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十数年が経ち、彼は今・・・

▼「鮨と和の食 清吉」の店主 岡本毅
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 「鮨と和の食 清吉(博多)」を訪ねた。カウンターには、十数年前から相変わらず研究熱心な岡本毅店主が立っていた。はにかみ屋でボソッと話をする方だが、いつも何かが頭の中をグルグル廻っている。今日も同様に、アイデアを練っては、指先が届くのか否かを繰り返しているようにも見えた。

 今回の訪問目的は、久しぶりの取材でもあるが、今後の情報発信及びお客を如何に満足させるかの話に集中した。現在の公式サイトに不足しているものは何なのか、顧客の満足度アップ、新規顧客開拓への秘策など・・・色んな切り口から、「鮨と和の食 清吉」の次への昇り階段を模索していった。

 話は前後するが、以下料理写真は、打ち合わせ前にカウンターで頂いた、清吉の握り鮨である。いつ行っても、基本がしっかりしているので、全くブレのない豪華な料理を提供してくれる。本日も、腹の底から唸るほど・・・特に空きっ腹の筆者だったので、一貫の握り鮨がコロコロと音を立てて胃袋に転がり込んでいく。

 筆舌に尽くしがたい、完成度の高い料理に、シャッターを押すタイミングが段々と早まり、握り鮨を頬張りながらの、行儀の悪い取材となってしまった。一貫出される度に、握り鮨がキラキラと光る。旬のネタが、シャリを優しく包み込んでいる。大きさは江戸前一口サイズの上品なもので、こちらの食のスピードに合わせて、握りが作られていくのである。

 この上ないランチタイムが終了する頃には、別室にてアカムツ、大トロの炙りなどの料理がテーブルに並べられていた。それから、別室へ移動して撮影を続けていった。窓ガラスから陽が射し込み、やや逆光気味で、料理撮影に最適な環境を作っていた。

 鮨の高級感を絶対に崩したくない。旬の食材をふんだんに使って、客満足度を際限なく引き上げたいという・・・これが、同店店主岡本毅の拘りでもある訳だ。グルメに厳しい女性群が、ランチタイムに大勢来ている。これでもかというほど、ランチタイムの盛り付けでも、絶対に手抜きがない。ランチとディナーとではネタが変わる妙な店を目にすることもあるが、同店はいつも真剣勝負・正攻法の最優良店でもある。

 福岡県内でも、人気鮨店の一つとして、ファンもすこぶる多い。昨日、撮影した写真をランダムに筆者のFacebookにアップすると、次から次へとファンや知人友人が「いいね!」を連発するのであった。

 何だか誇大広告のようにべた褒めに思われるかも知れないが、それは全くない。ただ、見たまま、感じたままを語っている次第。・・・取材、打ち合わせが終わり、タクシーを呼んでもらった。もう少し、居座って、より突っ込んだ話をしたかったけれども、次の会議を控えていたので、午後4時前には同店を出ることになった。

 以前の記事にも書き綴ったことでもあるが、筆者が乗ったタクシーが、彼の視界から消えるまで、岡本毅は最敬礼を同店玄関にて・・・。この姿は、十数年前と変わらず、礼節を重んじた素敵な仕事人である証。・・・昔を思い起こしながら、後ろ髪を引かれる思いで「鮨と和の食 清吉」を後にした。


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【鮨と和の食 清吉公式サイト】 http://www.sushi-seikichi.comLink

【鮨と和の食 清吉公式Facebookページ】 https://www.facebook.com/sushi.seikichiLink

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2015/5/15 02:43 am

泣く子も黙る、清吉。

▼鮨と和の食 清吉の店主 岡本毅さん
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 福岡市早良区原一丁目にある、人気寿司店の「鮨と和の食 清吉」。・・・「美味しい鮨屋さん知ってますか?」と聞かれたら、真っ先に口に出てしまうのが同店である。ただ、熊本で尋ねられ、何故、博多の鮨屋さんを紹介するのか、いつも首を傾げられるが・・・筆者が一番旨いと思っているので、仕方ない。

 その店主の名は岡本毅さん。和食、鮨の伝統をしっかりと受け継ぎながらも、独創的な料理を創り出す。所謂、若き天才肌の職人であり、日頃から礼節を弁えた、大変好感度の高い人物だ。

 彼と出逢ったのは、12年前だった。ホテル日航熊本が開業となり、JALブランドとして名高い和食処「弁慶」に足を運び、たまたま奥の鮨カウンター「」に行くと、そこには29歳の若さで料理長になったばかりの彼が、生真面目な顔をしてカウンターの真向かいに立っていた。180cmを超える長身である為に、他のスタッフがやけに小さく見えた事を思い出す。

 当時の彼は頗る寡黙だった。しかし、数年振りに会った彼は、一皮も二皮も剥けて、笑顔が絶えず、さらりと冗談を飛ばすほどに変わっていたの。独立するまでの厳しい修行の時代を過ごし、独立してからは日々戦争のような中で、大変な苦労して来たのだろうと・・・。毎日が真剣勝負であったからこそ、常に緊張し、口数も少なかったのかも知れない。

 最近の食事処では若手がなかなか育たないと言う。厳しい徒弟制度が残る和の世界には、希望者も年々激減する傾向にあるようだ。しかし、彼が選んだ道は、父の後を継ぎ、「鮨と和の食 清吉」の二代目としての険しい道だった。

 久し振りに暖簾をくぐりカウンター席へ座った。店内は以前と全く変わらず隅々まで掃除が行き届き、リニューアル当時よりも、遥かに趣のあるお洒落な店になっていた。ウィークデイのランチタイムだったが、圧倒的に女性客が犇めき合い、筆者が食している間に、次から次へとお客が入ってくるといった具合である。

 福岡の某テレビ局の番組コーナーで、「博多で人気の寿司店」が放映された事がある。彼が独立して間もない頃の話ではあるが、堂々三位となり、一瞬にして「清吉」の名は多くの寿司ファンに轟いて行った。勿論、実力は言わずもがな。一度、足を運べば、この店のレベルの高さと料理の旨さを知る事ができると言うもの。

 是非、九州に足をお運びの折は、泣く子も黙る「鮨と和の食 清吉」へ足をお運び頂ければと・・・。


▼カウンターで遊びながら撮影したもの
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【鮨と和の食 清吉公式サイト】 http://www.sushi-seikichi.comLink
【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/Link

           

  • posted by Chikao Nishida at 2014/8/30 03:20 am

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