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ヴィンテージの器と料理

▼1800年代後期に製造された8インチの皿
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 昨日は、ヴィンテージ皿(1800年代後期のイギリス製と、1900年代前期の日本製)がお目見えした。サイズは8インチなので、以前と比較すると、やや大きなサイズとなる。よって、熊本ホテルキャッスルのダイニングキッチン九曜杏へ足を運び、その皿を使って、贅沢にもフィレやサーロインを載せ、試食会を開催したのである。

 また、肉料理については同料理長へ全てお任せ。更に、幻の「天子の紅胡椒」を使用することで、普段のステーキとは全く異なる香りや味、素朴な盛り付けを楽しみながらの試食会となった。

 ゴスの青で施されたデザインと白の皿・・・赤い肉を載せると、今までにない、当時の貴族達の食事風景を思い起こしてしまう。筆者にとって、ゴスの青と白の器と言えば・・・どうしても刺身五種盛りや煮魚、鮨を載せるイメージを持っていたが、赤身の焼き立て肉も凄く似合っていた。

 ヴィンテージものは、陶器と磁器の丁度中間的な手触りであり、思ったより薄くて軽い。また、それをコピーしたと言われる日本製のものは、完璧な磁器なので可成り重くなっていた。

 迷走しながら、午後3時頃からの楽しい試食会であったが、色んな検証ができた訳で、まだまだ沢山の課題が残されている事に気付かされた次第。


▼1900年代前期に日本でコピーされ逆輸出していたヴィンテージ皿
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▼サーロインステーキ
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▼幻の「天子の紅胡椒」
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▼幻の「天子の紅胡椒」ロゴ(created by Chikao Nishida)
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▼スープの器
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  • posted by Chikao Nishida at 2014/6/22 10:35 am

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