、野生の鴨たちは、既に我々に警戒しているのか、じわじわと対岸へと頭を向けて、遠ざかって行くのである。

 突然、一部の鴨数羽が川面を蹴って、飛び立った。それから連鎖して、三つほどの群に別れて飛び立った。それもカルガモばかりである。とっさに飛び去る鴨たちを追ってみたが、背景が良くないので、気合のない連写をして行った。

 カルガモがこのように警戒心が強いとは知らなかったが、一方、ヒドリガモは何事もなかったように、プカプカと浮かんでいる。静かに浮かんでいるのを撮っても面白みもないので、撮影をストップ。本日もまた、ミサゴとの再会は期待できないようだ。

 以前、自分の胴体とほぼ同じくらいのニゴイをぶら下げて飛んでいるミサゴを撮影したが、なかなか思い通りに出会えるものではなさそうだ。まあ、同じ場所に半日居れば、ミサゴの魚獲りのダイビングシーンを撮影できそうだが、そこまで暇ではないので、次回の偶然の出逢いを願い、帰途につくことにした。

 
500_4813


500_4845


500_4848


500_4852


500_4856



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

               

  • posted by Chikao Nishida at 2018/3/5 04:35 am

浮島周辺水辺公園の野鳥たち(3)

500_7727


 浮島の連載三回目として、本日いい感じの写真が撮れたので、初回に続き川鵜を主人公に書き綴ろうかと・・・。

 八景水谷公園(熊本市)では大鷺が王様だが、浮島周辺水辺公園(嘉島町)では川鵜が皇帝である。その他野鳥の数百羽に対し、僅か5羽の川鵜の存在がとても大きく見え、メインの止まり木を全て占領している姿が、浮島の景色となる。

 時には頭上をミサゴが通過するも、近場の川へ魚獲りへ出かけるのか、この浮島の湧水池に降り立つことはない。また、八景水谷の湧水地にいる多くの野鳥たちは、ハイタカやカラスなどから常に狙われている。しかし、浮島ではカラスの姿もなく、鴨や鳰たちは天敵からの脅威もなさそうで、呑気に暮らしている。

 今日は、浮島の皇帝的存在である川鵜を観察することにした。彼らは、大きな丸太の止まり木に居座り、時折、水面に浮かんだりして遊びまわっている。餌をどう喰べているのか肉眼で見たことがないので、次はそこを何とか捉えたいと考えている次第。

 川鵜の翼は思いの外大きく、分厚く、そして長い。形は、遠目で見ると、デビルのようであるけれども、他の野鳥たちを威嚇したり、大きな鳴き声を発するようなことはほとんどない。顔も仏頂面で、クチバシも鋭く怖そうだが、その挙動は面白く、道化師のように見えてしまう。それを証拠に、止まり木に立つ川鵜の足元を見ると、一目瞭然。水かきの付いた足で、不安定な立ち方をしている姿が、何とも言えない。


500_7730


500_7731


500_7690


500_7734


500_7674



◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                                 

  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/25 12:57 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp